大人気の作品ゆえ、語るのがちょっと怖いなあ〜
どーも、たけGです。
前回のお題、「vsビオランテ」はゴジラシリーズ超個人的ベストワンの作品でした。
一般人気はかなり高いみたいですし。
ですが、ここでワーストに選出した理由というのは映画が面白い面白くないというわけではなく、ひとえにゴジラ映画への、そしてキングギドラと言う怪獣への愛ゆえに、不名誉なワーストワンに位置づけているのです。
ワーストワンになぜなってしまったのか、それは公開当時に見たあとのガッカリ感の大きさ。
今作の公開決定の一報を見た時は、それはもう大喜びでした。
記憶で覚えているのは、海面に映るキングギドラが飛ぶ姿のシルエット。
「ゴジラvs.ビオランテ」から2年。
それも大好きなキングギドラが最新の特撮技術をもって平成の世に復活。
そして、昭和の時代には見られなかったゴジラとのタイマン勝負らしい。
それも昭和のヒーロー然としたゴジラではなく、人類にとっての脅威である存在とのゴジラとの対決。
もう考えるだけでワクワクしてましたね。
僕の中での予想というか、妄想していたストーリーはこうでした。
ビオランテとの戦いのあと、坑核バクテリアの影響からか2年近く動きの見えなかったゴジラに活動の兆候が見られる。
時を同じくして人類はついに金星への有人飛行に成功。
金星に上陸した飛行士たちはその荒れた大地にかつて栄えたであろう文明の痕跡を見る。
地球のものと似た文字で書かれたモニュメントのような跡、神を形どったような人面石、三首の龍の壁画。
隊員たちは写真などデータを収集、NASAへ送信する。
が、突如として金星へ降り立った隊員たちとの更新が途絶え、上陸船からの電波も消失してしまった。
やがて地球へ来襲する三首の黄金龍。
為す術ない人類。
NASAが消息を断った飛行士から得られたデータから、かつて高い文明を誇った金星を滅ぼした宇宙超怪獣キングギドラの存在を読み解き、現在地球を襲っている怪獣がそれだと知る。
更にそこへゴジラが復活。
減少したエネルギーを補給すべく原発を目指して日本へ上陸する。
撃つ手を失った自衛隊隊員の一言。
ゴジラとキングギドラをなんとか誘導して戦わせ、共倒れを狙う。
共倒れにならずとも勝った方もまた弱まっているはずで、そこを全戦力を駆使して叩く作戦。
ゴジラ、キングギドラ、人類の三つ巴の戦いが幕を開ける。
ってな感じ。
あくまで僕が考えただけの妄想ストーリーですよ!
僕は他のシリーズ作でもそうですが、事前の情報をシャットアウトして臨みます。
まあ、今ではネットで望んでなくても情報が入ってくるものですが、この当時は雑誌等を見ないようにし、テレビで特集があればチャンネルを変えればいいだけだったので、情報のシャットアウトは難しくありませんでした。
なので事前情報を見たいのを我慢して、上に書いたような妄想を浮かべては期待に期待を重ねていました。
ま、僕の考えた幼稚な妄想がそのまま実現するだなんて思ってはいませんでしたが、宇宙超怪獣キングギドラが登場するという事については信じて疑ってなかったんですよ。
そして待ちに待った、公開初日。
期待に胸を膨らませて映画館へ行きました。
一発目にいきなり現れるUFO。
金星人だ!
ってマジ思いましたよ。
よしよし、掴みはオッケー。
期待は頂点になっての鑑賞スタート。
そして約2時間後…
感想として、面白いか面白くないかの2択であるならば、面白かったと言えるでしょう。
ですが、その時の僕は、非常に大きなガッカリ感に包まれていたんです。
僕が見たかったゴジラ映画の最新作、「ゴジラvs.キングギドラ」はこんな映画ではなかった。
まずは当時、映画館で見たときから稚拙に見えた特撮映像。
冒頭のUFO、もといタイムマシンMOTHERの登場シーンは良いとしても、キングギドラが福岡タワーを襲撃するシーンのあからさまな合成感はどうにかならなかったのかと思います。
そしてオモチャにしか見えない未来のペット、ドラット。
なんかもう映画館の大スクリーンで見てると、悲しいけど笑うしかありませんでした。
比べちゃいけないことはわかりますが、「グレムリン」のギズモは7年前ですよ?
