Switch「ポッ拳POKKEN  TOURNAMENT DX」今まで色眼鏡で見ていてスイマセン。

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見た目だけで判断してしまって、特に仲良くなろうとか、アプローチしてみようとかも思わず、話す機会も無かった女の子。
ある時、帰りのバスのダイヤ改正で同じバスに乗って帰ることになった彼女とたまたま隣同士に。
彼女がバス停で降りるまでの限られた数分間。
初めて話をしてみると、想像していたのと違って、とても良い子で会話も楽しくって…
好きになってしまいそう…
そんなゲームのお話。

どーも、たけGです。

もう1ヶ月ほど前だったでしょうか。

Switchのいっせいトライアルで「ポッ拳 POKKEN  TOURNAMENT DX」(以下、「ポッ拳DX」)なるゲームを遊ぶ事ができました。

ちなみに、いっせいトライアルとは、Nintendo Switch Online加入者が参加できる期間限定イベントで、一週間前後の期間中にゲームソフト1本分まるまる無料で遊べてしまうものです。

時間がある人なら1週間もあればクリアぐらい出来てしまうかもしれないというお得すぎるイベント。

その、いっせいトライアルで遊べたのが「ポッ拳DX」であったわけです。

「ポッ拳」とは、「ポケットモンスター」に登場するポケモンたちが一対一で戦う格闘ゲーム。

かわいいゲームキャラたちがどつき合う格闘ゲームと言えば、かつてアーケードで稼働し、セガサターンに移植されると言われながら結局サターンどころかドリキャスにさえ移植されることのなかった「ソニック・ザ・ファイターズ」を思い出します。

ソニック ジェムズ コレクション

結局、PS2まで待たなければいけませんでしたなぁ…

そんな「ソニック」の格闘ゲームは「バーチャファイター」のセガAM2研が手がけていましたが、今作「ポッ拳」はバンナムの「鉄拳」チームが手がけているとのことで。


「ポケットモンスター」×「鉄拳」
ということで「ポッ拳」

安直すぎるネーミングともとれますが、このゲームを知らない人が絵面を見ないで「ポッ拳」という名前だけ見ても「ポケモンの格ゲーだ!」なんて連想する人は少ないのではないでしょうか。

そんな「ポッ拳」ですが、「ポケモン」は金銀で、「鉄拳」は「5」で離れたような僕は当然初体験なわけで。

「ポケモン」も「鉄拳」も、実に久々すぎる邂逅がこの「ポッ拳」というわけですわ。

まず自分の分身であるアバターを設定。
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男性で選択したところで思い出した。
スマホの「ポケモンGo」もちょっと遊んでいたっけな。
続いて、パートナーとなるポケモン選び。

パートナーのポケモンは後々でも変更出来るようですが、自分と一緒に戦ってくれるパートナーは、一生の相棒のつもりで選びたい!

ですが、前述の通り、僕の中での「ポケモン」は金銀で止まっているので今作で選出されているポケモンの半数以上が知らないポケモンたちです。

「スマブラ」の時点でルカリオがわかってなかったですからね。

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なんぞ?このポケモン。
最近のお方かしら?
この辺は全然わかりませんわぁ。
「ルビー/サファイア」のポケモンが実装された時点で「ポケモンGo」から離れていった事も思い出しました。
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この方は、あの人ですね。
「お前、平田だろ」的な感じで「お前、ピカチュウだろ」とか言って正体バラされたりしたんでしょうか。
バラされるバラされない以前にマスクド・ピカチュウって名乗ってるので、もうバレバレでマスクマンになってる意味あるのかって感じですけど。
しかし名探偵になって銀幕デビューまで果たしたことは存じ上げておりましたが、まさかレスラー(ルチャドール?)にもなられていたとは…
「ポケモン」から離れている間に、いろんな変化が起きていたんだなぁ。

まぁやっぱり遊ぶなら、知らないポケモン使うより、見知ったゲームボーイ時代のポケモンから選びたい!

