東京スカパラダイスオーケストラ「Action(VS.稲葉浩志)」を購入したお話。それは30年の時を超えたUNITEなのかもしれないり

B’z

いつか実現しないかと夢見てきた奇跡のコラボレーションは、実は30年前にもう実現していた?

どーも、たけGです。

⚫︎CDを買ってきました!

買ってきました!

「Action(VS.稲葉浩志)」!

東京スカパラダイス名義のシングルを購入するのはこれが初めてなのですが、理由はまあ、曲名とジャケ見てもらったらわかりますよね。
敬愛してやまない我らがB’zの稲葉浩志さんがボーカリストとして参加しているので購入しました。

稲葉さんがゲストとして他のアーティストさんとコラボしてシングルをリリースするのはTK from 凛として時雨さんに続いて2度目かな?

海外のアーティストさんを含めたら、ガンズ・アンド・ローゼスのスラッシュさんのソロ作品にボーカリストとして参加されてたので3度目になるか。
(INABA/SALASは自身のプロジェクト)

対して東京スカパラダイスオーケストラはこれまで様々なアーティストさんとコラボしてきた歴史があります。
ミスチルの櫻井さんや奥田民生さん、甲本ヒロトさん、宮本浩次さん他、名だたるアーティストさんたちとコラボいてこられてます。
直近ではYOASOBIの幾田りらさんとコラボされてましたね。
どれも名曲ばかりでしたが、個人的にはチバユウスケさんとコラボされた「カナリヤ鳴く空」が大好きで。

ジャジーなサウンドとチバさんの歌声がカッコ良すぎて、当時は何回も何回も聴いていたものです。
今聴いても全然カッコいいなあ…
チバさん…

そしてスカパラが様々なアーティストさんとコラボされる曲を聴くたびに思っていました。

いつか、B’zの稲葉さんともコラボしてほしいなあ

と。

それだけに、コラボが実現した今作のニュースを目にした時には、それはもう嬉しかったものです。
それも今回のコラボが実現したのは稲葉さんから逆オファーがあったからというではないですか!
稲葉さんもきっと、コラボしたかったんだろうなあ。

そのきっかけは今年の2月15日に開催されたap bank fes’にB’zが出演した際に、同日にスカパラも参加していて、控室で稲葉さんとスカパラの谷中敦さんが会話する機会があって、その時に稲葉さんが

「いつか一緒に演らせてください」

と言った事がきっかけだったそうです。
谷中さんはその言葉を受けてすぐに他のメンバーへ、

「稲葉さんがやってくれるって!」

と伝え、そこからトントン拍子に話が進んだんだとか。
下手したらその場限りの社交辞令で終わっていたかもしれないのに、あっという間に実現したんだから、お互いの本気度がそれぞれ伝わったんでしょうね。

興味深いのはこのコラボの実現のきっかけになったのがap bank fes’であったということ。

ap bank fes’は、ミスチルの桜井さんや小林武史さんが中心になって立ち上げたプロジェクトによる音楽フェスでB’zは今年が初参加だったのですが、今回参加のきっかけになったのはおそらく4年前にB’zとミスチルが初共演したLIVE、UNITEだったんじゃないかと思います。

4年前にミスチル、GLAYと共演し、今年にはイエモンやワンオク、マンウィズにマキシマムザホルモンと共演した、B’z主催のLIVEイベント、UNITE。
そのUNITEでミスチルと初共演したことをきっかけに、今度は桜井さんが主催に名を連ねるap bank fes’に参加、それをきっかけにして稲葉さんとスカパラの共演が実現。
B’zが提唱したUNITEが広がっていってるんだなあと感じさせる、今回のコラボだったんです。
(UNITEも、もともとは稲葉さんが自身のWebサイトでの対談に桜井さんに声をかけて実現したのがきっかけだったんだよなあ)

そんなUNITEが繋いだコラボレーションとも言える、今回の東京スカパラダイスオーケストラのシングル。

このジャケットからしていいですね!
スーパースター稲葉浩志を、マスメディアからスカパラの面々がガードしているような構図。
このジャケットこそAmazon恒例の予約特典、メガジャケが欲しかったところですが、今回のAmazonの予約特典はステッカーで残念。
CDの発売が、B’zのVermirionレーベルではないから特典も違ったのかな?

