『聖闘士星矢EPISODE.G レクイエム』第25話「大地の楔」感想:確かに原作でもアニメでも神サマと戦う時は青銅聖衣のままってことはなかったと思う。

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※モバイル用の表示で一部文字化けがあった様です。

修正しました!

また星矢がすっごいことになりそうな予感がするのう…

どーも、たけGです。

えーーーっと、前回のおさらい。

自分の眼前で崩れ消失したアテナ沙織。

アルゲースが星矢へ無情に告げる。

ブロンテースから驚愕の聖闘士の真実を突きつけられ、これまで信じてきたアテナに対して疑念を抱いてしまった星矢。

人間の信頼を、信奉を失うということは神の存在意義を揺るがすということ!

星矢がアテナを信じられなくなった時点でアテナは存在することが出来なくなった!

お前がアテナを殺したのだ星矢!

しかし、アテナがその身を捧げることによって浄化していた青き炎が消えることなく未だ燃え続けている。

アテナは死ぬことで肉体を捨て、神としての全力を解放できる幽体となって、地上の業火を浄化しようとしている!

つまりはアテナは自身が死ぬ必要があったのだが、神であるアテナは自分で死ぬことができなかった。

誰かに殺めてもらうしかなかった。

神が死ぬには、自分を信奉する人間に絶望を与え信じる思いを打ち消さなければならない。

だから星矢に聖闘士の真実を伝えることで、これまでのアテナである自分の行いに疑念を抱かせた!

星矢にアテナを信じる心を失わせるために!

まぁ、長くなっちゃいましたがそんな感じでしたね、前回のお話は。

…やっぱりこれでは星矢があんまりじゃないですか?

他にやりようはなかったのでしょうかお嬢様。

えー、今回もネタバレにならぬよう、配慮して書こうと思いますが、何をどう配慮すればいいのやらわからなくなってきております。

配慮、してないなぁ。

なので未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

聖闘士星矢EPISODE.Gレクイエム 3 (チャンピオンREDコミックス)
この地上を照らす、一条の、光明を、今こそ、灯さん!
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アテナの想いを継ぎ、ペガサス流星拳で反攻に撃って出る星矢。
しかしアルゲースはそんな星矢を嘲るように言い放つ。
お前とアテナでは違いが大きすぎる。
お前は人間、神にはなれない。
神と同じことは成し遂げられぬ。
それが人間という存在。
最初から神を超えられぬ様に構成(デザイン)された存在なのだ!
例外など、ない!
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キュプロクスの皆様おなじみ、業腕再構築からの強烈な一撃!
星矢も彗星拳を放ちましたが、あまりに違いすぎるスケール!
どれほど強くとも聖闘士の肉体は人間、そして、最下位の聖衣では神の力を防ぐことは叶わない。
神に抗えば大きな代償を払うことになる!
アルゲースの指摘する通り、星矢の両腕はもはやボロボロ、聖衣も破壊されていた。
もう諦めて人柱となり、神の大地を生む楔となるのだ!
星矢に諦めることを促すアルゲースだが、星矢の瞳はもう絶望の色を漂わせてはいない!
真っ直ぐな眼で眼前の敵、アルゲースを見据え続ける!
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肉体が焦げ、聖衣は破壊され、それでも心が折れぬというのなら!
残された肉体を極限まで破壊する!
冥王ハーデスが死ぬことを許可していないというのなら、どれだけ肉体を破壊し、脳と心臓のみとなっても死ぬことはないだろう!
むしろその方が大地の楔となるにはちょうどいいんじゃね?
動くことのできなくなった死ねない体で、神の大地奥深くで小宇宙を燃やし続けるのだーーーー!
更なる業炎でもって星矢へ追い討ちをかけるアルゲース。
しかしどんなにどんなに燃やしても、星矢は燃え尽きない。
既に天馬座の聖衣は機能していない。
それでは一体何が星矢を守っているというのか⁉︎
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星矢の両目が光って唸る!
お前を倒せと輝き叫ぶ!
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ナニコレーーーーーーー‼︎‼︎

今回は聖闘士星矢エピソードGレクイエム第25話の感想でした。
まぁ今回はアテナ衝撃の事実から吹っ切れた感のある星矢の反撃の回でしたね。
ですが相手は単眼の巨人とは言え、神様には間違いない訳で。

