今回も、愛すべきガストマンの発言から目が離せない!
どーも、たけGです。
●前回の振り返りと、いつもの注意事項
阿吽の呼吸でインダストリアル・レボリューションズ相手に試合を有利に進めるマッスル・ブラザーズⅢ。
その核となっているのは間違いなく3代目キン肉マングレート。
先代グレート達やキン肉マンのことも全て把握しているようなその動きは、まるで未来を見てきたかのよう。
そんなグレート3に疑念を抱き続けたエクサベーターは1つの推論を挙げる。
グレート3はオレたちと同じ、時間超人ではないのか?
自分たちが生まれるよりもずっと太古に刻の神が生み出していた、時間超人のプロトタイプの末裔なのではないか?
その推論を確かめるために、インダストリアル・レボリューションズのグレート3正体暴き大作戦が始まる!
と、いうのが前回のお話でした。
今回ついにグレート3の正体が暴かれる⁉︎
だなんてことはありませんが、またまたその正体を匂わすキーワードが出てきます。
ここまで出たらもう決まりだろ、というようなキーワードですが展開上、そのキーワードをそのまま表記して記事を書いております。
なので、そのキーワード含めそれがそのままネタバレになってしまうかもしれないので、未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
9月、10月連続刊行ですよ!
と、アピールしつつ、今回の2ヶ月連続の単行本、僕はすぐには買わないだろうなぁ。
正確には、買えないだろうなあ、心情的に。
買っても、読めないから。
いつか、今回のウォーズマンの敗戦が、その先の本当に心からスッキリできる勝利に繋がっていたんだと思える日が来たら。
その時こそちゃんと買って、読み直すことが出来ると思います。
●本編感想
超人師弟コンビのタッグフォーメーションAを思わせる体勢で、エクサの旦那を肩に担いだエアプレンスピンでグレートを攻め立てるガストマン。
パートナーを担いで自分が勢いをつけ、パートナーの武器で攻撃するというスタイルは、2000万パワーズのロングホーントレインにも通じるものがありますね。
しかしその攻撃はかすった程度、しかしマスクの一部が裂け、肌の色が露わになる!
それだけにとどまらず、グレートのマスクを剥がそうと攻撃の手を緩めないインダストリアル・レボリューションズ。
しかしそのグレートのピンチにキン肉マンが間に入り、肉のカーテンでインダストリアル・レボリューションズの殺人ゴマの回転を止めた!
ここまでお前に散々助けてもらった
ここからはお前の盾になる番だ
お互いがパートナーの盾となり、相手の攻撃を引き受けるマッスル・ブラザーズ3。
お互いの武器を有効活用し、連携して相手を攻めるインダストリアル・レボリューションズ。
これこそがタッグマッチの醍醐味であり、タッグチームのあるべき姿!
自分の因縁の相手の正体暴きに躍起になって、パートナーであるお弟子さんを置いてけぼりにしていたお師匠さん、見ていますか?
そんなキン肉マンの肉のカーテンを、“使い古しの盾”と言って攻撃続行を支持するエクサベーター
お前の7700万パワーで吹き飛ばしてやれ!
イエッサ!
イエッサがますます板についてきましたガストマン。
ツープラトン技なんだから旦那の1億パワーは上乗せなれないのかな?と思いますが、単体でも十分強大な7700万パワーで更に回転を加速!
キン肉マンの肉のカーテンを攻略しようと、更に加速を強める!
対するキン肉マンは、火事場のクソ力を発動して対抗。
比類なき超人強度を誇る時間超人vs.キン肉王家伝統の火事場のクソ力!
この超人パワー合戦の行方は…見ものだぞ!
解説のジェシーさんも大興奮デース!
旧式ごときの王家のクソ力など新たなこの世の王となるべく生まれた我ら時間超人の敵ではないわ!
エクサベーターのその言葉にグレートが反応!
違う違う、そうじゃ、そうじゃない!
鈴木雅之さんのごとく、
違う!そうじゃない!
と駆け出すグレート。
お前らの時間超人観は間違っている!
グレート、旦那の言葉のどこに反応したのかな?
この世の王になるならないというところかな?
