キン肉マン第488話「超電磁力操者(ちょうマグネット・パワールーラー)の真髄‼︎の巻」感想・V!V!V!ビクトリー!なるかネプチューンマン!V!

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クリスタルマンとネプチューンマンの関係性にもクローズアップ!

いや、そんな真面目なものでもないですが。

どーも、たけGです。

ウォーズマン…ウォーズマン…ウォーズマン…

かなりのショックを受けた回でしたが…

そのショックが納得できる展開に繋がると信じております!

そのためにはこの先もかなりショッキングな結果を見続けなければいけないと思うのですが、次なる戦いはネプチューンマンvs.パピヨンマン!

キン肉マン・マリポーサを圧倒したパピヨンマンを前にしたネプチューンマンの左腕に、マグネットパワーが集まっていく!

と、いうのが全開のお話でした。

かなりの毒を吐いているので閲覧注意です…

マグネット・パワーを手にしたネプチューンマン、果たして1億パワーを誇るパピヨンマンに通用するのか?

その試合内容について、ネタバレに配慮することなく書いております。

なので今回も、未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

今回もまだちょっぴり毒が残っております。

単行本待ちの方もご注意を!

タイトルの「超電磁力操者の真髄‼︎」がまたカッコいいですな!

前回もちょっと書きましたが、超電磁と言われるとやはりあの「超電磁ロボ コンバトラーV」を思い出します。



超電磁ヨーヨー!超電磁竜巻!超電磁スピン‼︎

この、「超電磁」という三文字に心躍る人は間違いなく同世代な方だと思います。

まあ今時なら世代でなくても「スーパーロボット大戦」でコンバトラーVを知っていて、心躍ってるかもですね。


同じキン肉マン感想記事を書かれている盟友、オレ流のアキラさんはネプバトラーVまで登場させるほどの力の入れよう!

いやもう、さすがだなぁ。

でも、ここまで力を入れたくなる気持ちはとてもわかります。

超電磁だなんて単語を書かれた日にはね。

でも今回のタイトルにある、『超電磁力操者』の読み方は素直に

『スーパー・マグネット・パワールーラー』

でよろしかったのでは?

『ちょうマグネット・パワールーラー』

だと、ちょっと脱力しちゃうなぁ。

話を本編に戻しまして。

地中から噴き出すマグネットパワーがネプチューンマンの左腕に集まっていく‼︎

その帯電した左腕で繰り出す喧嘩ボンバーを、先ほどと同じく正面から受け止めようというパピヨンマン。

しかし受け止めた両腕ごとコーナーポストへ飛ばされてしまう!

この時のパピヨンマン、両手で顔を隠す仕草にも見えてめっちゃ可愛い。


フハハハ

と不敵に笑い、マグネットパワーを纏った左腕を高々と掲げるネプチューンマン。

これだ‼︎

このネプチューンマンこそ、僕たちが憎らしくて仕方のなかったネプチューンマンだ‼︎

ザ・サムライ以降、マグネットパワーも使わず丸くなったようにも見えたネプチューンマンなど、クリープを入れないコーヒーのようなものだ!


