「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」ファーストインプレッション:はじまりの大地にて

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ちょっと前に書いた「ゼルダの伝説1」の記事。

長らく積みゲーと化していたこのゲームをプレイしたのは、あることがきっかけで、と書きましたが、そのきっかけというのがですね…

遂に購入しました!

NintendoSwitch「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」

発売されてから1年遅れではありますが、シリーズ最新作である今作をプレイしながら、シリーズ元祖たる「ゼルダの伝説1」をプレイしてみようと思ったのがきっかけだったわけです。

今後、この「ブレスオブザワイルド」の記事をプレイの進行に従って時々書いていこうと思ってますが、「1」と絡めた内容も時々挙げていこうかなと考えています。

ま、本当に発売されてから1年遅れなわけで、いろんな人がレビュー書いてるとは思いますが、1年遅れで、しかも遊び方も非常にスローなおっさんの、のんびりプレイレビューだと思ってください。

さて、この「ブレス オブ ザ ワイルド」

据え置き「ゼルダ」をプレイするのは、ゲームキューブの「風のタクト」依頼になるので実に10年以上ぶりになりますか。

携帯機でも「時のオカリナ 3D」以来ですが(「ムジュラの仮面 3D」は未プレイ)、リメイクは除いてオリジナル新作のみでカウントすると「夢幻の砂時計」以来となりますか。(「大地の汽笛」「神トラ2」は積みゲーと化してます…)

そう考えると、本当に久しぶりにゼルダの新作に取り組むことになります。

まずはじっくりと腰を据えて取り組むべく、奥さんがテレビを見ない時間を見計らってテレビモードで遊び始めました。

リンクが眠っているシーンからスタート。

そして、デモで見たことのある「目を覚まして・・・」という女性(おそらくはゼルダ姫)の声。

今時のゲームやアニメっぽい展開でスタートしましたね!

突然フィールドの中央からスタートして、すぐ真上にある洞窟に入ったらジジイがいた「1」からするとえらい進化ですが、やっぱり個人的にはジジイにわけもわからず剣をさずけられるより、わけもわからず女性の声で目を覚まさせられるスタートの方がなんだかやる気が出てきます。

目を覚まして、リンクの動かし方を確認。

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正面から見ると、リンクも随分カッコよくなったもんです。

ドット絵の「1」のリンクと比べるもありませんが、「時のオカリナ」の青年リンクと比べても随分イケメン度が増しています。

ちなみに僕は「トワイライトプリンセス」「スカイウォードソード」は通っていないので、青年リンクは「時のオカリナ」の他は「リンクの冒険」くらいしか記憶にございません。

さておき、暗い洞窟を抜けて表に出ると、そこに広がるは広大な大地!

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これが全て繋がっていて、見える場所全てに足を運ぶことが出来るのかと思うと身震いする広大さ!

ゼノブレイドでテフラ洞窟を抜けて、ガウル平原に出た時も同じように感じましたが、感動はそれ以上!

やっぱりゲームはグラフィックじゃないとか思いつつ、このような時は感動してしまいます。

ちなみに「1」でも行こうと思ったら、山や崖こそよじ登れませんが、結構行けるとこまで行けました。

「1」を3D表示にしたら、こんな感じになるのかもですね。

崖を登れる感動、崖から落下する感動、木の実やキノコ、バッタなどがそこらにあって(いて)、それを得てまわる感動、とりあえず木の枝を拾って振り回す感動、とにかく動かして何かすること1つ1つに感動を覚えました。

記憶を失っている設定のリンクが体の動かし方を思い出していく過程がこんな感じなのかしら?なんて思いながら歩いていくと、ジジイに会いました。

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顔を合わせる最初の人間がジジイなのは「1」と同様ですね。

オマージュ?ひょっとして「1」へのオマージュなのかな?

よくよく考えてみれば「1」ではフィールドでスタートして目の前の洞窟に入ればジジイがいて。

今作では洞窟からスタートして、フィールドに出ればジジイがいて。

とりあえずそれはさておいて、このジジイから、様々な課題(ミッション)を出され、ひとつひとつクリアしていくことが、ゲームのチュートリアルのようになっています。

ちなみにジジイから、目指すべきを伝えられた時の返答が「はい、いいえ」ではなく、どこかコントか漫才のようなボケやツッコミのような返答になっていることもあり、一つ一つのやりとりも楽しませてくれます。

これはジジイ以降のいろんなキャラとのやりとりでも見られるので、未だ会えていないゼルダ姫とのやりとりで、リンクがどんな返しを用意しているのか、今から楽しみです。

ま、でも最初はマリオオデッセイと同じで、とにかくリンクを動かすだけで楽しくて、何が出来るか出来ないかを色々試してみてました。

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自由度に関して言えばマリオ以上ですね。

ただ、自由度が高いとはいえ、どこまで行けると言えば、そうではなく、高いところから落ちれば死ぬし、崖をスパイダーマンのように登ろうとも、がんばりゲージが尽きれば、そこからまた落ちます。

