感情のパワーが形となってあらわれる!
どーも、たけGです。
キン肉マンアニメ、盛り上がってきましたねー!
いよいよ次回は、原作連載時に全ての肉ファンに火をつけたあの瞬間が訪れますね!
テリーの前に現れた、謎の黒ずくめ集団。
敵か、味方か。
果たしてこいつらは一体ダレなんダー!(棒読みで)
…公式でネタバレしてるよね?(笑)
さてさてこちらも負けじと盛り上がりっぱなしな連載中の本編。
予想通りのマグネットパワーを使ってきたファナティックですが、予想外にも使うつもりはないと宣言しました。
こんなドーピングのような力に頼っていては、技の研鑽を怠ってしまう。
かつてサイコマンがシルバーマン他、仲間の始祖たちに指摘されたことをなぞるかのようなファナティック。
ますます謎めいてきたファナさんですが、1億パワーを有している以上実力はサイコマン以上とも思われ、確かにマグネットパワーは必要ないかも。
それを証明するかの如く、複雑怪奇な全身関節技“ファナティック・ビリーバーロック”でネメシスを捉え締め上げる。
サダハルおじちゃん、絶体絶命!
と、いうのが前回のお話でした。
今回はアツい、最高気温のニュースとなると某埼玉県熊谷市並みにアツい展開が訪れます。
それについてネタバレせずに伏せて書くのは無理!
これを書かないブログ記事など、クリープをいれないコーヒーと同じだ!
ま、僕は基本的にコーヒーにクリープはいれませんが。
そんなわけで今回も未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう。
単行本待ちの方もご注意を!
今回のタイトルは「美しき悲鳴の行く末‼︎の巻」
そして、今回でネメシスとファナティックの試合が始まってから6話目。
今までのパターンでいくと、そろそろ決着回になりそうなぐらい話数を重ねているんですね。
で、前回の流れから今回のタイトル…
前知識なしでこのタイトル見ると、嫌な予感しませんか?
僕は読み始めるのが怖いぐらいに嫌な予感が頭をよぎるどころか支配してましたよ。
田沢くんと松尾くんなみに
な、なんだか嫌な予感するのう…
みたいな感じで読み始めたのですよ。
あ、ちなみに今回は、まるで知識ゼロの状態で読み進めている内容だと認識していただければありがたいです。
知識ゼロだからタイトルだけですっごい嫌な予感。
で、冒頭のっけからネメシスの悲鳴というか悲痛な絶叫ですよ。
グォアアア〜〜〜ッ
あのネメシスが、自信のみで体の全てが構成されていそうなネメシスさんがこんな痛々しい絶叫をあげるとは。
一方でファナティックは本当に楽しそう。
アナタでもこんな呻き声をあげるものなんですね〜っ
魂が震えるような美声ですよ〜〜っ!
タイトルにある美しき悲鳴とはこのことか!
嫌な予感がアクセレイションされたように加速してゆくっ!
この光景に実況陣も唖然!
あの柔軟性に富むネメシスが、あそこまで苦しむとは意外です!
そう、柔軟性!
ネメシスと言えば柔軟性!
『ちゅ、多様性。』ならぬ、『じゅ、柔軟性。』が売りのネメちゃん。
我爱你、無問題〜♪
しかし今は問題アリアリ、アリーデ・ヴェルチ!
ロビンマスクのタワーブリッジ・ネイキッドやラーメンマンのキャメルクラッチからも脱してみせた柔軟性を持ってしても脱出できない。
どう思われますか山本さん?スカル・ボーズさん?
この状況に吉貝アナから解説を求められたスカルさんは吉貝アナの肩越しに戦況を観察。
ハッ!と気づいて一言。
握力だ!
なにこの観察眼。この安定感。
スカルさん、解説者としてのポジションがしっかりと確立してきてますね!
スカル・ボーズのこの安定っぷりで、ますますイヤデス女史の存在感が薄れてきてるような気がするのですが…
皆さーーーん!覚えてますかーーー!
試合開始時、すっかり解説役としての株を上げたスカルさんと一緒に、イヤデスさんも出ていたの、忘れてませんかーーー!
このままフェードアウトされてしまうのは私、イヤです、ハリスン!
しかしここまで毎回イヤデス女史に固執してるのって、こことあと、あのお方のとこぐらいじゃないでしょうか…
スカルの的確な解説の通り、複雑な関節技だけでなく手足を掴む握力がネメシスの動きを封じ、その柔軟性を封じているのでしょう。
ファナティックとサイコマンが同一の存在であるならば、サイコマンの巨握の掌と同等の握力を有していると思われます。
それに加えて1億パワー。
ネメシスはもはや完全に全てを封じられてしまった。
悲鳴をあげ続けるネメシス。
ファナティックはもはや全てが終わったかの如く、更に追い討ちで言葉によるディスりを始めます。
苦しいでしょう?でも動けな〜い。
確か完璧超人筆頭でしたっけ?