CGのなかった時代に精巧に作られた人形を、繊細かつ精密に操作することで本当に生きているかのように動くギズモやストライプをはじめとするモグワイ、そしてグレムリンたち。
対してドラットたちの、オモチャ屋で普通に売られているようなビニール人形に毛の生えたようなオモチャたちが生命感なくふわふわ飛び回る姿を見て、これまたどうにかならなかったのかと思ったもんです。
「グレムリン」どころか、同じく7年前に公開された前々作の「ゴジラ」におけるショッキラスから全く進化していないというか、退化してるんじゃないかという有様。
ハリウッドの方は「グレムリン」から7年後の同年に「ターミネーター2」でT-1000へと劇的進化を遂げてますからね。
比べちゃいけないのはわかっていますが。
T-1000と言えば、アンドロイドM11の疾走シーンもまたひどかったですね。
バックで流れるBGMと相まっての絶妙のチープさ加減が爆発。
これも笑うしかなかった。
「vs.キングギドラ」と同じ年の夏に公開された「ターミネーター2」の方を先に見て、T-1000の見事に違和感のない疾走シーンを見ていた後ですからね。
無表情で駆けるT-1000に比べて、薄ら笑いを浮かべながらスベるように走るM11はもはやギャグにしか見えなくて。
両作の公開タイミングからして恐らくは「ターミネーター2」の影響を非常に受けて、取り入れられたシーンだとは思うのですが、マネするにしてももっとマシに作ってほしい。
あんなひどいレベルでしか撮影出来ないのなら、むしろ取り入れるべきではなかったと思うんです。
まだ「またまたあぶない刑事」で、ユージが犯人が運転して逃げる車を走って追いかける疾走シーンの方がもっと超人的でしたよ。
他にもMOTHER内部での戦闘シーンやら、メカキングギドラのコクピット内やらチープに感じるシーンが盛り沢山。
前作「ゴジラvs.ビオランテ」で、あれだけ見事で重厚な特撮映像を見せてくれたのに、あれから2年の時間と、おそらくは制作費もアップしていると思われるのにこんな結果になるとは…
ただ、これに関しては別に前作と比べて手抜きが目立つとか技術レベルが下がっているとかではないとかではないと思います。
シーンやミニチュアの一つ一つにチープさが見られた原因は、撮り方と見せ方の問題だと思うんですよ。
「vs.ビオランテ」は限られた状況、環境、視点でもって撮られており、それも夜の暗いシーンが多いから特撮シーンが非常に精巧かつリアリティ溢れる迫力で見せてくれてたんですね。
魅せ場所がゴジラの上陸、対抗する自衛隊、そこへ現れるビオランテと非常に限定されており、見せ方の統一感もあって実に見事な映像表現で圧倒されました。
今見ても上質の怪獣映画であり、古さは感じてもチープさを感じることはありません。
(おそらく同様の手法で撮影されたのが平成「ガメラ」シリーズ)
対して今作「vs.キングギドラ」はどちらかと言えばコアなファン向けであった前作から一転、より多くの人に見てもらうべくエンターテイメント路線へと舵を取り、怪獣映画の枠を超え、SF要素やタイムパラドックス理論などを多分に取り入れています。
結果、見せる状況や環境が大きく広がり、そのシーンも限定されたものではなく多岐に渡ってしまったんですね。
エンターテイメント路線なので、なんでもありの大風呂敷を広げたというところでしょうが、残念ながらやりたい事や見せたいものに技術(もしくは予算)が追いつかず、シーンによってはとてもチープになってしまったのでしょう。
それでも、見せ方はあったと思うのですよ。
無理に「ターミネーター2」のT-1000を意識したようなシーンを入れ込まなくてもね。
そういった特撮のチープさとともに笑いのタネにするしかないのが、あまりにひどいタイムパラドックス理論。
過去に戻る→ラゴス島のゴジラザウルスを別の場所に移動。
これで84年に日本へ上陸した2匹めのゴジラは消滅。
しかし変わりにドラット3匹がキングギドラへと変貌し、ゴジラの代わりに現れた歴史になる。
はずなのに、語られるのは94年時点でゴジラがパッと消え、キングギドラがポンッと現れる謎パラドクス。
2匹目のゴジラが現れていないことになった、それまでの歴史はどうなっていたのかは全く語られません。
それどころか、三枝未希が新たに登場したゴジラを見て、「前より大きい…」とか言い出す始末。
2匹めのゴジラが現れていない歴史の中で、あなたは前に何を見たというの!?