ま、僕は基本的にコーヒーにクリープは入れないのですが。

あと、Ⅱ世での老害ネプチューンマンは、塩を入れすぎたコーヒーみたいなもんね。

同じようなネタを、前にも書いた気がするな…

そのマグネットパワーは左腕から全身へと伝播していく。


私がしばらく失っていたこのパワーさえあれば時間超人など…

恐るるに足りずーーーっ‼︎

コーナーポストのパピヨンマンへ追い打ちのドロップキック‼︎

ここは、


この、下等超人がーっ‼︎

と言ってほしかったですねえ。

そのパワーに思わず吐血するパピヨンマンの触覚を掴んで更に追い打ちの延髄斬り‼︎

やる事がエグい‼︎

そして悪辣‼︎

この憎たらしさこそ、夢の超人タッグ編で猛威を振るったネプチューンマンの真髄よ…

そのネプチューンマンの悪辣としたファイトに、解説のクリスタルマンさんも大興奮。


そ、そうだ、我々は長らく忘れていた

マグネットパワーも纏った際の、彼の圧倒的な支配力…

ヘル・ミッショネルズとして猛威を振るっていた頃の、ネプチューンマンの闘いぶりがこうであった事を‼︎

クリスタルマン、しっかりとネプチューンマンの戦いぶりなどを観戦してたのですね。

その後全然出てきてないからてっきり再び南極の氷の底で眠りについたところ、ミルク金時食べ放題の報酬でゲスト解説に呼ばれたのかと思ってましたわ。

まあ、眠りながらでも雑誌裏の通信広告見て購入した、睡眠学習装置使って眠っている間の戦いについても勉強してたのかもですけど。

でもね、クリスタルマン…


前回のショックに続いてウォーズマンに追い打ちするの、回想シーンでもやめてあげてーーー‼︎

せめてそこはアシュラマンやモンゴルマンでカバーしてあげて、クリスタルマンーーー‼︎

しかしネプチューンマンの解説役がクリスタルマンというのは、やっぱり違和感ありませんか?

接点ないのに解説を務めるのはネメシスの試合をスカル・ボーズが担当した時に続いてなのですが、あの時は意外性はあったものの違和感は感じなかったように思います。

それはやっぱりネメシスがまだキン肉マン世界においての歴史が浅い新人なわけで、そのため誰が解説しにきても関連性があるわけがないという見方があると同時に、ゲスト解説者1発目だったというのも大きいかもですね。

出番のないスカル・ボーズもいい仕事もらっちゃって、ぐらいに思っていたような気がします。

しかしその後、テリーマンのもとにはスカイマンが。

キン肉マン、そして初代のプリンス・カメハメから連なる3代目グレートのもとにジェシー・メイビアが。

ウォーズマンの元にはマンリキが現れたわけで。

それぞれと因縁のある者たちが解説役としてやってきたので、そうなると俄然ネプチューンマンのもとには誰が来る?みたいに注目が集まったんですよね。

他の解説者が出揃い、そのあと1話跨ぐ形で引っ張ったネプチューンマンの解説役はいったい誰だとワクワクしていたら…


くっ、クリスタルマンだとう…

一瞬、完璧超人アモイマンかとも思いましたがまさかのクリスタルマンだなんて。

これ、1話跨いだ1週間の間に彼が出るだなんて予想した人なんていたのでしょうか。

オレ、クリスタルマンが来るってわかってたぜ!

なんていう人がいたら、その方は時間超人に違いないので、お友達の方々はその人のどこかに魔時角がないか探してみてください。

いやまあ、わかります、わかりますよ。

ネメシスより歴史ある超人とは言え、ネプチューンマンにはお友達が少な…関わりのある超人がそこまでいない。

ネプチューンマンが旧シリーズで関わりのあった超人をざっと並べてみると、

ネプチューン・キング…おそらく死亡。

ケンダマ&ネジ…すでに登場済みでエル・ドミノスにやられてる。

超人師弟コンビ…解説などさせるわけにはいかないレギュラーキャラ

2000万パワーズ…同じくレギュラーキャラ

はぐれ悪魔超人コンビ…アシュラマンはもはやレギュラーにして、サンシャインは死亡

マシンガンズ…主役とその相棒

マンモスマン…おそらく死亡、もしくは戦線離脱

オメガマン(ディクシア)…兄アリステラの口ぶりから死亡している?

フェニックス…もはやメイン級の扱い

アタル…解説役などさせられない超大物

このようにネプチューンマンの関係者と言えば基本、解説役にはもったいない大物ばかりなんですよね。

唯一その役を担えそうなネジケンコンビは、既に登場したから意外性なくなってしまいますし。

解説役を務められるクラスの超人としてはあとは、ネプチューンマンを蘇生させた完璧超人のグレイト・ハリケーンやフィッシングマン他ぐらいしかいないけど。

この辺出しても誰が喜ぶ?という人選ですからね。

と、いうわけでじゃあもう全然関係ないキャラでいいやと!でクリスタルマンなのかもしれないけれど。

なぜに宇宙野武士編にちょろっと登場しただけのクリスタルマンが選ばれたのでしょうか。

他にもまだデビル・マジシャンやジャンヌ・スティムボード、ホークマンやパルテノンなど、新シリーズでは未登場で出てくるだけでおおっ!と思わせるような超人もいそうなのに。

なぜその後Ⅱ世においてまで、チョイ役としても登場することのなかったクリスタルマンなのか。

新規の読者が認識できるかどうかも怪しいキャラなのに。

やっぱりどこかにネプチューンマンと繋がる何かがあるのか。

そんな繋がりなどあるわけないかと思ったら、1つだけ、繋がっているかも知れない…細すぎる、とても細すぎる線があったんですよ。

それはクリスタルマンの年齢。

クリスタルマンは10万年もの間、南極の氷の中で眠り続けていた。


10万年!

