聖闘士星矢エピソードGレクイエム第64話「氷解の刻」感想・適材適所を考える事って本当に大事

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空白の時間の間、氷河はどこで何をしていたのか?

どーも、たけGです。

紫龍と大神メーティス様の闘いも終結。

しかし、五老峰に女神アテナが生存している事が神々に知られてしまった。

アテナは再びどこかに隠さなければいけないが、神々の目を五老峰に向けさせておくため、紫龍は残って闘い続けなければならない。

紫龍と別れ1人、アテナ、サオリちゃんが向かったその先は…

極寒の地、シベリア!

その地でサオリちゃんが出会ったのは、冷たい小宇宙を見に纏った聖闘士

かつての白鳥座の聖闘士であり、現在は水瓶座の黄金聖闘士


氷河!

と、いうのが前回のお話でした。

今回は特に話は進まず、ネタ明かしのような場面も特にないのでネタバレに繋がるような事もないとは思いますが…

氷河に何が起こっていたのか、読む前に知りたくなかったよ!

なんて人もおられるかもしれませんね。

なので今回も未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

炎すら凍るような極寒の地、シベリア。

この地でサオリちゃんに課せられた修行、それは


常に冷静(クール)に、小宇宙の制御をし続ける事!

無意識に、呼吸するかの如く。

女神としての覚醒を始めているサオリちゃんですが、未だその神ならではの小宇宙の制御はままならないのか。

何もない平坦な雪原に突如として発生する雪崩を止めること叶わず、飲み込まれてしまいました。

この雪崩が、制御しきれぬ女神の小宇宙によって引き起こされたものなのか

はたまた自然発生したものを今のサオリちゃんの小宇宙では抑えられなかっただけなのか定かではないですが、哀れサオリちゃんは雪の中へ。

それを見ていた氷河が、雪の中から埋もれていた彼女を救い出す。


この少女が本当にサオリさんならば、彼の話していたことは真実…

氷河は思い返す。

未だ途切れている記憶の中で、理解していること。

氷河はおそらく、神々によって星空が閉ざされ地上の聖闘士が消失してしまった時。

異なる次元に転移されて、巨大な氷塊に封じられていたことを。

どうやら一輝とは封じられていた場所が違うようですね。

神々の世界の土壌となる人柱となっていたのか。それとも神々が見せていた幻なのか。

どちらにせよ、氷河は1人、氷で閉ざされた場所に封じられていた。

それも既に人類が絶滅した世界を見渡せる場所に。

ということは今よりも更に未来の世界に封じられていたということになるのかな。

神サマ方は聖闘士1人1人を適材適所に封じているのかもしれませんね。

一輝は熱い男だから灼熱の大地、氷河は氷の聖闘士だから氷塊の中へ。

みたいに。

海へビ座の市様はやっぱり海底とかなのかな。

デッドエンドフライの銀蝿座のディオは…

ちょっと想像したくないかも。

唯一人、永遠の刻の中で、己という存在を認識不可能になった頃。


某カーズ様流に言えば、考えるのを止めた頃でしょうか。

遥か彼方からやってきた1人の男。


黄金に光る瞳に、輝く聖なる剣を携えた黄金の聖闘士!


聖剣抜刃!

エクスカリバー一閃!

神々の生み出した氷塊を粉々に打ち砕き、氷河を救出した。


己のあるべき場所に、還る刻が来たのだ

1人、多次元を渡り歩き修羅の道を歩む黄金の聖闘士、山羊座のシュラによって救い出され、再び動き出した氷河の刻。

こうして氷河は元の世界へ帰還することとなったのだった。

今回は聖闘士星矢エピソードG第64話の感想でした。

今回は特に話は進まず、状況確認の回でした。

氷河がサオリちゃんへ伝えるのはどんな環境下、状況下でも冷静に小宇宙をコントロール出来るかどうかと言う事なのでしょうね。


常にクールに徹しろ!

という、カミュから伝えられた氷の聖闘士の闘法と、その精神をサオリちゃんに伝えていくのでしょう。

そして、今回のサオリちゃんの師となる氷河。

一輝の時と同じく、本来生きていた場所とは違う、どこか違う次元に封じられていたところをシュラによって救い出されたようですね。

これが、以前にキュプロクスのアルゲースやブロンテースの言っていた、聖闘士の肉体を土壌として成り立つ神々の住む地なのか。

もしくは、聖闘士や地上の人間たちへそのように思わせて、絶望を与えるための幻として生み出されているものなのか。

今回明らかになった氷河が封じられていた氷に閉ざされていた地。

そこで永遠とも思える刻の中で氷河が見ていたのは、既に人類が絶滅した地上の景色だった。

それを考えるとやはり後者、神々が見せている幻なのかなと思えますが、どちらにせよシュラが直接力を行使しなければ抜け出せない場所、と言う事ではあるようです。

直接の描写はなかったですが、紫龍もきっと同じようにシュラから救い出されたのでしょう。

そして順番で行けば次は瞬という事になりますが…

前にも書きましたが瞬は他の3人とは少々、事情が違ってますからね。

瞬は、星矢の命をこの世に繋ぎ止めるための冥王の剣とともに今はあるので、そこから救い出される(?)と星矢はどうなる問題が発生しちゃうんですよねえ。

まあ、冥王の剣と共にある瞬は別次元の瞬であって、この世界の瞬は一輝や氷河と同じく神々によって封じられている可能性もありますけども。

エピソードGは、並行しているいろんな次元が複雑に絡み合ってますから。

さて、どうなりますか。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

紫龍の時と同じく水瓶座の聖衣も一緒に帰還しているのかも気になる次回へ続きます!


 







コメント

  1. 三重苦 より:

    こんにちは、たけGさん。
    やはり、考えるのを止めるから連想するのは、カーズ様ですね。
    今回のお話は、以前、教えて頂いた読み切りの焼き直しでしょうか。
    かつて、師匠の氷の棺を乗り越えた氷河でも、神様の氷壁には抵抗できないようですね。
    それを助けるシュラさん、もはや、自力でどこでもいけるのですね。すごいや。
    引き続き女神育成ですね。

  2. たけG より:

    >三重苦さん
    おはようございます
    考えるのを止めた→カーズ様はもはやデフォルトですね
    こんな機会があると、ついつい使ってしまいます
    あの読切がもう手元にないので、周囲の景色がどうだったかまでは定かではないのですが、焼き直しというか補完なのかもですね
    フリージングコフィンの中からでも脱出した氷河が自力で出られなかったのは、神々の策略によって聖衣だけでなく小宇宙も消失してしまってたのかも…
    シュラ1人いれば神様たち相手でもなんとかなりそうですが、1つの次元での活動限界時間がウルトラマン並みに短いみたいですし、困った時のお助けキャラ的に動き回っているのでしょう^^;

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