まあ、これについては未希はタイムマシンで過去へ行ってた組だから改変前の歴史の記憶があるのかもしれませんが、少なくともゴジラ対策チームは存在しなくなっているはずなのですが。
これでは、ただゴジラが現代においてA地点からB地点まで移動しただけ、という感じでタイムパラドックスっていったい何!?という感じですよ。
キングギドラだってラゴス島の核実験で生まれて以降、94年時点までおとなしく、じっとしていたのでしょうか?
あんな巨大な生物に長年誰も気づかなかった?
これが寺沢や未希が過去から戻ってきたら歴史が一変しており、ゴジラは現れていないが、キングギドラが度々現れ、日本が危機に瀕していることになっている。
国立超科学研究センターに設立されているのも対ゴジラチームではなく、対ギドラチームに代わっている、みたいな展開であれば良かったと思うのですが。
歴史は変わっても記憶までは変えられないなんて不思議理屈かもしれませんが、映画をよく見るとですね。
日本が経済的に世界を支配している未来から来たエミーが、20世紀にゴジラが出現した後でキングギドラ再生のために未来へと戻る。
日本はゴジラによって滅ぼされた未来へと歴史が変わっており、未来人の認識もそうなってしまっている。
という描写がしっかりと描かれてるわけなんですよ。
なぜ20世紀の現代の方ではその描写がない?
それとタイムパラドックスと言えば、ラストバトルでのメカキングギドラの登場。
タイムマシン使ってんだから、あんなギリギリに登場しなくても良かったのではないでしょうか?
時間を合わせて東京上陸前とか、それよりも最初にキングギドラを倒して、少し疲れているであろうゴジラの前にポンッと現れてトドメを刺すみたいなことも出来たはず。
あんなギリギリの時間にワープしたもんだから新堂会長も死んでしまうわ、新宿はめちゃくちゃになるわ。
なんだかんだ言っても未来人であるエミーが20世紀の日本や帝洋グループにダメージを与えておこうと考えたのでは?と思うしかないような展開になっちゃってますよ。
SF要素やタイムパラドックス理論を取り入れて大風呂敷を広げすぎたために、特撮技術が追いつかなくなってチープにしか見えない場面が多かったり、タイムパラドックスがめちゃくちゃだったりと色々破綻している今作ですが、その中でも1番の不満点や失望した点はそこではないんですよ実は。
個人的に1番失望したのは、なんと言ってもキングギドラにつきます。
改題ではない正式タイトルに遂に名を連ね、意外にも初めてのゴジラとのタイマン勝負。
平成という新時代におけるゴジラシリーズ最初の対戦相手という記念すべきポジション。
昭和時代にゴジラ最大の好敵手として名を馳せた宇宙超怪獣キングギドラのリボーンとして舞台は整っていたはずです。
ですが、今作で登場したのは自我をもって金星を滅ぼした怪獣などではなく、未来のペット用の動物が核実験の影響で巨大化しただけの、紛い物のような超ドラゴン怪獣なんですね。
ノベライズ版では未来人が金星で眠っていた宇宙超怪獣キングギドラを発見し、その遺伝子を採取してドラットを生み出したという描写があり今作におけるキングギドラが模倣品であるということを認めちゃってるんです。
そのキングギドラは未来人にコントロールされている間は大暴れし、ゴジラも最初は圧倒します。
ところがコントロールが解けた瞬間からゴジラに対して為す術がなくなり、首を一本飛ばされた挙げ句の昭和の頃を思い出すバイバイキン逃走。
哀れキングギドラは北の海にその身を墜としてしまいます。
ゴジラとの初のシングルマッチはボロ負けに近い完敗。
こんな弱っちいキングギドラを見たかったわけじゃない!