ここで少しピンときませんか?

そう、ネプチューンマンがかつて仕えていたネプチューン・キング。

彼はテムズ川の底でネプチューンマスクを授けるに足る超人と出会うのを待ち続けていたのですが…


その期間もまた10万年!

クリスタルマンが眠り続けていた期間とピッタリ合致するんですよ。

そして目覚めた期間も数年の誤差はあるでしょうがほぼ合致。

いや、クリスタルマンは眠っていた一方でキングは眠っていたわけではないと思いますけど、待ち続けた場所から動き出したタイミングで言えば合ってるんです。

クリスタルマンとネプチューンキング、別々の場所で同時期に眠り続けることになったとなり、同時期に目覚めた。

10万年前に実はこの2人の間に何かしらの因縁があって、クリスタルマンは因縁のあるネプチューンキングの弟子、ネプチューンマンの戦いを見守ることになった…

なんて裏話があったりするのでしょうかね。

ちょっと深く考察してみたくもありますが…

ま、まあ、クリスタルマンの登場に関しては、ゆでたまご先生のファンサービスだと思いますけどね。

いろいろ想像を巡らせてしまいたくなるんです。

前回のショックを思い出さないために。

いやホント、前回のショックが全然抜けてないのでクリスタルマン登場の真相について更に大真面目に考察していくなど現実逃避したいところですが、気を取り直して本編に戻りますか。

立て続けの攻撃の前にダウンを喫するパピヨンマン。

マリポーサを圧倒したパピヨンマンをここまで追い込むとはさすがマグネットパワー全開のネプチューンマンといったところでしょうか。


マグネットパワー、その秘められた力の使い方を習得していた数少ない超人の1人。

ネプチューンマンのその才を素直に認めるパピヨンマン。


しかし、マグネットパワーの恩恵を受けているのはお前だけではない!

我ら五大刻にも、1億という超人強度が…

マグネットパワーを用いて生み出された時間超人たち。

特に1億という並外れた超人強度を得たのもマグネットパワーの賜物。

このパピヨンマンの発言は実に興味深いですね。

と、いうのもその口ぶりからして、マグネットパワーで1億の超人強度を得たけれど、ネプチューンマンのようにブースト力として使いこなせるわけではないとも取れます。

使えるのなら、ここで「マグネットパワーを使いこなせるのはお前だけではない!」といってマグネットパワーを纏って見せそうなもんですからね。

マグネットパワーを用いて生み出された、ということと使いこなすことはまた別なのかもしれません。

ここで興味くなるのは、俄然ファナティックの存在。

元々、マグネットパワーを研究し使いこなすことに最初に成功したのは完璧超人始祖であるサイコマン。

そのサイコマンから活用法を受け継いだのがネプチューンキングであり、ネプチューンマンへと受け継がれた。

そのサイコマンと同じ姿でマグネットパワーをも使いこなすファナティックはやはり、パピヨンマンら他の五大刻メンバーとは異質の存在なのか。

果たしてサイコマンとの関係は。

ますます気になってくる要素がまた1つ加わってきました。

1億パワーを背景に立ち上がってきたパピヨンマン。

腕を組むその姿にダメージのあとはなんら見受けられません。

羽根を刃状にしてネプチューンマスクのゴーグル部を切り裂く!


この傷跡が絶妙な位置すぎて、ゴーグルの奥の目を細めているようにも見えますな。

流れるような動きで、ネプチューンマンの上半身を固める関節技、エルドラード・クラッチへ移行!

ネプチューンマンの猛攻を続けて受けた後でこの動き、これが1億パワーによるものなのか⁉︎

しかしネプチューンマンも動じず。


私はお前と同じ1億パワーのスーパー・フェニックスや、9999万パワーの超神リヴァイアサンともマグネットパワーの助けなしで渡り合ってきた!

1億パワーパピヨンマンのクラッチをパワーでもって強引に外す!

ペシミマンと戦ったウォーズマン同様、その1億パワーに対してもなんら臆してないことが伺えます。

ネメシスはファナティックの1億パワーに手こずる様子も見られましたが、この辺が自分より上の超人強度を持つ者と戦ってきた経験の差のなのかもしれませんね。


そこに無尽蔵とも言える、このパワーが加わるのだ!