「ポケモン赤」の時に、最初のポケモンとしてヒトカゲを選んだ身としては、リザードンにしようかとも思いましたが…

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ゲンガー、キミに決めた!

いやぁ、大好きなんですよねゲンガー。

ポケモン赤の頃から愛用していたし、「ポケモンGo」でも重宝していましたので。

相棒も選んだところで、コマンドで指示を出すのでなく、自分で直接操作するポケモンバトルに挑んでみましょうか。

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今作は「鉄拳」チームが手がけているので、操作系統もそれに準じて左右のパンチとキックするのかな…

かと思いきや、弱攻撃、強攻撃と「鉄拳」らしからぬボタン構成。

更には防御が後ろレバーではなくボタンでガードになっていて、それでは「鉄拳」と言うよりもむしろ「バーチャファイター」

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いやいや、バンナムのゲームなのでむしろ「ソウルキャリバー」ですね。

っていうか、ジャンプもボタンで行うので、むしろ「スマブラ」風味。

格ゲー色が濃い「スマブラ」といった趣きなんでしょうか。

ともあれ、遊んでみなければその真価はわかりません。

早速遊んでみると、視点を切り替えながら遊ぶのが今作独特のシステムですね。

まずデフォルトのフィールドフェイズは、自キャラを斜め後方視点から操作しながら立体的に戦うモード。

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飛び道具を中心に距離をとって戦うことがメインとなるのですが、似たようなシステムの対戦ゲームと言えば、そうですね。

スーパーファミコンの「BUSTARD!〜暗黒の破壊神〜」を連想すれば、わかりやすいでしょうか?

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死黒核爆裂地獄の呪文詠唱のようにわかりにくいですか?

それならば「ガンダムvs」シリーズとか、「ドラゴンボールZ スパーキング」シリーズあたりを連想してもらえばわかってもらえるでしょうか。

そのフィールドフェイズで相手に接近して、特定の強攻撃をヒットさせると視点が変更。

両キャラを真横から見る視点のデュエルフェイズとなり、接近戦メインのバトルへ移行します。

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これは世間一般で言うところの対戦格闘ゲームの視点、「鉄拳」や「ストⅡ」でお馴染みの視点ですね。

リアルタイムに戦いながら、この2つの視点を切り替えていくことになります。

攻防によって目まぐるしく視点が切り替わるバトルは、操作がそれほど複雑でないこともあってかなかなかに楽しい。

ゲンガーのキャラ特性やワザもいいですね。

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シャドーポケモンらしく影を利用した戦法は、僕の中の中二心をくすぐってたまりません。

難点を言えば、プレイアブルなポケモンが少なすぎることでしょうか。

まあこればっかりはこれまでの数多くのシリーズを経てきて、限りない数のポケモンたちが生まれてきてるので、その全てをフォローするのはちょっと無理があるのでしょう。

とは言え、その限られた枠の1つをピカチュウの別バージョンで埋めてしまっているのは、ちょっと残念な気もしますけど。

まぁサポートポケモンがかなり充実しているので、ここでお気に入りのポケモンを見つけるのもアリかもですね。

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ストーリーモードでは、トーナメント大会に出場し、その中でランキング順位を上げていくのがなかなか楽しそうです。

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今回のいっせいトライアルでは、あまり時間を取れなくて遊び込めませんでしたが、「ポッ拳DX」、これはちょっと甘くみてましたね。

ポケモンで格ゲーだなんて、色メガネで見てしまっていましたが、いざ遊んでみるとこれがなかなかに面白い。

ゲンガーのキャラ特性も手伝って、動かしていて本当に楽しいゲームになってます。

格闘ゲームなので対戦がメインのゲームとは思いますが、ランキングを上げていくストーリーモードもなかなか良い感じで、僕のようなソロゲーマーでも充分に楽しめそうです。

そのうち買って遊んでみてもいいかなぁ。

いっせいトライアルでもうちょっと遊んでおけば良かった。
「ARMS」もそうでしたが、触れる機会の無かったゲームたちをどんどん紹介していって欲しいもんです。
ちなみに冒頭の例え話のような経験は、一切ございません。



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