全国の硬派の皆さーーーーん!
「男坂」が連載再開してますぞーーーー!
どーも、たけGです。
「男坂」が連載再開しましたよ!
えええっ⁉あの、伝説の「未完」エンドから実に37年ぶりに「男坂」が再開したんですか⁉
実は「男坂」、8年ほど前から連載再開してるんです‼
1年くらいで「未完」エンドになったのに連載再開して8年も続いているだなんて、さぞかしコミックスも長大な量のお話になっているんだろうなぁと感心されるかもしれませんが、さにあらずッ!
8~10話程度の短期集中連載を1年に1回程度行うので、単行本はまだ10巻までしか出ていません。
まだ、と書いてしまいましたが、3巻で打ち切り完結した旧シリーズはとっくの昔に超えちゃってるんですよね。
つい最近、「キン肉マン」の新シリーズが旧シリーズの話数を超えたことでお祭り騒ぎになりましたが、「男坂」がその時全然話題にならなかったの、なんでだろう…
(好きな人の間で話題にはなったと思いますが、Twitterのトレンドにあがるほどまでにはならなかったかと)
と、いうわけで連載再開した「男坂」
タイトルの下に「最終章」と謳っております。
未完エンドで終わった「男坂」がいよいよ綺麗に"完結"するのか⁉
前編【全五話】ともあるところから、全部で十話ぐらいの話かな、男坂最終章。
全○○話で予告してあることが、超絶詰込みエンドで終わった「リングにかけろ2」を思い出すけど大丈夫でしょうか。
昭和関ヶ原は武島軍団との決戦なのでしょうが、その後のJWCとの戦いはどうなってしまうのでしょうか。
様々な不安要素がいっぱいでドキドキするけど、その分ツッコミどころも多そうで、オラ、ワクワクすっぞ!
前回のお話しは武島軍団の本陣、京都でやりあったのでしたね。
あれから2年経っとるぅーーーー!
1年に1回ではなかった!
そりゃあ「聖闘士星矢ND冥王神話」も進んでないしなぁ。
まぁいろいろと解説するのもアレなので、男坂のこれまでの話については過去に書いてきております。
あ!横浜のジュリー編から鯨海乙女編についてまだ書いてなかった!
テンション上げるの苦労するからなぁ…
気が向いたら書きます…
そんな2年ぶりの連載再開の「男坂」
ネタバレうんぬんの話ではないですが…
人によってはネタバレになってしまってることを書いてるかもしれません。
僕自身、「男坂」については自重できる自信もないので…
未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう。
読んでみな、飛ぶぞ‼︎
単行本待ちの方もご注意を!
多分前編終わったら、11巻が出るかな…
さあさあ、車田先生、連載再開から飛ばしてますよー!
東と西の大ゲンカ、すでにはじまっているようですね。
まず、おさらいをしておきましょうか。
この男坂の面々。
日本の覇権を握るとか言って世界を巻き込むケンカをしている皆さん。
基本的に中学生です。
まぁ全員が全員、年齢を明かしているわけではないので中には高校生もいるかもしれませんが…
少なくとも、主人公の菊川仁義と、義兄弟の黒田闘吉の2人は13歳で間違いないです。
この2人は旧シリーズで年齢明かしてるから確かです。
同じようなノリで会話しているウルフやジュリーも同年代でしょう。
鸞丸はひょっとしたら高校生くらいにはなってるのかもしれませんが…
繰り返しますが仁義軍団のトップのほとんどは13〜15歳の中学生だと考えられます。
ここ重要!
テストに出ますよ!
そのうえで読んでいきましょう!
決戦に向けた檄を飛ばす闘吉。
その目の前にはバイクに跨った闘吉連合の面々が。
元々が族っぽい特攻服着てるなあとは思ってましたが、闘吉連合やっぱり族でしたか。
いやいや待て待て。
黒田闘吉13歳。
免許をとれるはずもなく。
バイクに乗れるわけないじゃないですか。
いやいやいや、闘吉連合は100名ほどの大所帯。
バイクに乗れる年齢のメンバーがいてもおかしくない。
バイクに乗れる免許持ちが運転していて、闘吉他、16歳以下のメンバーはケツに乗ったりサイドカーに乗ったりしてるのだなきっと。
とか思ってたら、普通にバイクに跨り走り出す、黒田闘吉13歳。
免許をとれない闘吉が、そのバイクをどうしたというのか。
まさか、盗んだバイクで走り出したというのか、行き先もわからぬまま。
いや、行き先は富士の裾野ってわかっているんですけども。
13歳の闘吉を先頭に、連なってバイクで走る闘吉連合。
こうなると他の面々の年齢も怪しくなってきた…
やっぱり全員、中学生ではなかろうか。
闘吉連合、アンパンは禁止なのに、無免許運転にノーヘルはOKだというのか。
ちなみに闘吉連合が禁止しているアンパンというのは、あんこの詰まったパンを食べることでも、愛と勇気だけが友達なヒーローのアニメを見ることでもなくですね。
昭和の時代の不良さんたちがしていた、いわゆる一つの、まぁよろしくないことなわけでして。
令和の世でも通用しますかね?