それとも、その前の超人強度頼りの戦法なところかな。
前者はⅡ世との繋がりを考えると、“彼”は正義・時間超人の王族の出自のはずですからね。
今の時間超人たちがこの世の王になるという発言に対しての、違う、そうじゃない!だったのか。
それとも、強大な超人強度を武器に攻め立てる姿を見ての、違う、そうじゃない!なのかな。
思えば、前作の時間超人たちは敵であるあのコンビ含めて超人強度で有利不利を喧伝してなかったんですよね。
どちらかと言えば、超人強度による優劣の差を決めることを古い考え方だと否定していたぐらいのスタンス。
なので、お前の7700万パワーで!と、超人強度を前面に押し出す戦法に異議を唱えたのかも。
ファナティックにしろパピヨンマンにしろ、1億パワーによる優位をかなりアピールしてましたが、その辺はどちらかというと完璧超人的な考え方なんだよなあ。
ともあれグレート、そのまま高速回転するガストマンに組み付きその回転を止めようとする!
何をやってるガストマン!
これまでガストマンがどんなに醜態晒しても優しく受け入れていた旦那が、今回初めて怒りの顔で一喝。
それで思わずガストマンも
だ、旦那…
と、狼狽えてますね。
グレートが決死の覚悟で組みついてきたわけだから、旦那を担いだ両手を使えない状態で組みつかれた事についてはそんなに責め立てなくても。
気にするな!
お前の7700万パワーで振りほどけ!
ぐらい言ってあげたらいいのに。
…本音が出たかな?
この一瞬のやり取りでの信頼の揺らぎで、ガストマンにスキが出来たか。
グレートがガストマンをしっかりと固めて,回転しているまま超重量級の2人を抱え上げて上昇。
驚くガストマンへグレート。
お前たちのような不埒な時間超人どもを懲らしめるために研鑽してきた、この技があればーっ!
ふたつ、不埒な悪行三昧!
と、某桃太郎侍のようなグレート。
そのままスープレックスの体勢で2人まとめて投げる!
これこそオレの受けてきた教え!
真なる"オレたち"の力の使い方…
WARNING!
このあとネタバレキーワードが出て来ます!
改めて未読の方はご注意を!
キング・ジャーマンだーーーっ!
キング・ジャーマン!
Ⅱ世で“彼”が得意としていた、美しい軌跡を描くジャーマンスープレックス!
これ、もう確定でしょう!
この名前が出てきた以上、間違い無いですよ!
ね?ね?
これでマスクの中からキング繋がりでキングトーン辺りが出てきたら、私ゃ鼻からスパゲッティ食べますよ!
もう確定ということでいいですよね?
グレート3の中身である“彼”の正体はⅡ世究極のタッグ編で出てきた、カ…
いやいやいや、まだ語るのはやめておこう。
最近サプライズのクセが強すぎる、ゆでたまご先生のこと。
ここまで来て、実はやっぱり違う可能性もなくはないですし。
グロロロロロ、久しぶりだなキン肉マンよ〜
とか言ってマスクを脱いだらネプチューン・キングだった!
みたいな可能性だって…
流石にないでしょうが、まあ、まだ確定するのはやめておきましょう。
超重量級の2人相手にキングジャーマンを敢行するグレート。
そこへキン肉マンも飛び上がってくる。
そうだ!新時代を開くのはお前たち時間超人じゃない!
それをやるために闘うのが!
スープレックスに入っているグレートの腰をがっしりと両腕で掴んでそのスープレックスを加速する!
ああ、オレたち!
マッスルブラザーズⅢだーーーっ‼︎
2人がかりでのジャーマンスープレックスのこの形、アシュラマン&ボルトマンのデモリッション・ジャーマンを思い出します。
話的には無関係でしょうが、ちょっとオマージュ入っているのかな。
手痛い一撃を喰らったインダストリアルレボリューションズの2人。
な、なぜお前が時間超人論を語る…
お前は一体何者なんだ〜っ
時間超人かくあるべしをいきなり語ったグレートを訝しむエクサの旦那。
前回の推論が核心に近づきつつありますよ警部補!
なんとしてもその正体を暴きたいエク三郎警部補。
ガスト、あれだ!
左腕を挙げると
イエッサ!