恐いものなど何もない〜〜〜っ‼︎

マグネットパワーによるブーストのかかった喧嘩スペシャルをパピヨンマンに決めた!

…やっぱりゴーグルの奥の目を細めているようにも見えませんか?

傷の位置が絶妙だなぁ。

今回はキン肉マン第488話の感想でした。

本文ではマグネットパワーで猛威を振るうネプチューンマンの戦いぶりについてアツく語りましたが…

実は結構冷めた目で見ています。


ここまでブーストかかっても、どうせ負けるんでしょ?

と。

もうね、それだけ前回のウォーズマンショックがあとを引いているんです。

ただ前回のショック後、忌まわしきウメーウメー事件の時のように作品そのものに対して否定的にならないよう、いろいろと考えまして。

あれだけ全てを出したウォーズマンが敗れたということは今回の敵、時間超人五大刻が只者ではないことの裏返しだったのだと思うようになりました。

完璧超人無量大数軍よりも、完璧超人始祖よりも、オメガ六鎗客よりも、そして超神たちよりも。

これまでの強敵たちは、それに立ち向かう超人たちのこれまでの背景や生い立ち、仲間の死などなんらかのブーストがかかることで打ち破ることが出来ましたが、今回の五大刻はそうではない。

今までの対戦相手とは違う。

ただ少年マンガ的な勝ちフラグとなるブーストをかけてパワーアップしても、それだけで勝てる相手ではない。

たとえそれが3段階目のクソ力であったとしても。

そういった理由でウォーズマンも、更にその前のネメシスも破れざるを得なかったのだろうと。

いやもうホント、そんなふうに考えないとね。

なのでマグネットパワーを取り戻すことによって、この上ないブーストのかかったネプチューンマンも、きっと最後にはパピヨンマンに敗れるのだろうな。

1億パワーというだけでない、底の知れない強さをもったパピヨンマンによって。

そんな風に見てしまうんです。

ぶっちゃけ、1億パワーだけで無敵!というのならアタル兄さんに瞬殺された真キン肉マンソルジャーだって1億パワーでしたからね!

それだけでないものを持っているのでしょう、五大刻は。

ザ・ワンがバッファローマンを勝てるために鍛え直すと言っているのも、今のままではバッファローマンにどんなに友情パワーブーストをかけても勝てない、それプラスの何かが必要だと判断しているからなのではないでしょうか。

だからネプチューンマンも、そしてその先の、おニューの義足ブーストが加わっているテリーマンも敗れるのだろうな。

そんな冷めた目で見てしまっている自分がいるのです。

Twitterの方ではテリーマン推しのフォロワーさんたちが多いので、本当に申し訳ないのですけれど。

キン肉マンとグレート3だけなんとか勝って、あとは全滅する、そんな展開なんだなと。

下手したらマッスルブラザーズだって勝てるか怪しいぐらいの戦い。

でもここには新参者のガストマンがいるから、プロレスのタッグマッチ的にガストマン1人倒してなんとか勝利という回答方が残ってますからね。

つまりはこの五大刻との初戦は、ほぼ勝ち点残せない全滅確定の団体対抗戦。

悲しいけれど、そう思わないと前回ウォーズマンが敗れたことが本当に納得できないんですよねえ。

これで7人の悪魔超人編の時のように「おかえりテリーマン!」と勝利を祝う展開になったら、またもやなんでまたウォーズマンばかり!とやるせなくなってしまいますよ。

テリーマンファンの皆様、本当にすいません。

できれば僕も心からテリーマンを応援したかったんです。

テリーも好きなんです。

こんな展開にさえ、ならなければ…

おそらくはこの五大刻とのいわば1stステージ、悲壮的な形で幕を閉じて次に繋げていく。

そんな形で予想しています。

マグネットパワー全開のネプチューンマンは見ていて憎らしいほど強かった、あの頃のネプチューンマンが戻ってきたようで心躍るんですけどね。

ネプチューンマンも本心から、素直な気持ちで勝利を願って応援したかったものです。

Ⅱ世での悪行も忘れてませんが。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

負けるにせよ、高慢チキなペシミマンの鼻っ柱をへし折るぐらいの大暴れはしてほしいと思う次回へ続きます!















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