今後、何かしらアイテムが手に入れば、高いところから落ちることなく降りられるようになるのだろうし、がんばりゲージの上限が上がれば、崖の高いところまで登って行けるようになるのでしょう。

この辺は、新たなアイテムを得ることで行動範囲が拡がっていく「1」から変わらぬゼルダの伝統。

この新しいオープンワールドの「ゼルダの伝説」でも、上手くゼルダの伝統を当てはめてくれてます。

最初の、このジジイのミッションをクリアしていく場所は、はじまりの大地と呼ばれる場所で、遊ぶ分には十分に広大なステージなのですが、ジジイからアイテムをゲットして、更に先へ進むと、そこからは遥かに広大な大地が、はじまりの大地を取り囲んで更に大きく拡がっています。

「ファイナルファンタジーⅢ」を遊んだことがある方なら、浮遊大陸を飛び出した時、浮遊大陸のフィールドはマップが切り替わることなくそのままで下の世界が拡がっていくと想像してもらえば、わかりやすいでしょうか。

とにかく広大!広大な世界を彷徨いながら情報を集め、自身を鍛え上げて世界を救う旅に出るわけです。

ぶっちゃけ、何も考えず真っ直ぐに世界を蝕む諸悪の根源の元へまっすぐ行くことも出来るようですが、麦わらの船長ならいざ知らず、この僕にそんな度胸はないので上の方々から指示された通りに世界を巡っていきますよー。

こちとら、ハイラル王国の雇われ騎士、いわばサラリーマンですからね!

でも、寄り道大好き、営業職に就いていた頃、営業途中にあちらこちらの中古ゲームショップに寄りまくっていたこのワタクシ。

脱線、寄り道のしがいのあるゲームシステムにワクワクしっぱなしです!

現在、はじまりの大地を離れ、馬にまたがってハイラルの大地を駆け回っている僕なのですが、このチュートリアル的な、はじまりの大地でのジジイのミッション中に、いきなりそのミッションを断念せざるを得ないかもしれない事態に陥りました。

この「ブレス オブ ザ ワイルド」は、天候の概念、そして気候の概念がありまして、寒冷地へ入るには防寒効果のある料理を食べるか、防寒効果のある衣服を着る必要があるのです。

で、防寒効果のある服が欲しいなら、とある料理を作ってみせろと言われまして。

ホットドリンクなら、にが虫とトウガラシで!で行ければ簡単なのですが、この料理を作るためには「ケモノ肉」が必要なんですよ。

今作がこれまでのシリーズと一番異なっている点は(未プレイのものは知りませんが)、回復アイテムは木の実や魚、肉などを自給自足で得て、そのまま食べたり、調理して食べたりする形になっているのですが、肉となると動物を狩猟して得るしかありません。

ですが、魔物ならいざ知らず、この世界の動物たちは、こちらが近づくと一目散に逃げていきます。

はじまりの大地の森の中でイノシシを発見したのですが、このイノシシが少し近づいただけで逃げる逃げる。

モンハンのファンゴのようにこちらに向かって来ることもありません。

これは近接武器で狩るのは無理!

弓矢による遠距離による狩猟が望ましいとみました。

ジジイにレクチャーされた通り、腰をかがめ、ゆっくり静かに近づき、弓を構える…と、それまで気づかれていなかったのに、弓を構えた動作で気づかれて、また逃げられました。

どうにも、この森の中のイノシシの生息数は少ないらしく、一度逃げられると、次のイノシシを見つけるのに骨が折れます。

何度もトライし、ようやく弓を当てたのも束の間、一発では死ななかったらしく、そのまま元気に逃げられることもしばしば。

ハンターなのに、ドスファンゴなんて何頭も狩猟しているハンターなのに、イノシシ一匹狩れやしない…

ここはもう、ジジイの防寒着は諦めて、料理で肉を使わない防寒効果のあるレシピを作って良しとしようかとも思いました。

(ちゃんと攻略法が複数用意されてあるのもゼルダの良いところです)

ですが、ここで諦めたら安西先生に顔向け出来ない!

更にその後もチャレンジを繰り返し、上手く2発の矢を当てる事に成功!

視線の先で、イノシシが肉へと変化するのが見えました。

やった!やったよ先生!

イノシシ、狩れたよ!

と、喜んだのも束の間、どこに潜んでいたか、その肉の元へ魔物のボコブリンが走り寄ってきて肉を食べはじめるじゃありませんか!

ふざけんなテメー、このヤロー!と、キレた長州力のごとく魔物へ向かい惨殺してやりましたが、そこに残るは牙や骨、ボコブリンが持ってた武器が転がるのみで、ケモノ肉は既に食べられ、無くなっていて…

ハイラルの神様の悪戯に、心が、折れそうでした。

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