自ら語ったその肩書きがこれでは泣きますねぇ。
アナタはこのまま徐々に全身を破壊されていくのです。
なすすべなくね。
挑発ともとれるこの言葉に対しても言い返すことさえ出来ないネメシス。
力が完全に抑えこまれて、関節も複雑に絡め取られてしまっている
今のままでは本当になす術がない…
あ〜っ、ああ〜っ
やばい、やばいですぞネメシスさん!
弱気モードが発動している!
嫌な予感が更に加速してきた!
これ、このまま負けてしまう人の心理状態に突入してませんか?
この抜け目のなさ、コイツ…やはりサイコマンなのか?
せめて相手が完璧超人始祖だと思えば…
あ〜っ、ああ〜っ
完璧超人始祖サイコマンなら負けても仕方ないという心境に突入してきた!
ちょっと待ってちょっと待ってネメシスさん!
完璧無量大数軍という完璧超人エリート中のエリートでも、大幹部たる始祖相手なら負けても株は落ちないという思考なのかもですが…
サンシャインにいっぱい食わされて、ナイスショットで空の彼方へキラーンしてしまった人もいるんですよ始祖の中には!
フフフ…ミラージュマン、やはりアンタたちの壁は厚い
特に見込んでくれたアンタには詫びねばならん…
オレの修行はまだまだ未熟だったと…
回想シーンの中でフフフ笑いが始まったーーー!
これ、終わってしまうパターンだーーー!
ネメシスぅぅぅ!
本当に終わるのかぁぁぁぁ!
(繰り返しますが、知識ゼロの状態で読んでるたけGさんを再現しております)
あ、でもミラージュマン、懐かしいな。
ミラージュマンでももう、懐かしい超人さんになっちゃってるな。
そういえば、アナタはあの有名なキン肉族でも歴代屈指の天才と呼ばれていたんでしょう
それがこの程度とは
死者に鞭打つかの如く、その口撃を緩めようとしないファナティック。
よほどお顔を汚されたことが腹に据えかねていると思われます。
完璧超人だけでなくキン肉族までディスりはじめました。
完璧超人もキン肉族もアナタのお陰で底が知れました。
特にキン肉族に完成ては、我らの崇める刻の神も少しは警戒されていたんですよ?
ザ・マンの意識すら改めさせたその力は要注意だとかなんとか
でも、果たしてそうなんですかねぇ。
やまぬディスりを聞かされてももはやその目に力はなく、固められていない左腕はもはや意識を失ってるかのようにブラーンと力なく落ちてしまっている。
これ、もう落ちてない?
ノック、ゴングじゃ!
いやホント、次のページでゴングが打ち鳴らされ、勝敗が決してしまうと思いましたよ。
ネメシスのTKO負けが宣言されると思ったんですよ。
だけど終わらなかった。
ここまで来て、ファナティックの口が終わらないんですよ。
最近、いろんな人を口撃している某芸人さんの如く止まらないんですよ。
えーと、正式に王座を継いだのはアナタの兄、タツノリさんでしたっけ?
アナタに比べて格闘技の才能なんててんでなかったらしいじゃないですか。
クワッ
あれ?
もはや完全に死んでいたかのようだったネメシスさんの目が開きましたよ?
言っちゃなんですがそんな能無しが王を継いで、その子孫がキン肉マン。
それなら安心です。
格闘レスリングの技術でアナタを越えることはないんでしょ?
あ〜っ、ああ〜〜っ!
ここまでネメシス推しで見ていた僕でも思っちゃいましたよ。
ファナさん、それやばい、やばいって。
それ言っちゃ流石にやばいって。
なにやらネメシスさんが震えていることにファナさんも気付き、ようやく口が止まりますが…
時すでに遅し!
時間超人なのに!
何より、口は災いのもと!
貴様は…言ってはならぬことをオレに言った。
ボワ〜、と発光し始めるネメシスの体。
これは…
キターーーーーー‼︎
ネーメーシーース‼︎
ネーメーシーーース‼︎
ボワ〜…と輝きだす発光現象とともに湧き上がってくる力を感じ、
なんですか?この力は?
さすがのファナティックも戸惑いを覚えます。
それは自身の1億パワーに匹敵しようとする力。
否!
タツノリが無能だと?
お前が何を知っている!
オレにとってこの世で最も尊く気高きその存在を…
お前ごときに…
お前ごときに〜‼︎
おそらくはサイコマンの巨握の掌と同等の握力+1億パワーによるロックを、力でもって強引に外していくネメシス。
ファナティックも思わず
ひい〜〜〜っ
と、らしくない悲鳴をあげるくらいの予期せぬ事態に!
あ、タイトルの美しき悲鳴って、こっちかなひょっとして。
関節技を強引に振り解かれ、バランスを崩したファナティックへラリアットからのジャンピングネックブリーカードロップ!
