キン肉マン 第318話・まさかの復活!でも一番肝心なアイツがいないのには、きっと理由があるはずだ!

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まさかの漢たちの参戦に胸熱くなりましたが、あと1人、アイツが、裸足のアイツが足りないぞ!

どーも、たけGです。

ビッグボディを見下ろすランペイジマンが高らかに笑う。

ランペイジマンの笑い声はテトテトテト

カラカラカラに匹敵する破壊力ですが、カラカラ笑いほど浸透していきますでしょうか。

さて、ビッグボディと相対する超神の1番手がテトテト笑いのランペイジマン。

兵馬俑についてよくわかっていないビッグボディへ親切丁寧に説明してくれます。
戒律の神サマ、人間の歴史をとてもよくご存じで。
戒律の神改めランペイジマン、そのまま頭上よりビッグボディめがけて襲いかかる!
ギヤマスターさんのキズがズキっと痛むビッグボディ。
一瞬よろめくも、すぐにふんばり、
「これしきの傷…やるしかない‼︎」
痛みを抑えて神を迎え撃つ!
カッコいい!
カッコよすぎるぜ、キン肉マン・ビッグボディ!
しかしただでさえ強そうな超神ランペイジマン相手に、ハンデありの戦いは不利なのが明らか。
しこし、このタイミングで両者の間に割って入る影が3つ。

3体の兵馬俑にヒビが入ってそのまま割れて、何者かが飛び出したるは、

キャノンボーラー!
ペンチマン!
ゴーレムマン!

まさに割って入るという言い方がピッタリではありますが、えっと…


…レオパルドンは?

愛すべき裸足の勇者、レオパルドン先生がおられませんが果たして。

戦車だけに飛んで来れないのかな?
いや、超人は基本的に急がなければいけない場面に限って飛ばないのが常ですが。

いやまあそれよりレオパルドン以前に。


っていうか君ら、いつ、この場に駆けつけて、どれぐらい兵馬俑の中に潜んでいたの?

ビッグボディが、「ま、まさかお前たち!(生きていたのか⁉︎)」と、驚いてるところから、彼が潜ませていたわけではなさそうですし。

想像してみよう!



テレビでビッグボディがギヤマスターと戦っているところを見る。

オレたちも駆けつけなくては!

中国の紫禁城に向かう3人!(と、もう1人?)

向かっている途中で、始皇帝稜に向かって降りようとする怪しい影を発見!

アイツらが隊長の真の敵に違いない!先に入って待ち構えよう!

…でも、ここにいることがアイツらにバレたらまずい!

兵馬俑の中に隠れて、アイツらの企みを聞いてやろうぜ!

あっ!隊長が考えなしに入ってきちゃった!相変わらず脳筋なんだかr

ああっ!隊長がピンチだっ!ここは我々が通しはしないーっ!

ってなところでしょうか。



3人がかりで超神ランペイジマンを羽交い締め。

ランペイジマンから「何奴⁉︎」と問われたキャノンボーラー。
「オレたちはあの方に身を捧げる兵隊だーっ!」

身を捧げる兵隊だと、自分で言わせるとはビッグボディ隊長、なかなか信頼されてますなぁ。

運命の王子たちの中での人徳に次いではソルジャーチームに匹敵するものがあるのではないでしょうか。

しかし、ソルジャーチームと比して人徳は同等でも実力的にはどうでしょう。

「うろたえるな小僧どもーっ‼︎」と言わんばかりに3人まとめてふりほどかれ、蹴散らされてしまいました。

しかし副将、キャノンボーラーはうろたえず、次の一手をランペイジマンの喉元に撃ち込みます。

ブラッシュアップされたデザインとなりカッコ良く描かれたキャノンボーラー。

キャノンボーラーと言えばマンモスマンと引き分けた強者!

あの怪物、マンモスマンを相打ちでKOした必殺のラリアットを見舞います。

まともに決まったラリアット!

マンモスマンをもKOした必殺技!
さしものランペイジマンもただですむはずが…


あ、そう言えば、あれはマンモスマンの芝居だった!

キャノボーラー、あえなくラリアットの腕をとられてしまい、一本投げで叩きつけられました。

背中から地面に落とされて「ガハッ…」からの、ガク…。



…アレ?これだけで死んでないよね?