アテナやハーデス、ポセイドンのような大神ではないにせよ、ヒュプノスやタナトスあたりとは同等の力くらいは持っているのだと予想されます。
となると流石に、アルゲースの言う通り最下位の青銅聖衣のまま戦い続けるのは無理があるというもの。
これまでのエピソードGシリーズでは黄金聖闘士たちが神々相手に戦っていた経緯を見るからに、タナトスを倒した神聖衣とまでは言わないまでも黄金聖衣は欲しいとこですね。
ですが、ポントスの計略によって地上から全ての聖衣は失われてしまった!
射手座の黄金聖衣もまた同様でしょう。
そんな危機の中でなぜか消失せずに残っていた天馬座の聖衣。
天馬座の聖衣はかつてアテナの血を受けることで神聖衣となった事実があります。
この絶望的な状況を打破するにはもう神聖衣しかない!
そう誰もが思うところで星矢くんに変異がはじまった訳ですよ。
変異しているのは星矢ではなく、その身を覆う天馬座の聖衣の方でしょうか。
最後のコマを見る限り翼が生えてますよね翼が。
翼が生えたってことはやっぱり神聖衣が発動したのかな…?
と思うのですが、そのコマをパッと見てみるとですね。
なんだか禍々しくありませんか?

星矢の目の光り方もなんだか怪しい奴の輝き方だし。
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こんな感じで。
アルゲースも言ってますしね。
この様な姿は歴史にない!
こんなモノは存在しない‼︎
神聖衣が歴史に登場したのは原作では 2度。
1度目は神話の時代に一度だけ、ヒュプノスとタナトスが目撃しています。
そして 2度目がエリシオンにおける最終決戦中。
アテナの血を受けた5つの青銅聖衣が神聖衣へと進化しました。
ロストキャンバスをカウントすれば前聖戦時にも天馬座の聖衣が神聖衣化しましたし、アニメの黄金魂では黄金聖衣が神聖衣化してましたね。
なので神聖衣は度々歴史に登場しているから、目の前の星矢を纏う聖衣が変異したのを見て歴史にない!なんてことはいう訳がないと思うのですよ。
よしんばアルゲースが勉強不足でそれらの事実を知らなかったと解釈しても、オリンポスの神々が纏う神衣のごとき輝きを放つ神聖衣を目の当たりにして、こんなモノ、みたいなことは口走らないはず。
なので、ワタクシ的には今回の星矢の変異は、神聖衣ではない!と予想します。
闇堕ちか?
父親やアテナから散々絶望を突きつけられて闇堕ちしたか星矢クン?
神を倒すために、神をも喰らう羅刹となるというのでしょうか。
それとも、ハーデスの呪いが影響して天馬座の聖衣が冥衣化してしまったのでしょうか?
シュラが超絶凄いことになっていたり、テンセンシズなんてものが出てきたり、城戸光政のお爺さまがまさかあんな形で登場したりと次から次に原作を遥かに飛び越えて驚かされっぱなしの聖闘士星矢エピソードGレクイエム。
もう星矢がどんな姿になっても驚きませんよ僕は!
…多分。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
どんな姿にせよ、そろそろ星矢のスカッとした反撃に期待したい次回へ続きます!

コメント

  1. 通りすがり より:

    >この様な姿は歴史にない!
    >こんなモノは存在しない‼︎
    たぶんだけど前作「エピソードGアサシン」で出てきた真・聖衣(オーセンティック・クロス)じゃないのかなと思う。
    前作では一輝兄さんが、鳳凰座の能力を持ったまま獅子座の黄金聖闘士になったことで黄金聖衣が変化し、鳳凰座と獅子座の能力を同時に持つ黄金聖衣になったみたいに、天馬座と射手座の能力を持つ真・黄金聖衣に変化したのかと。
    あっちも歴史的に類を見ない変化だったし、こっちもこっちで発現できたのなら、歴史的に類を見ない変化になるわけで

  2. たけG より:

    >通りすがりさん
    コメント、ありがとうございます!
    真・聖衣、確かにその可能性もありますね。
    一輝の時にはゼウスが憑依していたアイオリア相手にやり合っていたので、アルゲース相手なら勝てそうな気がします。
    射手座の黄金聖衣は消失しちゃってますが、天馬座の聖衣がベースなら発現出来るかも?

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