好きな女の子に対してついつい冷たく当たってしまう…
そんな経験は一切ない、
どーも、たけGです。
理性の神イデアマンと狂気の神ザ・ノートリアスのマイティ・ハーキュリーズのコンビプレイに翻弄される即席コンビのフェニックスとビッグボディ。
そこへ駆けつけたキン肉マンとミートの2人。
というのが前回までの流れ。
いつものごとく配慮して書いているつもりで、結局重大なネタバレを踏んでる可能性もあります。
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
さて、戦場であるローマのコロッセオに到着したキン肉マンとミート。
観戦中の調和の神もキン肉マンに興味アリの様子。
キン肉星の王位就任式の場に調和の神がいたかどうかは不明だったのですか、その口ぶりから察するに、どうも今回が初見のようにも思えます。
他の11人のお仲間さんたちはどうかわかりませんが、調和の神サマはやはりあの場にはいなかったのかもしれませんね。
今シリーズのラスボスと思われる調和の神と主人公キン肉マンの絡みは大きな見どころですが、今回は特に何もなく次回以降にお預けのようです。
キン肉マンの目線は頭上の調和の神よりも、目の前のフェニ&BBへ。
相談もなしになんで闘い始めておるのだ⁉︎
道に迷って到着するのが随分遅れてきた、どの口がそんな事を言えるのだ!
なんてことをキン肉マンのことが大好きなフェニックスに言えるわけもなく。
「黙って見ておけ、後でわかる」とそっけない態度で返しただけ。
はい、出た〜。好きな女子イジメるタイプ〜。
って言うかまさに、キン肉マンに対するフェニックスの態度は、好きな女の子に対して素直になれず、ついついつれない態度を取ってしまう思春期の男子そのものじゃないですか。
(男女逆のパターンでも可)
なんて可愛らしいフェニックスくん。
そしてビッグボディは、気になる男の子に冷たくされて意固地になってしまった女の子に対して、男の子をフォローしつつ優しさを見せる親友ポジションというところでしょうか。
なんだこのキン肉マンを巡るラブコメみたいな展開は。
これがラブコメなら、スグルちゃんは冷たい態度のフェニックスくんよりも、優しいビッグボディくんに惹かれちゃうぞ!
素直になれよフェニックスくん!
最終回に向けてこじれ、もつれる男女3人の恋模様から目が離せない次回に続きます!
だなんてわけあるか!のビッグボディ、ダブルラリアット!
しかし超神2人はその攻撃を意に介さずすぐに反撃。
ツープラトンからそれぞれの技に繋いでビッグボディを攻めたてます。
やられっぱなしのビッグボディに焦りと苛立ちを隠せないフェニックス。
なぜ俺の命令をきけない!
思わず口走るフェニックスへ、ビッグボディの肘鉄一発!
これはタッグマッチではありがちの誤爆ではなく意図的な一撃!
かつてチームメイトに対してそうしていたように、自身がリーダーとしてビッグボディを指図していたフェニックス。
タッグとは、そういうもんじゃねぇ!
フェニックスのやっていることはタッグではない!
怒りを露わにするビッグボディ。
オレはお前の部下じゃねェ!
対等の関係で組んだ同盟だ!
あのビッグボディがフェニックスを一喝!
一見、高慢ちきな態度でタッグパートナーを手駒のように扱おうとするフェニックスを諭しているようにも見えますが、ちょっとビッグボディの言ってることも引っかかりませんか?
ビッグボディはビッグボディで、オレとお前は対等だ!上も下もない!
という思いに頭が囚われすぎているようにも思います。
やはりかつてなす術もなく一方的にやられてしまったフェニックスへのコンプレックスみたいなものがあるのかもしれません。
1人がチームリーダーとしてパートナーをコントロールするのは別にタッグとして悪くはないと思うんですよ。
パートナーを尊重し、良さを引き出してコントロールするのであれば。
パートナーを手駒として自分の思い通りに操ろうと命令口調で指図するフェニックスに対してそれは違う!と物言いするビッグボディの気持ちも分からなくはないですが、オレとオマエは対等の関係で結んだ!オマエが考えを改めない限り、オレはオレの好きなように戦う!
高いプライドが邪魔をして、こちらもこちらでタッグとして機能することに待ったをかけているかのようです。
ふたりというものはいいものだ…楽しい時は2倍楽しめる…そして苦しい時は半分で済む。
この名言を教えてあげなさいよレイラァ!
キン肉マンがセコンドに付き、フェニックスとビッグボディの2人へタッグチームとはなんたるかみたいなことを伝えるなどして、2人の頑なな心を解きほぐしたりするのかもしれませんね。
タッグチームとして見事に機能したフェニ&BBを早く見たい次回に続きます!
コメント