キン肉マン 第256話:「黒ゼブラの実力‼︎」の巻より。
あれ?え?
もう真・マッスルインフェルノ出しちゃった?
マリキータマンにダメージは与えたみたいだけど、あっさり抜けられちゃった?
どーも、たけGです。
もしも、マッスルインフェルノにこの先がなく、これで完成形ならゼブラの勝利に黄信号が灯り始めた気もしますけども、ゼブラもまだ余裕こいてるし、この先がまだあるかなぁ…。
てなわけで、ゼブラvs.マリキータマン依然継続中でしたが、ゼブラさん、あっさりと黒ゼブラになられました。
前回の段階では、マリキータマンがゼブラの心の傷をえぐることで、ゼブラが黒に染まるのでは?と予想したのですが、ゼブラは過去のトラウマを「一生背負っていくべき業だ」として、既に克服していることを宣言するゼブラさん。
かっ、カッコいい!
そして、そのトラウマを克服し、黒のゼブラを封印しているのかと問われれば、封印しているのではなく白のゼブラがベストだと宣言。
マリキータマンがゼブラの深層心理を読み取っても、ゼブラの心は揺らぎません。
かっ、カッコいい!カッコいいよゼブラさん!
それでもゼブラの全力を見たいというマリキータマン。
陸奥九十九のように相手の全力を引き出そうという思いは何故なのでしょうね。
カレクック戦の時には友情パワーを引き出す狙いがあったと思うのですが、ゼブラに対してはどうなのでしょう。
ゼブラは正義超人ではないので友情パワーを持ち合わせているとは考えにくいのですが(マリキータマン自身、前回ゼブラに対し『金で仲間を集めた』と言い放ってますし)、単純に強いやつと戦うとワクワクするサイヤ人的思考の持ち主なのでしょうか。
そしてマリキータマンが打った次の手。
コキネリツイスターでゼブラを固め、体を密着させたあと、自身の体の黒の部分をゼブラの体へと移動させ、ゼブラの体を強制的に黒く染めていきます。
そうすることであっさりと黒のゼブラが登場!
って、
あれ?え?
黒のゼブラって、パルテノンが憎しみや恨みといった負のパワーが蓄積された光を浴びせることで、ゼブラの内面の残虐性を引き出し、それによってゼブラが黒く染まるんでしたよね?
表面を黒く塗るだけで、内面まで黒のゼブラになっちゃうんですか?
それでは極端に言えば、ペンキや靴墨で黒く塗っても、日焼けマシンで真っ黒になっても、黒のゼブラになってしまうんですか?
いやいや、それならばパルテノンいらなくないですか!?
はるかアクロポリスからゼブラ様のために来たとか言ってましたけど、モーターマンあたりに黒く塗ってもらえれば良かったんじゃないですか?
とか、勘ぐってしまいますが、ここはマリキータマンのロールシャッハに黒く塗る以外の何か内面的な理由が用意されているに違いないっ!
でないと、ホントにパルテノンの立場が…
さて、パルテノンの立場は置いておいて、黒のゼブラとなり、再びゼブラのターン!
…なのですが、ちょっと頭を傾げる出来事がまたもや!
フゥ〜〜ッ久しぶりの娑婆だぜ!
って…え?
さっきは白ゼブラの野郎がしくじりやがった!
このオレはそうはいかん‼︎
って…あれ?
天使と悪魔、2つの性格を持つ超人としてマンモスマンも確かに評価していたとは思うんですが、ここまでハッキリした別人格の2重人格者でしたっけ?
例えるなら、双子座のサガの善と悪や、雨宮一彦と西園伸二のような時と状況に応じて入れ替わる多重人格者(2つの人格は全くの別人でもある)のような感じになっちゃっているのですが、思い返しても旧シリーズでのゼブラの白と黒は、そこまでのハッキリと離れたものではなかったですよね。
存在意義が危うくなっているパルテノン先生が説明した通り、もともと強い残虐性の持ち主であり、普段はその残虐性を抑えるために正義のカラー、白でその性格を中和し、残虐性を制御しているんですよね。
フェニックスも、キン肉マン相手の思わぬ苦戦に、抑えていた残虐性を解放したみたいなことを言っていたじゃないですか。
例えるなら悪魔(ディアーボ)の素顔をあえて隠していたレオン・グラシエーロ的な2重人格者(2つの人格はあくまで1人)だったと思うんですよ。
ですが、今回の「白ゼブラの野郎」発言。
白のゼブラと黒のゼブラの2つの性格が全くの別人ともとれる発言です。
ま、ゆでたまご先生の描くキャラの変化ぶりに関しては今にはじまったことじゃないんで、ツッコミを入れたところでどうなるもんでもないですけどね。
悪魔将軍だって、旧シリーズの黄金のマスク編と、新シリーズの完璧始祖編ではほぼ別人になっちゃってますし。
なによりもこれからの展開的には白と黒は別人設定の方が盛り上がるような気がします。
真・マッスルインフェルノの後の展開も、目が離せません!
コメント