どーも、たけGです。
レシプロ機なら、ゼロ戦。
近代戦闘機ならF15イーグルに、F14トムキャット…
僕の幼少の頃、従兄のお兄さんが集めていたマンガに「影の戦闘隊」というのがありました。
もう何年も前から探してはいるんだけど、近所のブックオフや、ネットカフェでは見たことないんですよねぇ。
まあ、そんな「影の戦闘隊」を通った男子はそんなに多くはないかもしれませんが、「ファントム無頼」や「エリア88」を通った戦闘機好き男子は多いのではないでしょうか。
そして、映画「トップガン」やゲーム「アフターバーナー」を通ってきた僕にとって、初代プレイステーションで登場した「エースコンバット」は戦闘機好きにはたまらないソフトでした。
「アフターバーナー」や、「スターフォックス」は、初志貫徹、最初から最後まで同じ飛行機に乗り続けるゲームでしたが、「エースコンバット」ではゲームを進めていくことで新たな戦闘機を購入していくことが出来るようになっており、その都度、上級の機体に乗り換えて行くもよし、お気に入りの機体をセッティングしながら最後まで戦い抜いていくもよしという戦闘機好きにはたまらないゲームでした。
僕の愛機はF15イーグルでした。
F22ラプターが現時点で最強の戦闘機と呼ばれるようになって久しいですが、僕と同世代の方々ならば、最強の戦闘機と言えばF15が最初に挙がる方も少なくないでしょう。
「影の戦闘隊」でも主人公の愛機になっていたし、京田四郎が初めて作ったスケールモデルもF15のプラモデルでしたし、「ベストガイ」でも・・・いや、この話はやめておこう・・・
その後、シリーズを重ねPS2で発売された「5」までは遊んでいたのですが、その次回作にあたる「ZERO」以降は遊ぶことがなくなりました。
でも、それは決して、「エースコンバット」シリーズに飽きがきたとか、ついていけなったというわけではなく、以前にSwitchの記事のどこかで書いた通り、丁度その時期に据え置きゲーム機離れが僕の中に起こってたんです。
以来、シリーズからは離れてしまっていたんですが、戦闘機好きなのは変わるはずもなかったのでPSPで発売されていた最新作(当時)が気にはなっていました。
そのソフトが「エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション」です。
据え置きゲーム機からは離れていましたが、携帯ゲーム機ではずっと遊んでいたので、これだったらエースコンバット、遊べるかも⁉と思いつつ、リアルタイム発売時にスルーしたのは、その時まだPSP本体を持っていなかったから。
その後、本体を購入した後で本作をなかなか購入しなかったのは「モンハン」にハマってしまっていたから。
でも、ある時、もう続編の「X2」も出ていた頃でしょうか。
近くのゲームショップで広告の品として出ていた本作を遂に購入したのでした。
確か価格は1,980円だったかな。
ちなみに最近、そのゲームショップで本作を見たときの通常価格は980円でした。
積んでいる間に1000円も価格が下がってしまっているとは、資本主義国家侮りがたし。
この僕に、キング・クリムゾン・エピタフが与えられて、未来を予測することが出来ていたならば、この悲劇を回避出来たかもしれないッ!なんてことを思ってしまうくらい、購入した後で遊ぶことなく、積みゲーと化してしまっていたのは変わらずモンハンにハマリまくっていたから。
一度ハンターへと転身してしまったこの身、ダーマ神殿で勇者へ転職することは出来ても、キルドレに戻ることはなかなかに難しかったのです。
ま、3DSを購入してからPSP自体がお眠りすることが増えていったというのもありますが…
ですが、最近ちょっとした気まぐれからPSPが稼働する機会も増えてきて、今作のことも思い出したので、ようやく遊んでみる気になったというわけなのですよ。
購入してから実に5年前後は過ぎているかなあ。
最後に「5」を遊んでからは10年以上過ぎているかもしれません。
ともあれ、遂にエースコンバット、解禁!
飛べない豚はただの豚。
豚足やチャーシューになる運命を避けるべく、再び大空へ飛び立つ時が来ました!
ナムコ、「エースコンバット」シリーズらしいオープニングのあと、機体選択。
と言っても、F4ファントムしか選択出来ず、特にセッティングでいろいろいじれるワケでもないようなので、そのまま発進。
小隊の一員として敵の爆撃機の迎撃、殲滅にあたる任務のようです。
僕の悪いクセですが、説明書をろくすっぽ読まずにゲームを開始しました。
まあ「エースコンバット」は「5」まで遊んでたわけだし、説明書読まなくてもいけるっしょ!くらいの軽い気持ちだったわけですが…
アナログスティックで機体を操作、バルカンとミサイルのボタンも確認、とかやってたらどんどん小隊から離されて行くじゃないですか。
加速だな!ブースト噴かして加速するには…Rボタン!よし、行けた!
