結合の次は集結!これがまたアツいんだ!
どーも、たけGです。
業火に包まれた世界。
なぜか生存している五老峰の老師こと天秤座の童虎が若かりし頃の姿に戻り、シオンが閉ざしていた多次元への結界を開く。
目的は別の次元に生きる黄金聖闘士たちへ呼びかけるため。
この世界の聖闘士たちは星矢1人を除き消失してしまった。
ただ一人、戦い続ける星矢へ欠片でもいい、想いを届けてはくれまいか。
生きる次元、時間は違えども、同じアテナの聖闘士として。
多次元から飛来する十二の光。
その光が傷つき倒れた星矢のもとへ降り注ぐ!
十二の光が結集し、星矢の身を包んだその姿は…
結合(シナプス)黄金聖衣‼︎
というのが前回のお話しでした!
よもや聖闘士聖衣大系に採用されるかな…
今回もネタバレしないように配慮して書いているつもりですが、まぁ今回は展開的に大きなネタバレになるようなことはないかな…
でも、クライマックスの展開について書いたらやっぱりそれもネタバレになるかもしれないので…
今回も、未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
十二の黄金聖衣が結集した黄金聖衣を見ても、アルゲースの余裕は揺るがない。
その姿、最後の希望などには見えぬ。
大神の自分から見れば、その姿は滅びゆく地上の体現。
黒い影が覆い、瞳が禍々しく輝く星矢の姿。
最初に結合黄金聖衣を纏った時の描写もこんな幼獣ヌエのような感じでしたが、なるほど。
この描写はあくまで、神であるアルゲースから見た姿ということなのですね。
地上のため、人々のために戦い続ける星矢の姿は主観的に見れば1ページ目の黄金に輝く勇者そのもの。
ですが、敵対者から見ればその姿は自身の正義の行いに抵抗する黒く禍々しい悪の姿ということでしょうか。
このアルゲースの視点はまさに現代の世界情勢の根源に通じるものがあります。
自身の行いこそ正義、従わぬ者こそ悪。
しかしその神の道理に巻き込まれているのは普通に生活している人々。
人類の運命は終わり、その歴史は閉ざされる。
だが…
新たに創り出す人類は今よりも進化させ、神が守り発展させ、信じられないほどの栄華と繁栄を約束する。
まさに自分こそが全て、自分達こそが正義という神の言い分!
今の地上の人類たちは自分達の意にそぐわぬ者たちばかりなので、一度淘汰して自分達の都合のいいように創り変えてしまおうという、自己都合の大義名分。
うーーーん、某国の某国主の掲げる正義もまさにこのような感じなのでしょうか。
自身の傲慢な正義の鉄槌を振り下ろすアルゲース。
別次元からの黄金聖衣を纏ったものの、この世界においてはもはや聖闘士の存在すらなく、ゆえに小宇宙の概念もない。
小宇宙無ければ、黄金聖衣であろうとその力が発動することはない。
お前が人類最後の希望と言うのなら、お前も人と共に滅んでゆけ!
アルゲース自信満々の巨腕の一撃!
しかし星矢を守る小宇宙があった。
それは小宇宙による結晶防御。
結晶の防御と言えば…クリスタルウォール、牡羊座のムウ⁉︎
更にアルゲースの眼前でまた別の小宇宙が黄金の角となって形作られる。
黄金の角と言えば、牡牛座のアルデバラン⁉︎
そして降り注ぐ髑髏の形をした数々の禍々しき小宇宙。
アルゲースは“霊力”としましたが、となると蟹座のデスマスクか⁉︎
いやアツい、アツい展開になってきましたよ!
でもまぁ確実にわかったのはここまで。
この後の言葉は残りの黄金聖闘士のうち、誰がどれを言ってるのかちょっとわからない。
十二宮の順番かなとも思いましたが、双子座すっ飛ばして牡牛座から蟹座へ繋ぎましたしね。
薔薇っぽい描写と水の龍っぽい描写のところはアフロとカミュだとは思いましたが。
最後の黄金の矢は、まぁアイオロス兄さんでしょうね。
どの次元のアイオロスさんかは気になるところですけども。
アルゲースの巨神体を打ち砕く攻撃。
集結する黄金聖闘士の魂!