そしてラストバトル、時を超えてまさかのメカ化したキングギドラが再登場!
ゴジラへリターンマッチを挑みます。
完全に情報をシャットアウトして映画鑑賞に臨んだので、メカキングギドラの登場にはド肝を抜かれました。
映画の中で「23世紀の技術でサイボーグ化して…」みたいな話が上がっていた時にも、ちぎれた首や体の一部をサイボーグ化する程度で基本はギドラだろうと思っていたので、ほぼメカ化しての登場はビックリでしたねぇ。
でも素直に言ってこれはカッコいいと思いました。
そのデザイン、その造形、テーマ曲に合わせての攻撃、どれも興奮できる魅せ方でした。
登場シーンから間違いなく「三大怪獣 地球最大の決戦」のオマージュであろうことが伝わり、しびれましたよ。
サプライズとしては大成功でしょう。
でもね…結局はこのメカキングギドラも人間に操縦されちゃってんですよね…
「怪獣大戦争」以来、宇宙人に操られる怪獣になってしまったキングギドラ。
自我を持ち、金星の文明を滅ぼしたような宇宙超怪獣としてのキングギドラのリボーンを期待していたのに、結局は未来人に操られ、果ては操縦までされてしまったキングギドラ。
そんな操り人形のようなキングギドラを見たかったわけじゃない!
今作最大の失望感は、僕の中でのキングギドラへの期待感が見事に裏切られてしまったことが大きいです。
特撮技術にチープさが見られ、めちゃくちゃなタイムパラドクスに、モドキのようなキングギドラ…
以上のようなガッカリに次ぐガッカリが重なって、個人的にシリーズワーストワンになってしまったわけなんですね。
今回は「ゴジラvs.キングギドラ」への思いを綴ってみました。
散々、ダメだと思うところを挙げた今作「ゴジラvs.キングギドラ」ですが。
上に挙げた特撮のチープさや、めちゃくちゃなタイムパラドックスに、キングギドラへの愛の無さ…
このへんを全部飲み込んで、抑えて(見ないようにして)鑑賞するとですね。
困ったことに(いや別に困りませんが)、非常に面白い作品なんですよ。
問題点に全てに目をつぶって見れば、おそらくはシリーズトップクラスの面白さではないかと。
シーン1つ1つを切り取っていけば見応えのあるシーンも多くて。
ラゴス島でのゴジラザウルス関連のシーンに、ゴジラvsキングギドラの1stラウンドなど見応え抜群。
新宿都庁前でのゴジラとメカキングギドラのバトルは、ゴジラ史屈指のバトルであると思います。
個人的なお気に入りはキングギドラとF15の空中戦のシーン。
シーンにピッタリのBGMの中で、F15の実機映像を交えながらのシーンは迫力満点。
今作においてキングギドラが1番輝いているシーンだと言えます。
F15が実機映像からミニチュア映像に切り替わった途端、ちょっとチープになってしまうのが残念ですが。
そのように頭空っぽにして何も気にせずに見れば、単純におもしろい映画なのに、いろんなボタンのかけ違いで非常にガッカリしてしまった作品なのです。
ワーストワンになっているのも、それだけこの作品に愛もあるから。
勝手に妄想を膨らませて、勝手に期待していて、そこから失望のどん底に落とされたっていうのもありますが、その後ビデオやテレビで何回も見てきているのは、失望してもこの作品に愛があるからなんです。
「ゴジラ対メガロ」や「vs.スペースゴジラ」あたりは何回も見ようだなんて思いませんしね。
ひとえに愛の大きさの違いなんです。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
愛ゆえに、「ゴジラvs.キングギドラ」をワーストワンに選ばねばならぬ!
