キン肉マン第509話「術中にハマる彫師‼︎の巻」感想・下はちゃんと履いているのかよ!裸手袋ムキムキマッチョ!

キン肉マン

露わになったエンデマンの悩殺ボディの意味するものとは⁉︎

大丈夫、履いてるみたいです…よ?

どーも、たけGです。

⚫︎前回の振り返りと、いつもの注意事項

キン骨マン特製の義足でもって華麗な足技を連発するテリーマン。
巨体を誇るエンデマンとの体格差、パワー差もものともせず、逆に追い込んでいく。
足技からナックルパートの連撃へと繋ぎ、その勢いはエンデマンの大理石ボディを崩していく。

しかし、テリーマンが切り崩したはずのそのエンデマンの体は、筋骨隆々の姿へと変貌していた!

と、いうのが前回のお話でした!

キン肉マン第508話「ネオ・テキサスブロンコ‼の巻」感想・私、脱いでもすごいんです!

テリーマンがまさかのファイトスタイル、まさかの登場人物、そしてエンデマンがまさかの…どーも、たけGです。●前回の振り返りと、いつもの注意事項ザ・マン軍vs.五大刻による全世界同時開戦による全面対抗戦もいよいよ大詰め。残るテリーマンとエンデマ…

エンデマンの、これまでの角張ったボディは「キン肉マン」ではお馴染みのオーバーボディだったのか?
それとも…?

その辺の種明かしについても特にネタバレに配慮する事なく書いています。
なので今回もいつものように、未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

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単行本待ちの方もご注意を!

⚫︎本編感想

テリーマンの猛攻で砕けた大理石状のエンデマンの中から現れたのは、筋骨隆々の肉体美を誇るエンデマン!

お顔はそのまま、手袋というワンポイントも装着したままで、実に抜かりない。
何がって?
前回でも語ったと思いますが…

フルヌードよりも、ソックスだけ履いてる姿の方がそそられません?

「幕張」で奈良さんも言ってたじゃないですか!

あの伝説の、変態の中の変態に同調してどうするって話ですが

しかしフルヌードと言うか、裸靴下ならぬ裸手袋ならばエンデマン、あそこにアレがぶらぶらぶら下がっているはず。
ですが、そのようなエンデマンのエンデ君は見当たらないので…

履いてるのかな?
履いてないように見えるけど、安心していいのかな?
全身タイツみたいなもんかな?

そんなエンデマンの悩殺ボディに一瞬固まってしまったテリーでしたが、すぐに反撃開始。

そんなコケ脅しにのるミーじゃねぇぜ!

だったらそれも更に砕けばいいだけのことーっ!

いったー!テリーがいったー‼︎

とばかりに強烈な拳の一撃!
しかし、先ほどにはエンデマンの大理石ボディを粉々に砕いたテリーの拳が逆に砕かれる!

コイツさっきまでとは、硬度がまるで違う⁉︎

硬度調節機能を備えているというのかエンデマン。
否、それはエンデマンが先ほどまでのエンデマンとはまるで違っているということ!

テリーも驚愕するその理由について、エンデマン教授のマンツーマン個別授業が始まりました。
お顔がワンちゃん顔だから、ワンワン教授とでも呼びたくなりますな。

ルネサンス期の有名な芸術家にして彫刻家、ミケランジェロ。
彼は巨大な大理石の原石を前にして、語ったという。

どんな石の塊も、内部に彫像を秘めている
彫刻家はそれを見出し、余分な石を取り除いてやる
それが彫刻家の仕事だ


かのミケランジェロの言葉を説くエンデマン。
ミケランジェロの言葉とエンデマンの肉体を繋ぐ符号とは一体何か。

我の前においてはすべての超人が彫刻家となる

試合当初の我が肉体はあくまで仮の姿

その内部に秘められし彫像は彫る者の魂が余分な石を削ぎ落とすことによって、ようやく日のもとに解き放たれる

この新たに完成した美しき我が肉体の作者は貴様自身!

この姿は貴様が彫刻家となり、密かに思い憧れる、

最も美しい超人像を具現化した姿なのだー!


まさに自らの鍛え上げた肉体をステージ状で披露するボディビルダーのように、ポーズを決めるエンデマン。

ここで観客たるテリーマンは、

イカしてるよー!

とか、

キレてるよー!

とか、

両手でヤカンかかえてんのかよ!

とか、掛け声を挙げるべきなのですが、エンデマンの熱弁とナイスポーズに言葉を失っております。
ボディビル大会の楽しみ方を学んでおくべきでしたな。
ナッちゃんとか、誘えば好きそうな気もするのですけど。

そんな言葉を失うテリーへエンデマン、更にダメ押し。

マルマロミラーッ!

鏡のように変化したエンデマンの厚い胸板に映し出されるテリーマンの姿。

それはムキムキマッチョなテリーマンの姿だった。
この肉体ならば観客から一斉に、

肩に愛するナツコさん乗せてんのかよ!

と、掛け声をかけられてもおかしくはない筋骨隆々っぷりですが…

マルマロミラー、なんだかマリキータマンのロールシャッハドットに通じるものもありますね。

い、いい加減な話を…

その姿がオレの憧れだって?

的外れも甚だしい!