ガストマンがその左上に組みついた!
その様はまさに、だっこちゃん人形のよう。
最近の人は知ってるかな?だっこちゃん人形。
ガストマンを左腕に巻きつけたまま、マッスルブラザーズ3の2人へ強烈なラリアット!
ヘルズキッチンボンバー!
これ、ガストマンも背中にダメージ受けてないかな?
ヘルズキッチン、ということで地獄の台所、つまりはガストマン、まな板の上の鯉ということかな?
しかしインダストリアル・レボリューションズのツープラトンは、パートナーを武器にする技が多い気がするな…
強烈な一撃を受けて吹っ飛ばされ、2人まとめてリング上にダウンしたマッスルブラザーズ3。
命運、尽きたな。
すぐに立ち上がれぬキン肉マンとグレートの2人を見たエクサベーター、ガストマンを腕に巻いたまま上昇。
いくぞガストマン!
その合図でガストマンは旦那の左腕から分離。
ハイハイサ!旦那!
ハイハイサ?
え?なんでいきなりハイハイサ?
ちょっとどうしたガストマン!
イエッサ!と言おうとして噛んでしまったのかい?
アイアイサー!
ならわかるけど、ハイハイサとはガストマン、君、沖縄出身かい?
しかし…
イエッサ!イエッサ!ハイハイサ!
なんだか妙に韻を踏んでいるな。
ホント、可愛いやつよガストマン…
空中で分離したインダストリアル・レボリューションズの2人は体勢を入れ替えて再合体!
今度こそ決める!
最大加速で決めるいくぜ旦那〜〜〜っ‼︎
チェェェェェンジ・ゲッタァァァァァ‼︎
前もやったなこのネタ。
しつこくてすいません。
確かその、同じネタをやった時と同じツープラトン技、アセンション・オペレイションを再び敢行!
リング上に横たわるマッスルブラザーズ3目掛けて突き進む!
しかしマッスルブラザーズ3の2人の意識はあった!
見えているか?グレート…
ああ、敵を量るは目に在り…当然だ。
ピンチの中にチャンスあり。今こそあれの絶好の仕掛け時が訪れた。
ああ、あれのな…
2人の思惑は完全一致する。
マッスル・ドッキングだ‼︎
マッスル・ドッキング‼︎
通常のマッスル・ドッキングならキン肉バスターとキン肉ドライバーの合体ですが、グレート3とのドッキングはどうなる?
今回名前が出てきた、キング・ジャーマンとのドッキングになるのでしょうか?
ともあれ、マッスル・ドッキングが出る以上は次回決着の可能性が濃厚ですが…
早い!まだ早いよ!
だって…
ガストマン、まだその真価を発揮できてないじゃないか〜
ビュンビュン!
●今週のまとめ
今回はキン肉マン第503話の感想でした。
今回はグレート3の中身と思われるⅡ世キャラの“彼”に繋がるキーワードが明確に示されましたね。
“彼”の得意技であったキング・ジャーマン。
とうとうその名前がストレートに登場してきましたが…
気になるのはグレートが時間超人観を絡めて出したのがこの技であるということですね。
グレートの言い方からすると、正義・時間超人として受けてきた教え、真なる時間超人の力の使い方がこの技に現れていると言っているようですが…
そんなエピソード、あったかな?
Ⅱ世はもう手元にないので確認するには、またネカフェに行かなきゃだなぁ。
手元にある方、その辺を教えていただけたら嬉しいです!
それともう一点、時間超人観で言えばⅡ世における悪行・時間超人の2人組は超人強度をあまり重要視していなかったんですよね。
むしろ、超人強度の優劣をアピールするのは古い考え方だと言っていたような。
実際あの2人の超人強度はネプチューンマンと同程度の超人強度であって、現在の五大刻やガストマン、それにオメガ六鎗客と比べてもそこまで高くはなかったはずで。
何かと超人強度1億パワー!をアピールする今の時間超人たちに対しては、
違う違う、そうじゃ、そうじゃない
なのかもしれませんね。
愛は渡せない〜
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
だけど僕はもう一度、もう一度ガストマンに輝いてほしい次回へ続きます!
ビュンビュン
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