そういう理由です。
コメント
こんばんは。
粗雑なタイムパラドックスによる展開で多くの人に突っ込みを入れられている「ゴジラVSキングギドラ」ですが、私も色々考えているうちに1つの仮説を立ててみました。
『ベーリング海へ飛ばされたのは、実はゴジラザウルスでは無く現代のゴジラだった』
時代を改変する為にタイムマシンで戦時中に飛んだ際、エミー女史はゴジラザウルスが後のゴジラである事を確かめる為に同行の3人と共にタイムマシンから降りますが、その間にM11がタイムマシンで現代に戻り、抗核バクテリアで動けなくなったゴジラをベーリング海へワープする。その後、水爆実験の行われた時代へ行き、放射能で変異して生まれたキングギドラを粒子化するなりして回収し、現代へ解き放つ。現代人にはタイムパラドックスによってゴジラが消え、キングギドラが現れたように見える。
それから再び戦時中に戻り、エミーさんと3人に傷ついたゴジラザウルスをベーリング海へワープしたかのような映像を見せた後、3匹のドラットを置いて現代に戻る(当然、ゴジラザウルスはラゴス島に残されたまま、後にゴジラになる)。
すべては未来人の仕組んだ偽パラドックスなので、現代のゴジラやビオランテの事は現代人の記憶の中に残ったまま。ゴジラの破壊行為や白神博士、英理加さん、権藤一佐の死の事実も・・・・・・。
(続く)
(続き)
何故、このような事をしたか。それは、やはりタカ派未来人2人組がエミーさんの反逆を想定しての事でしょう。彼女がタカ派の野望に気づいてキングギドラのコントロール装置を破壊したとしても、新生ゴジラが日本を壊滅させてくれる。
ベーリング海にいるのがただの恐竜だと思って、キングギドラと対抗させるべく再びゴジラにしようとする人間が、現代の核の力の追い打ちを掛けて更なるパワーアップをさせてくれるのを予想しての事ではないでしょうか(タカ派未来人達は、あれがただの恐竜でも核廃棄物の影響でゴジラになっていた可能性も否定してませんが)。
それでも、キングギドラをゴジラに差し向けたのは23世紀の科学力の誇りに掛けての事でしょう。生き残った方が日本を壊滅させる・・・・・・。
これはあくまでも仮説なんですが、果たして真相は・・・・・・!?
ps. たけGさんのキングギドラストーリーも映画化されたら面白いと思います。
http://plaza.rakuten.co.jp/achachan
>>A-chanさん
こんばんは。
なかなか面白い仮説ですね。
うん、これが真相ならその後の「vs.スペースゴジラ」で顕著になるタイムパラドックスの矛盾も解消されそうです。
粗が多すぎのツッコミどころ満載な内容であるが故に、逆にいろんな考察も楽しめる作品ではありますよね。
僕が当時に考えてみたのは、マンガの「ドラゴンボール」ではタイムマシンを使って歴史の改変をすれば、いくつもの未来が派生して並行世界が生まれるが、元の歴史の流れはどうしても変わらないという設定を今作に当てはめればしっくりくるのかなぁとも考えたりもしました。
でも、やっぱりその辺の設定をちゃんと作中で語らない限り、それはもうツッコむしかない設定の粗にしかならないんですよね。
主要のお客様である子供たちには裏に隠された設定まで読みとれ!と言うのも無茶な話ですから。
まぁシリーズで続く作品となると以前の設定と比べて疑問符がつくようなことになるのはシリーズものの宿命でもありますしね。
昭和ゴジラシリーズだって、大阪城でアンギラスと激闘をしたゴジラが、その後尻尾丸めて空を飛ぶようになるなんて最初に見たときは誰も思わなかったでしょうから(笑)
ただ、タイムパラドックス以外にも、「キングギドラが脅威だ!ゴジラを復活させよう!」から「ゴジラが脅威だ!キングギドラを未来で再生させよう!」なんてことを平気で言ってしまう人間の身勝手さがあまりにも無茶苦茶すぎて、やっぱりシリーズ随一のツッコミどころ満載な映画には変わりがないかもですね。
ちなみに、vsビオランテは20億、vsキングギドラは15億。
制作費は下がってます。
>ドラちゃんさん
そうなのですね!
当時やたらと製作費15億円をアピールしていたように覚えているので、てっきり前作より上がっているのかと思いきや下がっていたとは…
情報、ありがとうございます!
ターミネーターはT-1000です
>
ああっ、本当ですね!💦
訂正しておきます!
ご指摘、ありがとうございます!m(_ _)m