その光を受け、羽ばたく星矢!
これはアルゲースを完全粉砕⁉︎
いや、流石にそれはまだないとは思いますが…
アツい!アツすぎるんですけどーーー!
シュラは顔の傷や黒マント、腕の描写からついこの前、っていうか劇中の時間軸ではつい先ほどになるか。
テンセンシズにまで目覚めてすごいことやったシュラと同一人物っぽいけど…
そしたら双子座の人はまた別次元のサガになるのか、それともカノンか。
シュラの肩にコクトーいないんで、そのままサガ化したともとれますけども。
今回は聖闘士星矢エピソードGレクイエム第27話の感想でした。
いやぁ、相変わらず何が何やらどこがどこまでなのかわからない展開ではありますが…
勢いだけで全てがぶっ飛ぶアツい回でしたね。
説明不要で勢いで全てを凌駕する展開は、車田先生の本編に通じるものがあるかもしれません。
しかし今回何がアツかったかと言うと、12人の黄金聖闘士の魂が集結ですが、ここで彼らが星矢へ伝える言葉がですね。
アレなんですよ。
いやそれだけでアッツいですよね。
まずムウと思われる声が伝えるもの。
「抱きしめていなさい、心の裏にあるものを」
なんだろう、なんだか胸に訴えるものがありますよ?
『抱きしめた心の小宇宙』
あっ!
続くアルデバランと思われる声は
「熱く燃えている、それが“奇跡”を起こすのだから」
『熱く燃やせ奇跡を起こせ』
デスマスクかなと思われる声では
「傷ついて終わるなんて誓ってねぇだろ?」
『傷ついたままじゃいないと、誓い合った遥かな銀河』
これって「ペガサス幻想⁉︎」
その後の誰が誰だか不明な言葉もあげていきますと、
「人の思いは“幻想”かもしれぬ」
「だが、人の見る希望は無限なのだ」
「人が“夢”見る希望は無限なのだ」
「それは誰にも奪えぬ、例え神であろうとも」
「失う事もありはしない」
「己の心の奥深くに輝く“翼”が残っている」
ここまでの言葉は、
『ペガサス幻想(ファンタジー)そうさ夢だけは誰も奪えない心の翼だから』
とも取れますね。
結構周りくどいけども。
そしてクライマックスへの流れの言葉。
「少年の頃より“正義”の為に闘ってきたお前は」
「今この刻、“勇者”となった」
「星矢、“黄金”の“聖闘士”」
『聖闘士星矢、少年はみんな』
『聖闘士星矢、明日の勇者』
このサビのパートに対して、星矢が少年から大人の戦士へ成長したアンサーとも取れます。
最後にトドメの
『今こそ…羽撃け!」
ですよ!
気をてらう必要もない、「ペガサス幻想」ラストそのままのフレーズ!
いやぁ…これはズルいなぁ。
でも、いいもの見れたわぁ。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
次は「聖闘士神話〜ソルジャー・ドリーム」verも見てみたくなってくる次回へ続きます!
コメント
更新お疲れ様です。
いやぁ…熱い展開でしたね。
ブログ拝見するまで歌詞には気づかなかったのでお陰様で二度楽しめました(元々エピソードgアサシンとかでもペガサス幻想意識したセリフ多かったのもあり、羽ばたけにしか目がいってませんでした汗)
次回も楽しみですね。
ありがとうございます!
確かに以前より「明日の勇者」とか、ペガサス幻想を連想させるセリフ回しありましたよね。
今回はよくよく見ると丸々引用してる⁉︎と気づいて比較してみました。
(ん?と気づいたのは、デスマスクと思われる方のセリフでした)
ホント、熱い展開で、次回以降も楽しみです(^^)