話を戻して仁義軍団他の方々。
ウルフ率いる上州の軍団はジープで移動。
ウルフはまぁ、運転してないか。
運転してるの、18歳だろうな。免許、持ってるか?
怪しいなぁ…
横浜の百花撰は船で移動。
カサブランカ号以外にも船があったんですね。
それも100人運べるぐらいの船団が。
でも、横浜から富士まで行くのには海路よりも陸路の方が良くない?
奥羽連合や昭和白虎隊の移動は描かれませんが、いやぁ、強いっすね仁義軍団!
もうどこからツッコんでいいのやら、ツッコむだけヤボというか。
とりあえず前哨戦、ここまでやられたら仁義軍団の完勝で決まりでしょう!
と、思っていたら武島軍団も負けてませんよ!
西の三傑、高杉はデコトラ軍団。
デコトラの上にイナバの物置に乗ってるかの如く大所帯が乗って移動しているのにもツッコミどころが満載なのに、先頭を行く高杉は牛に乗っての移動ですよ皆さん!
牛が先頭だとデコトラ軍団まで牛歩になるじゃないですか!
デコトラの上に大人数乗ってるから飛ばせないとは言え、牛が先頭じゃデコトラで行く意味なくない⁉︎
この牛歩のスピードで萩から富士までどれくらいかかるのさ!
鹿児島の南郷は軽トラ軍団で移動。
軽トラの荷台に人乗せてるようですが、トップの南郷どんは軽トラのフロントの上に座しておわす。
牛歩ではないにせよ、これではやはり飛ばせないですよね。
更に鹿児島から富士まで軽トラって、絶対みんな痔になりそう。
土佐のお竜さん率いる鯨海乙女軍団は横浜のジュリーと同じく船で移動。
ですが、モーター付きのクルーザーだった横浜勢に比べて土佐勢は全て木製の船。
これ、全部モーターついてるよね?手漕ぎじゃないよね?
手漕ぎで高知から富士まで行く気じゃないよね?
大元の武島軍団は徒歩で移動。
ああ、なるほど、京都駅へ向かっているのだな、と思ったのですが、神輿はあるわ牛車もあるわ。
これは電車乗れないな…富士まで歩いて行く気マンマンだな…
と、このように西の武島軍団も負けてませんね!
プロレスの試合は、花道を歩く入場シーンから始まっていると言いますが、西と東の大ゲンカの入場合戦、まずは五分と五分といったところでしょう。
っていうかもうね、移動だけで魅せてくれますよ。
なんですかこの突き抜け感。
他にも、移動シーンのなかった昭和白虎隊の梓鸞丸さん。
命をかける一世一代の賭けとか言って日本刀を出してますが…陰腹でしょ!陰腹斬る気でしょ!
車田マンガにおける定番の、陰腹斬って命を賭けた勝負に臨むというやつでしょ!
仁義が見た九十九里の海に浮かぶ大量の船らしき影。
ジュリー、もしくはお竜さんが富士ではなく九十九里の仁義の元へ来た…はさすがにないだろうな。
となると、シカゴのラトーヤあたりが軍勢を立て直して再度侵略に来るも、人数的に不利な仁義軍団に加勢することになる…というのも難しいか。
まぁおそらくは武島将が帰国してきて、始まりの地、九十九里にて仁義と再会、という流れになるんじゃないかと。
アメリカから帰国するんだから船じゃなくて飛行機で帰国するでしょ普通!
とか思いますが、もうこの「男坂」というマンガ、常識が通用しません。
泳いで戻ってきたと言っても驚きませんよ!
まぁさすがに武島に限ってはそれはないでしょうが。
今回は「男坂 最終章 前編 昭和関ヶ原」第一話「富士決戦場への巻」の感想でした。
いやもう感想というか・・・
感想になってませんね。
面白すぎるわ!
以前に「面白いわけではないけど放っておけないマンガ」的なレビューを書きましたが、やっぱり面白いよ「男坂」!
こんなにツッコめるマンガが今の時代にあるでしょうか。
誰にも真似出来そうにない突き抜け感がたまりませんよ!
いやまぁ、大真面目にこの「男坂」というマンガを楽しんでいる人には、こんなレビューをしてしまってすいませんと謝るしかないですが。
だって楽しすぎるんだもの。
願わくば最終章、最後までダレることなくこの突き抜けたノリを持続してほしいものです。
あ、あと最後に言わせてもらいたいんですけどね。
冒頭の「これまでのあらすじ」の欄に、
「※この作品は、1985年(昭和60年)に連載が始まり、その当時の世界観で描かれています」
とありますが…
当時だってこんな世界観じゃなかったから!
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
最終章、新シリーズでまだ出てきていない春奈ちゃんは果たして出てくるのか、とっても気になっている次回へ続きます!
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