聖闘士星矢エピソードGレクイエム第59話「戦女神(アテナ)の在り方」感想・身を守るための盾も、投げれば武器となる。

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ドラゴン紫龍のお約束といえば、裸になることともう一つ。

どーも、たけGです。

おじいちゃんズの献身によってサオリちゃんの手にもたらされた女神の聖盾。

大神であるメーティス様の攻撃をも防ぎきる!

サオリちゃんのことを不完全な神と侮るも、聖盾の力は本物と認識。

男神を戻さなければいけない。

しかしその男神の圧倒的な力の前に倒れぬ聖闘士、紫龍。

神の力の前に命削られようとも、我が女神を信じ続けるが故に戦い続ける。

上半身裸となり、背中の龍が浮かび上がる。


紫龍、本気モード発動!

と、いうのが前回のお話でした。

紫龍の奮闘により、男神を呼び戻すことが困難になったメーティス様。

聖盾を手にするサオリちゃんを前にどうする?どうなる?

といった内容を、ネタバレに配慮せずに書いております。

おそらく、ですが、この記事に辿り着く人は既に読んでおられるのではないかとも思うのですが、中にはXのポスト経由で来られていてまだ読んでない人もいるかな…いないかな?

ともあれ、読んでない人にとってはネタバレになってしまうかもしれないことを書いておりますので…

今回も未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

最新7巻は3月18日発売!

決意の表情で向き合ってくるサオリちゃんに対して、ご機嫌ナナメなメーティス様。


お前と私では「神格(かく)」が違うわッ愚か者ッ!

お前と俺では格が違う!

バトルマンガでは大体負けフラグになりやすい言葉を吐いてメーティス様、混沌を顕現!


混沌って、顕現できるものなの?


神の存在証明が人の信仰なら、

抗えない暴力で、恐怖で、死で!

簡単に信仰心は増やせる!

人の魂をッ‼︎完全支配するッ‼︎

ああ、いいなあメーティス様。

そのお顔が、そして言ってることが実に大物ぶりの小物っぽい。

これはポントス様をしてやったつもりで、実はポントス様にしてやられているに違いないな。

メーティス様が放つ混沌に対して、サオリちゃんは聖盾を投擲!

円盤状の武器を投げるって、御者座のカペラさんを思い出しますな。


ソーサー!

例えが悪いな…


神が人を生み出し、人が神を奉る

神も人がいるからこその存在

人を蔑む者に、神の資格なんてない!

人が信じる心は数ではなく、その想いの強さ!

貴女が不滅の神ならば、私は全てを救う為に永遠に闘う存在でいたい!

私を信じていない人であっても、全てを救う存在でいたい…


それこそが、戦女神アテナ‼︎

よう言った!

よう言ったサオリちゃん!

信じる者しか救わない、セコい神様(by.B’z「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」)ばかりな今の世の神様たちに聞かせてあげたい!

メーティス様に向かって投擲した聖盾へサオリちゃん、小宇宙を込めた拳撃1発!

盾のみなら受け止めていたメーティス様の体を、八つ裂き光輪で真っ二つにされたザラブ星人の如く両断ッ!

あの盾でこんなに綺麗に切断できるのか…

それだけ一輝に、紫龍にサオリちゃんが鍛えられているということなのか。

しかしそこは大神メーティス様。

素直に敗北、サオリちゃんを侮っていた過ちを認めます。

だけどもこのまま終わりではない!

未だ紫龍と交戦中の男神の元へバイバイキン逃走。

その猛き肉体の中へ入り込み、一体化。

男神様の肉体を再構築。


より猛き、より強き…

より狂気ッ!


神格顕現!

新たに誕生、いや、これこそがメーティス様の本来の神体なのか。

龍、いや蛇にも似たその姿。

その圧倒的な力が紫龍を攻撃!

紫龍の目を破壊する!

今回は「聖闘士星矢エピソードGレクイエム」第59話の感想でした。

いや、イイね!

イイですねメーティス様!

小物の中の大物って感じで。

この展開だけでポントス様よりも格上の神様だなんて思えませんわ。

しかし当初の予想ではメーティス様と男神が各個撃破されんじゃないかとか思いましたが、フュージョンしましたねえ。

今回姿を現したのがメーティス様の真のお姿、ご神体なのでしょうか。

で、真の力を解放してまず紫龍の目を打ち、視力を奪ったわけですが。

聖闘士星矢を読んできた方ならご存知の通り、紫龍は裸になることに加えて視力を失うことはなんらハンデにならないんですよね。

ペルセウス座のアルゴル戦で自分で両目を潰し、その後せっかく回復しても早々に海将軍クリュサオルのクリシュナの光を受けてまたもや視力を失い、そして今回が3度目。

まだあったかな?

ともあれ紫龍はすでに心眼を開眼しているわけで。

なので、


目がッ!紫龍の目がッッ‼︎

と、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ様を思わせるような煽り文を添えられても、全然緊迫感がないんですよねえ。

ああ、またやっちゃったねえ。

まあ紫龍のお約束かなあ。

くらいなもんで。

正直、紫龍だけでなく星矢だって一輝だって視力どころか五感奪われてからセブンセンシズ発動してましたし。

これまたパワーアップのきっかけを与えちゃったなあ。

メーティス様、知らないとはいえ悪手だなあ。

と、思ってしまった次第ですよ。

まあメーティス様と男神様が融合したご神体はさすがに厄介そうですけどね。

サオリちゃんが紫龍と合流するのかな。

女神の力によって聖衣がもたらされるのかな。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

最近は2週間おきぐらいに更新されているので、なかなか油断が出来ない次回へ続きます!


 







コメント

  1. 名無し より:

    目潰し攻撃で、思い浮かぶのがムスカ大佐なのは、最早、常識なのでしょうね。(笑)
    神様の信仰対談ですが、双方ダメでしょう。メーティス様の主張は、祟り神の祭り方。
    怖いから信仰するけど、内容は鎮魂ですから、最終的に封印ですよ。平将門みたいにね。
    アテナには、この言葉を送りたい。「兄貴、戦争は数だよ。」信者は多い方が良いでしょう。
    でも、聖闘士は一騎当千だから、量より質なのかな。
    ご神体を見て、ポントス様の時も思いましたが、あなた達、ホントはクトゥルフでしょう(笑)。
    さて、紫龍さん、聖衣無し、半裸、目潰し、全ての条件を満たしましたので、反撃ですね。

  2. たけG より:

    >名無しさん
    目が!目がぁー!
    となると真っ先にムスカ大佐を思い出しますね。
    メーティス様なら普通に、見ろ!人がゴミのようだ!
    なんて言いそうですけど。
    アテナ、サオリちゃんは信じない人たちも救うと宣言しましたからね。いわば公約。
    それで支持者を集めていくのかも。
    お相手は恐怖で支配することを公約に掲げちゃいましたからね。
    結構票が流れていくかもです。
    確かに本シリーズの神様たちはブロンテースもアルゲースも、身体になったらどこかクトゥルフっぽいデザインになってしまいますね。
    女神転生あたりに出てきてもおかしくないかも^^;

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