全面否定のテリーマン。
ジャンボ鶴田選手ばりのジャンピングニーパットをエンデマンに打ち込みましたが、当のエンデマンは揺るがず。

わかっておるくせに無理をしよる

我はこういう時にも、貴様がやりたいと思っている受けを代わりに実践してやっているのだぞ

相手の攻撃をガードもせず、かわしもせず、真正面から受け止める。
バッファローマンをはじめとしたパワーファイターたちが行ってきた受けの流儀にテリーも内心憧れていたというのでしょうか。
しかしそれを認めようとしないテリーはフライングボディアタックを敢行するも、エンデマンの強烈なビッグブーツによる激撃を受けダウン。
そのテリーの左足を取ったエンデマン。

掟破りのスピニング・トゥホールド!

テリーの左足がまるで伸びるゴム人形のように曲げられ、エンデマンの右足に巻き取られ、締め上げられる!

これは回転(スピニング)などしていない

ストロンゲスト・トゥホールドとでも言ってもらおうか!

自分の体を回転させることによって、本来持ち合わせているパワーに更に上乗せするスピニング・トゥホールド。
対してエンデマンのそれは腕力のみで締め上げる、まさにストロンゲスト・トゥホールド!

その強烈な締め上げによる激痛で、思わず声を挙げるテリーマン。
レフェリーがこの場にいれば、ギブアップととられかねないんじゃないかと思うほどにリングを両手で叩きつける!

貴様はこれまでこの左脚の負担を気遣うあまり、強靭な筋肉を作るためのトレーニングも存分にできなかった

エンデマンの挑発的な言葉によってテリーの脳裏をよぎる記憶。

片足になったことによって満足にマシントレーニングを行えず苦悩する、自分自身の姿。
その傍には左足の義足が。
この回想は、ジャスティスマン戦の前なのか後なのかも気になります。

やりたくて仕方のなかったトレーニングを放棄させたのは、この脚だーっ!

メキメキ締め上げるエンデマン。
ここまでの力で締め上げられても義足が外れないのは、さすがキン骨マン特製おニュー義足といったところでしょうか。

頭脳がキン骨マンでないことを祈ろう…

これこそが、お前のやりたかった理想のトゥホールドではないのか?

頭上から見下ろし、テリーを挑発するエンデマン。
そのエンデマンを怒り心頭、意地で持って右脚で蹴り上げ、テリーマンはストロンゲスト・トゥホールドから脱出した!

しかしエンデマンが言うところの、テリーが思い憧れていた姿を実現化したエンデマンの新たな姿。
言わば自分自身の上位コピーとも呼べるような存在。

これまでにないような強敵を前に、テリーマンはいかに立ち向かっていくのか?

⚫︎今回のまとめ

今回はキン肉マン第509話の感想でした。

エンデマン、いつものオーバーボディかと思いきや、まさかまさかの特性でしたね。
対戦相手の深層心理における理想の肉体を自らに彫らせるという、今までにないパターンの変身超人。
つまりは対戦相手によってその真の姿は変わってくるというわけですね。
その相手によって、どんな姿になるのかも気になってきます。

キン肉マンが相手なら、ロビンマスクが相手なら、ウォーズマンが相手なら…、色々と想像しちゃいますね。


カニベースなら…

やっぱり自由にジャンケンができる両腕を持った姿になるのでしょうか。
どのみちチョキしか出せない彼に、理想の両手を具現化したエンデマン相手に勝ち目は無くなりそうですが。

しかしこの戦いの行方も実の興味深くなってきました。

今回の、エンデマンが現出したテリーマンの理想の姿。
筋骨隆々なパワフルマッチョな肉体を持ったその姿。

それは、本当にテリーマンの深層心理の中で思い描いていた憧れの姿なのか。
それとも、エンデマンがテリーマンの精神を揺さぶるために作り上げた見せかけの姿なのか。

おそらくは本当にテリーマンが憧れ、焦がれている姿なのでしょう。
巨漢のパワーファイターたちを打ち倒してきたテリーマン。
それは、パワー差を覆す彼のファイティングスピリッツによる賜物であり、だからこそジャイアント・ハンターと呼ばれてきた。
しかし内心、これまで対戦してきたような巨漢パワーファイターたちのような姿に憧れていたのかもしれませんね。
エンデマンが指摘した左足の義足による弊害についても、ひょっとしたらまだ、キン骨マンに対してわだかまりが残っている部分もあるのかもしれません。
許して受け入れたように見える一方で、心の奥底には許せていない気持ちが僅かに残っているとか。
あの、苦悩する回想シーンでそんな事も思いました。

そんな本心を、テリーが認められるかどうかが勝敗の鍵を握っているような気がします。

テリーがそんな自分の憧れを認め、キン骨マンの事も心から許し、今の義足を受け入れてから乗り越えることが出来たのなら、自身の理想の肉体を具現化したエンデマンに勝てるのではないかと思います。

一方でテリーが最後までそれを認めようとせず、受け入れることが出来なかったら…
キン骨マンへのわだかまりが残ったまま解消出来なかったとしたら…
自身の理想の肉体を具現化したエンデマンに蹂躙され、敗れてしまう恐れもあります。

まあ、そんな事は予想外れで名を馳せてる僕の言ってることなんでてんで的外れだと思いますけどね。

マルマロミラーッ!

予想を当てまくる、スマートでシュッとした姿がオレの憧れだって?

妄言はほどほどにして…!

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

マルマロミラーに映し出された予想当てまくるな姿が理想の姿だと認めつつ、テリーは認めるのかも気になる次回へ続きます!

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