王位争奪編でも死んだ描写はなかったですが、生きてますよね?


「貴様、よくもーーーー!」

盟友のやられ様を目の当たりにし、本来の先鋒、ペンチマンが飛び出します。

必殺のペンチクローでランペイジマンの顔面を締め上げるペンチマン!
まぁ、前から思ってはいたのですがペンチマン、ご飯はどうやって食べるのでしょうか?
両手を合わせたペンチでもって茶碗を持つ?
茶碗を持てるかどうかはわかりませんが、ペンチクローはマンモスマン戦と同様に、あっさりと外されてしまいました。

読者からしたら当然、しかしペンチマン的にはまさかのペンチ外し。

その焦りを見透かすようにランペイジマンがペンチマンに問いかけます。


「テト どうした?」

なんて言ってると、肩の上に乗ってそうなキツネリスのことを気にかけているようにも聞こえちゃいますな。

ホラ、怖くない…


いや、怖いよー!

おじさま、私この子、いりません!

楽々とペンチマンの鋼鉄の腕を捻じ曲げるランペイジマンの胸にバッテンマークが浮かび上がる!
パニッシュメント・エングレイバーッ‼︎
胸のバッテンマークから、長く伸びたバッテンが飛び出し、ペンチマンの胸を貫きました

マンモスマン戦ではノーズフェンシングやビッグタスクで体を貫かれることを免れたのに、ランペイジマンから貫通技を喰らっちゃいました。

その傷痕の大きさは、マンモスマンのノーズフェンシングの比ではない。

これは流石にペンチマン、2度目の死かな。

マンモスマンとの試合ではこの後、次鋒のレオパルドンが「グオゴゴゴー!」からの「ギャアーーーッ!」と、伝説の1ページ決着を魅せてくれたわけですが、彼がなぜか不在なので、そのまま中堅ゴーレムマンが登場!

ゴーレムスピアーと名付けたタックルでランペイジマンを崩しにかかるも、ランペイジマンは簡単にタックルを凌ぎ返す刀でドロップキック。

しかしゴーレムマン、ランペイジマンの両足をキャッチ!

やるじゃないかゴーレムマン。
そのまま切り返すスキを与えず、ゴーレム・ジャイアントスウィング!
そのパワーでもって、ランペイジマンをぶん回します。

ジャイアントスウィングの擬音はやっぱりミスミスミス

しかしさすがはゴーレムマン!

マンモスマンをして、「さすが、今までの奴とは一味違うぜ」と言わしめた猛攻を見せてくれた漢!

強いぞゴーレムマン!

ビッグボディ隊長の応援にも力が入ります。

「いいぞゴーレム!」

ペンチマン、レオパルドンと瞬殺してきたマンモスマンに瞬殺を許さず、長期戦を味合わせたその実力を発揮!

ランペイジマンが音をあげるのも、時間の問題か。


あ、そう言えばあれも、ただマンモスマンが時間稼ぎのために、ワザと時間をかけていただけだった!

ランペイジマン、ジャイアントスィングを決められた体勢のまま、両足でゴーレムマンを挟み込み、その体を粉砕!
砕かれていくゴーレムマンの肉体。
先ほどまで「投げ飛ばしてしまえ!」とエールを送っていたビッグボディも思わず「逃げろーっ!」と声をあげます。

まさに投げろから逃げろへの、“な”行活用状態。

「投げろ逃げろと、にぎやかなことよ〜っ」

ランペイジマンの方は、まさに正論。

ビッグボディは最初の段階で、3人に逃げるように指示するべきだった。

ランペイジマンはゴーレムマンの両手両足を空中でガッチリ固めていきます。

「愚者よ!超神を破れるなどと、夢々思うなかれーっ‼︎」
ランペイジマン、ゴーレムマンを固めたまま、一気に地上へ降下!
ここでランペイジマン必殺の、カシードラル・ボンバーが炸裂!

哀れゴーレムマン、マンモスマン戦の時のように首チョンパにこそなりませんでしたが、その体は粉々になってKO!

ビッグボディチーム、新章において再登場するも結局は1話のみで3者KOという結末に。

7人の悪魔超人や、正義超人2軍が捲土重来の活躍を見せた中で、ビッグボディチームは旧章と同じく、瞬殺かませ犬役のまま終わっちゃいました!