なので今回は初回特典を見比べてアクリルコースターが付いてくるTSUTAYAで購入しました。

このコースターもいいけど、できればメガジャケを部屋に飾りたかったですねえ。

⚫︎楽曲感想

さて、まずは表題曲

「Action(VS稲葉浩志)」

まさにスカパラワールド全開といった感じのホーンセクションでたたみかける圧巻のサウンド。
冒頭からまさにActionしてくる数多のホーンによるアップテンポでダンサブルなビートの波の中に浸食してくる稲葉さんのこれまた圧巻のハイトーンボーカル。
ホーン部隊のサウンドが攻め、稲葉さんのボーカルが押し返すような、まさに「VS」の名に相応しい一曲です。
せめぎ合うサウンドとボーカルがサビのクライマックスで融合し、稲葉浩志と東京スカパラダイスオーケストラという全く異質の存在が1つの世界を形成する。

ボキャブラリーが貧弱な僕には、圧巻という単語以外に思いつかない、奇跡のコラボレーション。

いやあ、カッコいい!
カッコ良すぎます!
ホント、ボキャブラリーが貧弱で申し訳ない。

ちなみに歌詞はスカパラの谷中さんが書いているのですが、出てくるフレーズや口語調な繋ぎ方が実に稲葉さんっぽく、稲葉さんの描く世界観をイメージして書いたのかなあなんて感じました。

C/W曲

「タイムカプセル」

なんでもコラボシングルで2曲収録するのは稲葉さんが初めてなんだそうです。
1曲で終わらないのは嬉しいとこですね。

こちらはジャズ調のメロディラインが渋いミディアムバラードで、B’zの曲と言われても違和感のない曲になってます。
こちらも歌詞は谷中さんが書かれているのですが、「Action」よりも更に稲葉さんっぽいイメージの詞になってます。

曲のラスト、

子どもだったらきっと思うだろう
神様同士は友達でしょ?
友達同士は助け合って
争いだって無くすんでしょ?

このフレーズはまさに稲葉節って感じで、稲葉さんが書いている詞ではないかと最初は錯覚しました。
谷中さん、しっかりと稲葉さんの言葉の紡ぎ方を研究しているんだろうなあ。
個人的にはタイトル曲「Action」よりもこっちの方が好みかな。

「タイムカプセル (VS. 稲葉浩志)」 @bz7117 #スカパラ #稲葉浩志 #スカパラAction

Enjoy the videos and music you love, upload original content, and share it all with friends, family, and the world on YouTube.

いやまあ、どっちもカッコよくて大好きなんですけど。

⚫︎今回のまとめ

今回は東京スカパラダイスオーケストラのシングル「Action(VS稲葉浩志)」について語りました。

稲葉さんがゲストボーカリストとしてスカパラの曲に参加することを夢見てきた僕としては今回実現したことだけでも夢のような話なんですけども。

実は稲葉さんとスカパラの共演って、これが初めてじゃないんですよね。

それはB’zが31年前の1994年に発表したシングル「Dont’LeaveMe」、そして2枚組アルバム、『The 7th Blues』


これらに東京スカパラダイスオーケストラのメンバーが、スカパラホーンズとして参加していて、今作「Action」の作詞をした谷中さん、作曲をしたGAMOさんもこの時参加してるんです。

参加している楽曲は、
「Don‘t Leave Me」と、その2nd beat「Mannequin Village」
アルバム「The7thBlues」収録の「MY SAD LOVE」「SLAVE TO THE NIGHT」の4曲。

この時はスカパラのメンバーがゲストミュージシャンとして参加している形ですが、34年の時を経て、今度はB’zの稲葉さんが参加したと思うと、すごい感慨深いものがあります。

今回のシングル2曲と、過去の共演作4曲を続けて聴いてみると時を超えたUNITEが聴こえてくるかもしれませんね。
プレイリスト、作ってみよう。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

気分次第で気ままに生きればいい

叫べ!



コメント

タイトルとURLをコピーしました