キン肉マン第363話「最初の超人‼︎の巻」感想・合わない数字にはそれなりどころじゃない理由がある。

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怪人…もとい、超人という種の起源に迫る回!

どーも、たけGです。

渾身の必殺技によって遂に超神ジ・エクスキューショナーを打倒したジェロニモ!

やった!やった!やった!

と喜ぶジェロニモへ、自分が神であった頃にジェロニモと深い関わりがあったことを遂に告白したエクスキューショナー。

それだけではなく、ジェロニモをはじめとする超人たちへ告白するエクスキューショナー。

劇画タッチで描かれたそれは、神が超人という種を創り出した理由。

神は、新たな神を創らんと欲し、超人という種を生み出した‼︎

と、いうのが前回までの流れでした!

この熱い展開からの続き、いわゆる解明編を前にして、今回もネタバレしないようしないよう書いているつもりですが、正直自信がありません!

書いちゃってるかもなぁ。

と、言うわけで未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!


イチバーーーン!

ネプチューンマンを差し置いて、ハルク・ホーガンばりのポーズを決めたジ・エクスキューショナー。

いや、まぁ天に向かって指差してるわけなのでしょうけど、語られた驚愕の真実に一同ビックリ。


神は!

新たな神を作るために!

超人を!

生み出した⁉︎

エクスキューショナーから語られた驚愕の真実。

超人とは、新たな神を創るために生み出された存在。

それは天界に新たな神を生み出そうという狙いなのか?

そこでエクスキューショナーが指摘する、カピラリアの欠片の総数。

そして、神々の総数。

そこで初めてネプチューンマンが疑問に気付く!


数が合わないんじゃね?

僕も以前の記事で書いたと覚えてるんですが、確かに神サマの頭数が以前と今とで合わないんですよねー。

最初言われていたのが、超人の神はその全てで105名で、その105名に認められて初めてキン肉マンはキン肉星の王位に就ける。

で、旧シリーズの王位争奪編にて、キン肉マンの王位戴冠の儀に姿を現した神々が100名。

ボイコットしてたのが邪悪の神々5名。

これで105名。

続きまして直近のカピラリア光線照射装置を分断するお話にて。

神の数108個に分断することとなり、神々の総数は108名であったことが判明。

この時点では神の座にいたザ・マンを加えて106名、残りは2名。

ここで僕は、残りの2名は超人殲滅派である調和の神とその賛同者なのだな、と安易に予想。

ところが、その後、調和の神自身の口から王位戴冠式に列席し、キン肉マンの王座就任を認めていたということが判明。

つまりは調和の神はあの時の100神のうちの1神であったというわけで。

となると、カピラリアの欠片をわけられた108神-キン肉マンの戴冠式に参列した100神-参列しなかった邪悪5神-既に神の座を降りていたザ・マン=残りの2神とは?

ここで想像力の乏しい僕は、この2神こそ、調和の神のバックにいる真の黒幕なのでは⁉︎と、またまた安易に予想。

105神よりも108神の方がしっくりくるなぁ、ザ・マンという元神も作ったことだし、105という数字は無かったことにして108の神々の設定で行こう!

とか設定変更した可能性も考えましたが、現在のゆでたまご先生に限ってそれはないかなぁと思い、それは却下。


調和の神のバックに控える大神説
を予想してみましたが…


参りました!


考えの乏しい僕が予想しえないことを平然とやってのける!

そこに痺れる憧れるゥ!

いやはや鳥肌立ちましたね、今回明らかにされた背景を見て。


108というのは、神々の総数ではなく、神となった者が座るべき席の数!

 ようするに議席数ですよ。

マックス108の議席数ならぬ神席数。

しかし、途方もない年月の間に増減あれど、108の議席が全て埋まったことはない。

現時点では2つの席が余っているが、最大でも107神であったのが最後で、108つ目の席が埋まることはなかった、それが真実!

その真実を前に、神だった頃のザ・マンは宣言。


いつまでも空白の席が埋まらぬ事こそ、神が完全ではなく不完全という証!

新たなる神が生まれて来ぬのならば、この手で創ってしまえばいい!

そうして106名か、107名か、神々が新たなる生命を生み出し、神となるべく育成していった。


それこそが超人という存在のはじまり!

いやぁ、参った、本当に参りました先生!

