どーも、たけGです。
キン肉マン 第253話:「不公平な神‼︎」より。
ビッグボディが言うと説得力ありますね。
自分を選んだのが知性の神か、技巧の神、もしくは飛翔の神であったなら王位争奪編でもっと活躍の場を与えられたのではないかと思わないではないのかもしれません。
ま、残虐の神に選ばれなかっただけでもマシであったと思うんですけどね。
そして、ビッグボディが呟いた感慨深い一言。
「これが勝利というものか…」
これまたビッグボディが言えばホントに感慨深くなりますが、冷静に考えればマリポーサだって初勝利だったんだよなぁ。
キン肉マン ゼブラだ!
まぁ予想通りというか、この後、ゼブラ→スグル→フェニックスという順番で戦っていくのではないだろうかという予想です。
で、勝敗予想と言うと、前回も書きましたがほぼ勝ち確定組ではないかと想像しています。
ゼブラだってよくよく考えれば王位争奪編はスグル(&ロビン組)と一戦交えただけで、勝利の経験はないわけですが、フェニックスに為すすべなく敗れたビッグボディや、キン肉マンと戦うことなくロビンマスクに敗れたマリポーサと違って、キン肉マンと実際に戦い、かなり苦しめた強キャラでした。
正直、週刊少年ジャンプ連載当時、王位争奪編でキン肉マンというマンガの人気の低下により打ち切りが決まったと思われ、そのため後半のキン肉マン戦は駆け足で進み強キャラ感が薄れてしまい、小悪党感だけが滲み出てしまったスーパーフェニックスよりも強敵だった印象があります。
アリステラと当たったのならともかく、マリキータマンと当たった時点で、「あ、ゼブラ勝ち確定」って思いましたから。
例えば、全シリーズでロビンマスクやアシュラマンといった勝ち要素を持つ強キャラ達が敗れたのは、やっぱり相手が悪かったから。
ネメシスにジャスティスマンでしたからね。
これが、ロビンが当たったのがジャック・チーで、アシュラマンがカラスマンだったなら「あ、ロビン勝ち確定」「アシュラマン、勝ったな」って思っていたことでしょう。
前回のビッグボディや、前シリーズのジャンクマンが勝った時のように、まさかこのキャラが勝つなんて!という意外性はありましたが、この組み合わせでこのキャラが負けるなんて!という展開はなかったように思います。
なので、ゼブラがマリキータマンに負ける要素が見当たらないんですよねぇ。
試合序盤はパンチの打ち合い。
ゼブラは超人ボクシングヘビー級チャンピオンでしたね。
まずは正攻法の展開からはじまりましたが、ゼブラにはボクシングの名手としての他にもう一つの設定がありましたね。
それは正統派ファイトを行う天使の一面と、残虐ファイトを行う悪魔の2面性。
今回の戦いではパルテノンが不在なので、黒いゼブラが登場するかどうかは不明ですが、マリポーサがアロアナの杖なしにモクテスマ・ディフェンスを実現させたことで何かしらの新しいゆで理論を持って再現するかもしれませんね。
マリキータマンの方は強者こそが全てといった持論を冷静に唱えながら、同志達の事を侮辱するゼブラに対して熱い思いをぶつけるなど仲間思いの面も見せています。
もしもゼブラ敗北の流れがあるとすれば、ゼブラ残虐化からマリキータマンの方が友情パワー発動みたいな流れがあるのでしょうか。
友情パワーを出さずに残虐超人として戦い、マリキータマンに敗れたカレクックが、実は伏線になっているのとかね。
それでもゼブラの勝利は硬いんじゃ?と思いつつ、今後の流れから目が離せません!
それにしても、最後のコマは良かったですね。
思わずクスッとしてしまいました。
マリキータマンのパンチをゼブラがキックで返し、マリキータマンのパンチが自身の顔面にヒット!
このシーンがなぜクスッとしたかと言いますと、王位争奪編でゼブラがスグルにやられたことをそっくりそのままゼブラが行ったオマージュのようなシチュエーションになっているのですが、面白かったのは脇に乗った煽り文。
「次回は3ヶ月後…ではございません!」
王位争奪編連載当初を知っている方は皆、クスッとしてしまったのではないでしょうか。
次回の更新は3ヶ月後…ではなく、1週間休みを挟んで2週間後みたいですが、ゼブラかマリキータマンもロビンマスクのような居眠りを、やってくれないかな?
いや、やらないな。
コメント