今夏掲載!の予告通りに「男坂 本陣死闘編」がスタートしました。
オデュッセウスと一輝が彷徨いすぎて、行き先がわかんなくなってるんじゃないですか先生!
さて、そんな「星矢」をよそに「男坂」
今回の「本陣死闘編」は、前回の「武島本陣編」から直結しているからなのか、プロローグもないし、お約束の迷子のキボウくんの登場もなし。
前回の「武島本陣編」最終話のタイトルが「姉小路の巻」で、今回の「本陣死闘編」のタイトルが「鬼麿の巻」
名前が出来上がっているのは狙いか、偶然か…
まずはおさらいのように武島軍団本陣図の紹介(?)から。
前章の「武島本陣編」でも公開された図ですが、この図を見て前章での戦いを思い出してね、といったところでしょうか。
改めて、かなり広い本陣の図ですが、冥界のようにそのほとんどが物語で描かれることなく終了!なんてことないですよね。?
ただ、前章から引き続きの闘吉vs.鬼麿の戦いの舞台は図で表示された本陣内ではなく、外側の京都の街中だったかと。
最初の本陣図、必要だったかな?
ともあれ、前回の幕で鬼麿の面を割って素顔を見せることに成功した闘吉は、更に攻勢に転じて鬼麿の頭上へジャンプ!
しかし鬼麿隊長、闘吉の更に頭上に飛び上がり、お前などただ飛び跳ねるだけのバッタに過ぎんとばかりに上空を制します。
手に持つ鉄扇で闘吉を打ち続ける鬼麿隊長。
彼の言うには鞍馬山の天狗に師事したとのことで、日本の歴史上、源義経に続いて2人目だそうです。
神代隊長の沖田総司に続いて、源義経ときましたか。
てっきり武島軍団は新撰組絡みで来るのかとばかり思ってましたが、違いましたね。
となると、水無月隊長は那須与一あたりの系譜なのでしょうか。
しかし鬼麿隊長の姿や戦い方、言動などを見ていると、義経というよりもあのお方のイメージの方がしっくりと来ます。
そう、マロでおじゃるよ〜。
もしくは義経絡みで行けば彼。
牛のように強く!馬のように早く!鹿のように軽やかにっ!
な、彼だモン!
あれ?なんだかんだ鬼麿隊長ってば、ネタキャラ要素たんまりじゃないですか。
一方、仁義軍団の軍師的ポジション、梓鸞丸は九十九里から急ぎ京都へ向かいます。
ともあれ、亀や自前のボートなどでの移動でなくて良かった。
せめて1人は常識人がいないとね。
そんな貴重な常識人の鸞丸が危惧する稀代の天才軍師、大徳寺崇伝。
水無月はウルフ、神代はジュリー、そして今、鬼麿が闘吉とやり合っているので、この大徳寺崇伝なるお方は、鸞丸とやりあうものと思われますが、他の3人とは違い、軍師同士ということもあるので、肉弾戦ではなく頭脳バトルになるんじゃないかなと思います。
鸞丸の策の全てを上回り、窮地にたったところをキボウくんが参戦して窮地を脱する、という展開になるのでしょうか。
一方、エンマ大王から無断でもってきたものかどうかは知りませんが、鉄扇で打ちのめされ、意識を失っていたはずの闘吉が立ち上がり、病に伏して動けない仁義に覆い被さり、身を呈して大将を護ります。
怒りを露わにし、更に闘吉を打ち据えるマロさま。
どけ!ええい、どけどけ!
もはや面倒!みなで突き殺すでおじゃる‼︎
命じるマロさまもマロさまですが、それを実行しようとする部下たちも大概。
ホント、この世界の中学生たちは恐ろしかぁ。
絶体絶命の仁義たちの助けに入ったのが、武島妹の雅ちゃん直属の桔梗さん。
主人不在の間に客人に手を出したとあっては、将さまが恥をかいてしまいまっせー。
っていうか怒られまっせー。
あれ?やっぱりマロさまは小物でおじゃるか?
と、ここで初めて水無月と神代の敗北を知るマロさま。
やはりこのままでは済まさぬと、まずは闘吉のトドメを刺そうとしたところ、部下より一報が入ってその手を止めます。
このマロさまの様子を見るだけで、武島軍団四将の力関係が見えてきますね。
水無月と神代はほぼ同格。
マロさまは2人に対して偉そうにしていたので、格は少し上。
(2人に比べると小物臭が漂ってきていますが)
崇伝>マロさま≧神代=水無月といった関係性と思われます。
次回、いよいよ崇伝軍師のお顔がご披露になるのでしょうか。
ひょっとしたら雅ちゃんのもとに再び招かれた仁義と最初にご対面するのかもしれませんね。
水無月と神代が敗れ、マロさまがちょっと小物っぽくなってきているので、ここは崇伝軍師がかなりの大物であることを願うばかりです。
その前に闘吉がこのままで終わってしまうかどうか。
ここで再び立ち上がり、ウルフやジュリーのようにマロさまをやっちゃうかもしれません。
まぁそんな形で武島軍団総崩れになってしまうと、先の展開がなんだか萎えてしまうので、この場はいったんマロさまが引いて、次の機会に闘吉がリベンジ!みたいな展開だといいんですけどね。
なんだ、「星矢」じやなくて「男坂」かだなんて思いながらも、始まってしまえば、やっぱり次の展開が気になる「男坂」
マロさまが小物臭を払拭してくれるような活躍にも期待したい次回につづきます!
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