金銀兄弟も、ジャスティスマンも、かつては天界の神と呼ばれていたこともありましたが、本当に神になるべく生まれてきていたとは。

しかし神々による神育成計画は上手くいかず、数だけ増えた超人たちはそれぞれが好き放題に生きはじめ、神の椅子に座れるような存在ではない!と見限られてカピラリア光線照射!で滅ぼされたかに見られたのは、歴史が証明。

この時に下天をしたのがザ・マンこと慈悲の神。

生き残った超人たちを管理して完璧な存在となることを目指して、ということでしたが、自分が言い出しっぺだった、超人による新たな神育成計画の失敗の責任をとっての意味合いもあったのですね。

この辺も議員さんっぽいですが、そのように考えると、下天することザ・マンのコマが俯き加減で落ち込んでいるようにも見えるんですけど!

そんなザ・マンが下天し、長き時を経て、天界を揺るがす大事件が!


元・神のザ・マン、超人に敗れる!

この時の、悪魔将軍がザ・マンへ神威の断頭台を決めているシーンが劇画調で描かれていて、これがめちゃめちゃカッコいいのよ!

待ち受けにしたいわぁ

手前のエクスキューショナーのお顔がなければ。

ザ・マンが、自ら育てた超人に敗れたことについて、議会、もとい天界は大紛糾。

ついに空白のままの神の席に座るべき者が現れたのだ!と主張する神もいれば、

けしからん!神をも倒す超人などけしからん!今こそ再び殲滅すべきだ!と唱える神もいて。

かと思えば、超人よりもサタンを神にした方がマシじゃね?と、サタン様をそそのかし暗躍させんと促す神など、様々な主張が対立。

っていうか、サタン様を扇動し、それがオメガ六鎗客を動かしたことの裏にいたのは、どうやら調和の神ではなかったようですね。

少なくとも直接的には関与してはいなかったというか。

冷静に考えれば、慈悲の神ザ・マンと双璧をなす調和の神が、サタン様を使うような狡い事はあまりしないような気もしますしね。

まぁサタンを動かした神が12の超神の中にはいそうっちゃいそうですけども。

理性の神、イデアマンあたりがちょっと怪しくない?

そんな混乱する天界をまとめに入ったのが、調和の神サマであったわけで。

いわく、元神ザ・マンの罪を裁き、地上の超人を大粛清する!

元神ザ・マンの裁かれねばならぬ罪とは?

超人に敗れてしまったことでしょうか?

神を超えるほどの超人が現れるまでに地上を放置し続けた事でしょうか?

調和の神が降す、ザ・マンの罪とは?

天界へ尽力し、新たな神を生み出すことを目指したザ・マンは…

神の椅子に座るべき候補を作りすぎた‼︎

今回はキン肉マン第363話「最初の超人‼︎の巻」の感想でした。

いやぁ、ビビりますね。

ホント、鳥肌がたちましたね。

神々の真の目的、カピラリアの欠片と神々の総数が合わない理由、

なぜ一度はキン肉マンの王位戴冠を認めた調和の神が、今になって再び超人を滅ぼそうと動き始めたのか。

サタン様はなぜ神になることを急いで動いていたのか。

全ての理由が一気に明らかになりましたね!

そしてバベルの塔の戦いが始まる直前の、ザ・マンと調和の神による対話の内容も、今回のエクスキューショナーの話によってしっかりと補完されました。

神々は元々、新たな神を生み出さんとし、超人という種を創り出した。

調和の神の動く根源も元々はザ・マンと同じ。

だからこそ、最後の試練という形でこのバベルの塔へ選ばれし超人たちを誘い、空白の席がある天界へと導こうとしているのでしょうか。

超神に敗れるような超人なら、神の席に座る資格なしということなのでしょうか。

いやぁ、ヤバい、ヤバいですよこの展開。

何この熱すぎる展開は。

超人は生まれ持った超人強度が変化する事はない。

2パワーのカニベースは2パワーのままというように。

だが、キン肉マンという超人が火事場のクソ力でもって、次々に超人強度を上げていき、そしてその力は友情パワーという形で他の超人たちへ伝染していく!

神をも超える超人たちが次々と増えていき、当初はザ・マン自身もそのことを危惧したからこそキン肉マンを亡きものにしようとした。

しかしそのザ・マンが弟子であったゴールドマンに敗れることで、超人の進化を認めてしまった!

1人でよかったはずの新たな神となる超人が、このままでは多くの神々の座を脅かすほどに生まれてきてしまう!

ということなのでしょうかね?

これは盛り上がってきましたよぉぉぉ!

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

砂に埋まっている間に喉をやられてしまったのか、復活していこう何も喋らないロビンマスクが気になってきた次回へ続きます!



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