いや、まだだ!まだ終わらんよ!

あの漢が残っている限りは!

しかし、今回ビッグボディチームが再登場したことで、他のチームの超人たちの復活の可能性も出てきました。

やはり注目はフェニックスチームの面々が参戦するかどうかです。

マンモスマンは対超神戦において大きな戦力になりそう。

「Ⅱ世」ではいろいろとやらかしてくれて、相当に株を落としましたからね。

あの汚名を晴らす活躍ぶりを期待したいところです。

プリズマンはカピラリア絡みでちょっと扱いづらそうかな…

サタンクロスことサムソンティーチャーはアシュラマンとの師弟タッグなんか期待できそうです。

ジ・オメガマンことディクシアさんも実は生きていて、アリステラとの兄弟タッグもあるかな…

ただ、一方で、マンモスマンとディクシアの2人は死亡というより歴史から消えちゃってますからね。

王位争奪編のラストでは、キン肉マンのフェイスフラッシュで復活した描写もなかったし、この辺はどうなるかなぁ。

マリポーサチームとゼブラチームの面々はどうだろう。

ビッグボディチームと比べて、ワクワク感が薄いかな。

ゼブラチームなんて、お金で雇われた連中だったから、ビッグボディのように信頼さえされてないかもしれませんね。

ともあれ、ビッグボディチームの復活(と、あっという間の退場)で、いろんな可能性も見えてきた新シリーズ。

何よりも、ランペイジマンに圧倒されて敗退する役割をチームメイトたちが担ったもんだから、ビッグボディ隊長が勝利する可能性も、ちょっとは出てきたのではないでしょうか。

もともとキン肉マン他、アイドル超人と戦った経験のないビッグボディ。
故にこれまでは、友情パワーの発現は難しそうでしたが、チームメイトの意思や無念を引き継いで戦ううち、仲間を想う気持ちから友情パワーが発現したりするのではないでしょうか。
そうすれば、彼にも勝ち目が見えてきたようにも想うのです。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけですけどね。

とりあえずは今週に登場のなかったレオパルドンが遅れて登場し、大活躍を魅せてくれることに期待したい、次回に続きます!

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コメント

  1. Rei より:

    はじめまして、こんにちは。
    子供の頃、好きだったキン肉マン。女子で見てるのは少数派でしたが弟と漫画を集めアニメを観たものでした。そして今小学生息子がハマり中(昔のアニメ版を観てですが)。そうすると私も続編が読みたくなり、復活以降のコミックスを集め、読み進め(最近は在宅ワーク中心で時間が確保しやすいので…)なんとか先日からの新シリーズに追い付きました。
    最近のは、ほんと面白いですね!始祖編では懐かしの悪魔たちの活躍が良かった。アトランティスなんて、子供の頃はロビン戦がショッキングで恐怖の対象だったのに、再登場ではかっこ良かったですね。あれ以降も鍛練を欠かさなかったなんて真面目で熱い超人だったのねーなんて驚きつつラストは涙涙のタワーブリッジでした。。
    新シリーズもしょっぱなからビッグボディ(+仲間たち)なんて、わくわくしますね!そして皆の大好きレオパルドン氏の行方がやはり気になりますね(大砲のメンテでもしてるのかな、、)
    またこちらでの考察・感想、読ませて頂きます!

  2. たけG より:

    >Raiさん
    はじめまして、こんにちは!
    コメント、ありがとうございます。
    僕も子供の頃は弟とよくキン肉マンを見てました。
    あの頃の続きをこんなにも熱く読めること、あの頃の自分たちと同じくらいの子供たちがキン肉マンというマンガを楽しめていること。
    つくづく、このキン肉マンという作品はすごいなぁと感動しちゃいますね。
    始祖編で最初に7人の悪魔超人が出てきた時は震えましたね!確かにアトランティスはカッコ良かった!
    ステカセキングも魔雲天も、以前と違ってカッコよく、最後は泣かせてくれるのが熱かったですねぇ。
    その分、ミスターカーメンだけがちょっと悲しかった…
    レオパルドン、出てきましたね!
    ちょっと的外れな考察と、ズレた感想ばっかり書いているようなブログですが、読んでくださったら嬉しいです。
    改めて、ありがとうございます!

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