キン肉マン第362話「巨像の涙‼︎の巻」感想・嬉しい気持ちはどんな感情にも勝ることもある。

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ジェロニモ勝利の回!

2年ぶりの超人総選挙についてもちょっとだけ。

どーも、たけGです。

自らの負傷を顧みずに放ったアパッチのおたけびでエクスキューショナーの体を半壊させたジェロニモ。

そんなジェロニモに対して、自身が何者かを匂わせる発言をついにしたエクスキューショナー。

その発言で一瞬揺らいだように見えるも、迷うことなくエクスキューショナーへトドメの一撃、

ニューマシンガンズ・カウベルスタンピードを見事に決めるジェロニモ!

というのが前回までの流れでした。

今回もネタバレしないように配慮しようとは思って書いていますが、決着回の今回は色々と難しい!

なので例によって未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!
 

単行本待ちの方もご注意を!

ニューマシンガンズ、ここにあり!

の、煽り文がイイですね!

さて本編。

アンタが何者であろうと関係ない!

ここでオラが(躊躇して)負けたら、この先には誰も進めない!

私情を挟まず、仲間のため、超人の未来のために躊躇なく、自分に関わりがあるかもしれないエクスキューショナーへ必殺技を決めたジェロニモ。

たとえどんな相手でも、己の使命を見失うことなく闘い続ける強い心…

しかと見届けた。見事だ…ジェロニモ!

ジェロニモを認めながらリングへと沈むエクスキューショナー。

やはりそうだ!アンタは…!

倒れたエクスキューショナーへ駆け寄るジェロニモ。

しかしリングが揺れ始め、リングを握る巨像の掌が動きはじめる!

超人が敗れた場合に限って超人ごとリングが握りつぶされるのではなかったのか。

今にも怒りの表情でリングを握り潰そうとする巨像。

その巨像の動きを止めんと、両腕を開くジェロニモ。

さながら倒れているエクスキューショナーを庇うかのように。

それを見たのか巨像は動きを止めて、その両眼から大粒の涙が溢れ出す。

「巨像の涙‼︎」というタイトルが差していたのはこっちの巨像だったかぁ。

てっきりエクスキューショナーが流す涙かと思っちゃいました。

巨像の足元の扉も全て開放され、それ即ちジェロニモとエクスキューショナーの試合が完全決着したということ!

モニターを通じて試合を見ていた委員長が試合の終了を宣言。

バベルの塔の周りにいつの間にやらこんな三面モニターが…

調和の神サマの計らいでしょうか。

ギャラリーもいつの間にやら集っていますね。

ともあれジェロニモ、超人になって以来、連載紙上で中継された試合における初の勝利を挙げました!

(ジェシー・メイビア戦は結果のみ表示だったのでノーカウント)

あまりに嬉しすぎて勝利のダンスをするジェロニモ。

やったズラ!オラもとうとうお役に立てただ!

いやいや、この勝利は確かに大金星。

考えようによっては超神に勝った最初の正義超人ってわけですよね。

お役に立てたというレベルをはるかに超えている、値千金の大勝利。

そして、その笑顔が本当に嬉しそう。

うん、この一瞬、足元に横たわっているエクスキューショナーのことは忘れているね絶対。

やっぱりアンタは!という、エクスキューショナーの正体へと向けた気持ちが飛んでるね。

カーカカカ、お前にしてはよくやった!

ツンデレ前回のアシュラマンがとてもいい感じ。

個人的には、今回の裏MVPはアシュラマンで間違い無い。

そして自身がジェロニモを超人へと引き上げた神であったことを公に認めたエクスキューショナー。

試合終わった後はただただジェロニモを評価。

ジェロニモもようやく歓喜のダンシングから現実へ戻りました。

ジェロニモはその温かい言葉を受けて涙を流しながら問いただす。

なぜにあなたのような神が超人を粛清する派閥に属しているのか。

それに対するエクスキューショナーの回答、それは、12人の超神全てが同じ考えのもとに下天したわけではないということ。

それっぽいことをイデアマンも少し言ってましたね。

つまりは1つの目的のもとに集った集団ではなく、様々な思惑を持った混成集団、それが12人の超神の真実!

このエクスキューショナーやイデアマンはもとより、調和の神の考え方に全ての超神が賛同しているわけではないということですな。

そしてエクスキューショナーが眼下の超人たちに語る真実。

この塔の試練の真の意味とは。

神は元々超人に何を期待して、超人という種を創り出したのか。

その意味とは。

最後のコマで突如劇画調になって語られた真実とは!

エクスキューショナーが語ったその真実は、キン肉マンやアリステラといった超人という種の中の特異点の存在である面々にも繋がってきそうですね。

バッファローマンもそのうちの1人になるのかな?

超人という種の存在を超える力、神をも超える力。

それこそが真に神々が求めているものなのでしょうか。

今回はキン肉マン第362話の感想でした。

はぐれ悪魔コンビに、ジ・オメガマン(ディクシア)、完璧無量大数軍の面々と、派手に破れ続けたジェロニモだけに、今回の勝利は本当に嬉しそうでしたね。

自身を超人へ引き上げてくれた神様との再会は、試合終了後のことでした。

僕は、試合中にそのことが判明してジェロニモが揺さぶられるのでは、とか予想していましたが、いやいやいや、そんな浅はかな予想が当たるわけないというところで。

これにて超人側の1勝。

残る超神は7名ですね。

次の試合に超人側が誰になるのか気になるところですが、次回は超人滅ぼすぞー!だけではなさそうな、下天した超神たちの真の思惑が語られそうで、次の試合は次々回に持ち越しとなるのかも。

ちなみに2年ぶりの超人総選挙の開催も発表されましたね!

僕個人的にはウォーズマン推しなので、ウォーズマンへの投票は揺るがないのですが。

あと2名は悩むなぁ…誰にしよう。

今回から設立されたカムバック大賞にノミネートされている中に、あの方がおられましたのでそこはあの方に入れようと思います。

あの方ですよあの方。

キン肉マン史上、一番笑かしてくれたあの方に一票!

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

エクスキューショナーのお話も気になりますが、やっぱり早く次の試合の組み合わせを知りたい次回へ続きます!

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