禍いと幸福、2つの名を冠する禍福の神様と慈悲の神の関係も気になりますが、まずはネプチューンマンに注目!
どーも、たけGです。
ストロング・ザ・武道と同じ出立で現れた超神。
その姿は、神々にとって由緒正しき正装である”発心の鎧”を纏ったものだった!
その鎧を取り払った禍福の神、超神リヴァイアサンの前にネプチューンマン、早くもピンチ!
というのが前回の流れでした。
今回は大きなネタバレになるような内容はないと思いますが…
それでも何らかの重大なネタバレに繋がることがあるかもしれません。
配慮はしてますが、未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
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“禍福”とはまぁ読んで字の如し、禍い(不幸)と幸福をそのまま意味するところですね。
有名な言葉とすれば、“禍福は糾える縄の如し”
意味は、不幸と幸福は交互にやってくるもの、というところでしょうか。
幸せ絶頂であっても、ある日突然不幸に見舞われるかもしれない。
一方で不幸のどん底で落ち込んでいても明日には幸せが訪れるかもしれない。
そんな人生を表す言葉であって、どんなに順風満帆な人生を歩んでいても何があるから油断するなよ!という気持ちを諭すような意味と、今は嫌なことばっかり続いていてもいつかは明るい未来も待ってるよ!みたいな気持ちを前向きにするような意味の2つが含められた言葉ですね。
禍いと幸福、この2つの名前を持つ超神リヴァイアサンを前にしたことは、ネプチューンマンにとって幸福となるのか、それとも不幸となるのか。
その超神リヴァイアサン。
見た目は何というか、モビルスーツのようというか、モビルファイターのようと言いますか…。
ま、顔だけかもしれませんが、顔の周りはガンダムっぽいけど、頭に付いてるパイプみたいなものは、ザクの動力パイプを連想させますし。
なるほど!
ザクはガンダムからすれば格好のカモなので、まさしく幸福。
一方でガンダムは、ザクからしたら戦場で出会ったら悪夢以外の何者でもない、まさに不幸。
不幸の象徴であるガンダムと幸福の象徴であるザクが同居しているからこその、禍福の神サマなのですね!
(絶対に違う)
さてネプチューンマン、リヴァイアサンの攻勢に対してドラゴンスクリューで切り替えしてからの必殺の喧嘩ボンバー一閃!
反撃の狼煙をあげるもすぐにリヴァイアサンから逆に返され、全身を複雑に極められる関節技に捉えられてしまいました。
うーーーん、ロープにしろサブミッションにしろ、縛り付けられる姿はやっぱりサマになりますねぇ、ネプチューンマン。
感じている、もとい、苦しむ中でコーナーに視線を移すネプチューンマンの動きを、リヴァイアサンは見逃さない。
お前は、無意識のうちにいもしないパートナーへ助けを求めてしまっている!
その事実について、セコンドのロビンマスクも認めた上で指摘。
ネプチューンマンとしてお前はここ数年タッグマッチしか戦っていない!
だから体が無意識にそのように動いてしまう!
読者全てが思っていた、ネプチューンマンはタッグマッチしかしていない問題が改めて本人へ正式に指摘された形ですね。
しかしタッグ屋の戦い方が見に染みついてしまっているが故に、いるはずのないパートナーへ助けを求めてしまう。
タッグ屋の性と言われればそうなのでしょうが、完璧超人ネプチューンマンのその真実は聞きたくなかったなぁ。
そもそも完璧超人にとってのタッグとは、1+1=100になるといった下等超人的思考ではなく、1人1人の個が100の力を持ち、例えパートナーが倒れて1人になっても相手チームを倒す事が出来るというスタンスのはず。
なのに、無意識にパートナーに助けを求めるような、惰弱な下等超人的思考なものだからマンモスマンに見限られてしまうんだよオッサン!
いやまぁ、そんな完璧になりきれない超人的な弱さを持っているのもネプチューンマンの魅力の一つかもしれませんが。
しかしロビンマスクは言う。
かつての喧嘩男時代のお前はそうではなかった!
群れることを嫌い、孤高の一匹狼であり続けた!
独力での圧倒的な突破力を備え持つ、あの頃のお前のお前の闘いを思い出せ‼︎
喧嘩男時代の自分を知るかつてのライバルにハッと気付かされるネプチューンマン。
ロビンの激励に応えるかのように、リヴァイアサンの複雑なロックから脱出!
お前がいなければ、本来の自分を見失ったまま情けない醜態を晒し続けるところだった!
いや、ホントこれ以上醜態を重ねないでください。
強き心を取り戻せ!
そして失った誇りを呼び戻せ‼︎
Ⅱ世の究極のタッグ編で止まった時間を動かすのは今なんだ‼︎
目醒める時は今なんだ‼︎‼︎
(元ネタは某左頬に十字傷の剣客さん)
…マジでお願いします。
カッコよくて強いネプチューンマンを是非!
締めは滞空中での喧嘩ボンバーをカッコよく決めてくれました。
今回はキン肉マン第367話「ネプチューンマンという男‼︎」の感想でした。
タイトルにある、“ネプチューンマンという男‼︎”
大体の読者が思っていたであろう、ネプチューンマンという男で思い浮かべる1つに、タッグマッチしか戦ってないじゃん!というのがあると思うのですが、それを公式に指摘した形でしたね。
だからこそ初のシングルマッチに臨むネプチューンマンに期待したのですが、いやいやまさかまさかのタッグに慣れきってしまってパートナーの助けを無意識に求めてしまう情けないお姿だったとは…
これでは完璧超人を名乗る資格なし!とザ・マンやサイコマンあたりに粛清されてしまいそう。
まぁリヴァイアサンの言葉からして、この戦いはザ・マンの目指した完璧超人の“完璧”とはなんぞや?の答え合わせを見出す戦いになるのでしょうが…
ネプチューンマン、完璧になりきれるかな。
夢のタッグ編で様々な超人たちのマスクを狩り、その態度は他者を徹底的に見下す傲岸不遜な物言い。
かと思えば、ネプチューン・キングがその正体を明かしたら今までの態度が一変しての謙った低姿勢。
そして、Ⅱ世で復活したかと思えば老害極まりない醜態を晒し、ウォーズマンから晩節を濁すとまで言われる始末。
退場時に改心するも、何を今更感が強すぎて。
そのような理由からファンよりもアンチの方が圧倒的に多いと言われる悲劇の超人ネプチューンマン。
そろそろ本当に強くてカッコいい完璧超人ネプチューンマンの闘いを見てみたいですものです。
あと、まだ全貌の見えてこないリヴァイアサン。
ザ・マン(慈悲の神)を意識してたり、彼の目指した“完璧”の言葉の意味を問いただしたりと、慈悲の神との関わりの深さを思わせます。
加えて、リヴァイアサンというその名前。
リヴァイアサンとは、神話上に出てくる海の魔物の名前。
そしてネプチューンマンのネプチューンとは、ローマ神話における海の神の名前で、ギリシア神話におけるポセイドンに相当する神の名でもあります。
奇しくも海に関する名前を持つ者同士の戦いにも意味はあるのでしょうか?
いやまぁ、何もないかもしれませんが。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
年末に突入しましたが果たして年内に決着がつくのでしょうか?
いやぁ、さすがにつきそうになさそうな、2週間先の次回へ続きます!
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