すぐに立ちあがろうとするファナティックを見下ろすネメシス。
それまでとは逆の構図、遂にネメシスのターンが巡ってきた!
常に冷静沈着でいるのが完璧超人の理想
キン肉族を捨てて以来、常にそうあり続けてきた
だが…今はこれで構わない
お前だけはこの力で、このオレが…
その全身に刻み込んでくれる
常に冷静沈着でいるのが完璧超人の理想型
と、おっしゃってますが、結構カッカしやすいサダハル大叔父。
冷静ではなさそうな場面も多々あったように思いますが、ここで彼の言う冷静沈着とは戦いへの意識についてではないかと思われます。
例え、絶体絶命な状況に陥っても自分の地力や培ってきた技術以外は戦いに用いない。
故にネプチューンキングのように凶器を使うのはもってのほかだし、サイコマンのマグネットパワーも良しとされなかった。
先程までのように失神寸前に追い込まれたとしても、
火事場のクソ力〜〜〜!
的な力を使う事は、ネメシスにとっての完璧超人の流儀に反するという事なんじゃないですかね。
ラーメンマンの九龍城落としを食らった時にクソ力らしき発光現象を出してKOを免れましたが、それを指摘されてすぐ引っ込めましたし。
しかし今はこれでいいというネメシス。
キン肉マンの火事場のクソ力によるキン肉バスターを、やはりクソ力的な発光して返した時に、その力のことを
お前だけが持つものではない、キン肉族に生まれた者に備わる力と言ってました。
生まれ持った超人強度にブーストをかける危険な力。
それを他の超人にまで伝染させるキン肉マンを危険分子と呼んでいたネメシスなので、自らは率先してその力を使うのを封じていたのでしょう。
だけどファナティックは完璧超人ネメシスではなく、キン肉サダハルの逆鱗に触れてしまった。
無能だと?
タツノリのことかーーーっ!
クリリン
とばかりに全身に力を漲らせるネメシス。
キン肉星第56代大王キン肉タツノリの偉大さを、
キン肉族の真なる力を、
その身をもってしるがいい〜〜〜っ‼︎
ネメシスの額の"完"のマークが消えて、キン肉族伝統の"KIN"マークに変わる!
そして燃え盛らんばかりのオーラがネメシスの全身から発せられる!
これはまるでキン肉マンの火事場のクソ力、いや、アタルの業火のクソ力とも思える発光現象‼︎
ついに…とうとう帰ってきてくださった
あのサダハル様が…
とうとう我らの前に帰ってきてくださった‼︎
ボテちん、大号泣!
今回はキン肉マン第460話の感想でした。
いやぁー、アツかったですね!
正直言って、序盤はホント、ネメシス終わった思いましたもん。
ミラージュマンの回想シーンでフフフと笑ったあたりで、
あ、こりゃいかん。
ネメシス終わったわ。
って思いましたよ。
でも、終わらなかった!
逆転の一手はやはり、火事場のクソ力でしたね。
ネメシスは以前のラーメンマン戦、キン肉マン戦で火事場のクソ力らしき発光現象を起こしていたんですよ。
なので逆転の手段としてそれはあり得るかと思ってはいたのですが、このトリガーは予測しませんでした。
僕が予想していたのはファナティックに追い詰められたネメシスへ、かつての仲間たち、ポーラマンやターボメンといった面々が浮かび上がりネメシスを鼓舞するのではというものでした。
そしてネメシスが、
完璧超人にだって友情はあるんだーーーっ!
的に火事場のクソ力を発動する、みたいな。
しかしいやはや、そんな僕の浅はかな想像とは全然違っていて、そうか、お兄ちゃんが彼のトリガーだったのかぁ。
これは悪魔将軍がザ・マンを対象にして火事場のクソ力を得た時にも似てますね。
敬愛する兄、タツノリだったこそ、ネメシス、いやサダハルはその力を解放したと言えるでしょう。
その力でもって1億パワーのファナティックを強引に振り解いたネメシス。
今のネメシスは1億パワーを超える力を手にしているのかもしれません。
自力で6800万パワーありますからね。
キン肉マンで自力の96万パワーの実に7〜80倍のパワーを手にするわけだから、同様に考えたらネメシスだと1億パワーどころの話ではなくなりますよ。
これはもう決まったかな。
ファナティック、終わったかな…
と思えもしますが、ファナティックもまだ隠し持ってるカードがあるはず。
やっぱりマグネットパワー使いますニャガニャガ
な可能性もありますが、彼は時間超人。
エル・ドミノスの超回復能力のような時間超人ならではの特殊能力をまだ見せてないのですから。
この戦い、まだまだわからないなぁ。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
とりあえずサダハルおじちゃん怒りの逆襲に期待したい次回へ続きます!
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