と、ここで一つ気づきます。
…ヨーは?
ちなみに、ヨーとは機体の向きを左右に振る旋回運動のことで、アナログスティックによる機体操作と組み合わせることで水平を保ったままの旋回が可能になるなど、活用することによって機体の操作、及びドッグファイトに幅を持たせるスグレモノな機能なのです。
PSコントローラではL2R2ボタンに振り分けられていたはずですが、それが存在していないPSPでは果たして?
もしかしてボタン数が少ないPSPに配慮して、操作はアナログスティックのみとなりらヨーによる慣性移動は無くなった?
そう思って操作していたのですが、なんだかどうにも不自由で、思った通りに動いてくれないもどかしさ。
マンガの「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」で、アムロがジムに乗ってシャアのズゴックと相対した時に、思ったように動かないジムの固さに、
というシーンがあるのですが、この時のアムロくんと同様に、「デュアルショック2だったら!今のタイミングで!」と叫ばざるを得ないこの状況。
やっぱり、ヨーがないと困るんだヨー!
こんな時はやっぱりアレですね。
ちゃんと説明書を読む。
この頃のゲームはちゃんとマニュアルついててイイですね!
近頃のゲームはオンラインマニュアルに頼ってばかりで、紙のマニュアルが疎かになっていくばかりで嘆かわしいことです。
音楽CDにはちゃんと歌詞カードとしての冊子がまだついているじゃないですかねえ。
なんてことは、説明書を読まずにゲームをはじめた僕には言う権利なんて無さそうなので、これぐらいにして説明書に目を通すと、ちゃんとありましたヨー!
ヨーはしっかり存在していました。
やっぱりフライトシューティングにはヨーがないとね。
で、初期設定でのヨーは、どのボタンに振り分けられているかと言えば…
十字キーの左右ボタン。
…十字キー…ですと?
十字キー⁉
PSPにおける十字キーの位置はというとですね、アナログスティックの真上に位置しておりまして…
先述した通り、ヨーの操作は、アナログスティックによる操作と組み合わせることで生きてくるものでありまして、つまりはアナログスティックとの同時操作が基本なワケで…
無理だヨー!
左手親指でアナログスティックを操作しながら、すぐ上の十字キーを合わせて操作するなんて、どうやればいいんですか!?
右手親指を十字キー側にヨー操作の度に持ってきて旋回運動を・・・
無理無理無理ッ!
コビーくんじゃないけど無理ですよこんな操作ッ!
ルフィさんに殴られそうですが、無理なものは無理ッ!
それならば右手親指でアナログスティックを操作し、右手人差し指、もしくは中指あたりで十字キーを操作して旋回運動を・・・
出来なくはない、出来なくはないけど厳しいィィ!
モンハン持ちで行けばなんとかですが、モンハン以上に忙しい状況での操作が頻繁に求められるので、指がつりそうです隊長!
サターンパッドで初めてバーチャファイターを遊んだ時並に指がつりそうです!
かと言って、ヨーを上手く使わなければ満足に敵機を追えないこの状況。
どうすればいい?アムロみたいにウッディー大尉は助けに来てくれないし・・・
閃きました!
オプションで、キーコンフィグすればいいじゃナイ!
ヨーはアナログスティックと組み合わせる必要があるからですね、LRがベストポジションで外せないのですよ。
となると、デフォルトでLRに配置されてある加速と減速をどこか別のボタンに配置すればよいわけで。
これも十字キーに配置してしまうとちょっと大変そうだったので、どこがしっくり来るか考えて、考えて、△✕ボタンに配置しました。
□と○に攻撃ボタンを配置し、十字キーには兵装の切り替えやターゲットの変更を割り当てました。
うん、これでなんとかなりそう。
しっくりきました。
これでじっくりと大空へ飛び立っていけそうです。
最初のステージで、いきなり空中要塞グレイプニルなんてものが出て来て、エースコンバットらしさ全開ではじまりましたよー!
ストーリーも楽しめそうだし、早くF15にも乗りたいものです。
でも、説明書を見ていて一つ気付いたことが。
と言うか、思い出したことが。
ヨーなどを一切使用せず、アナログスティックだけで操作できる初心者向けのノービス操作ってのがあるじゃないですか!
っていうか、「5」まで元々ありましたよね・・・忘れてました・・・
いやまぁ、言い訳するならずっとノーマル操作の方で遊んでいたので、頭になかったですねぇ。
ゲームをはじめる前に、説明書はしっかり読みましょう。
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