『聖闘士星矢EPISODE.G レクイエム』第34話「真の地獄」感想:お顔や口調から、とってもわかりやすいグリゴリさん。

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あの日から一輝がいかようにして現実へ戻ってきたのかが語られます!

どーも、たけGです。

世界が業火に包まれたあと、生き残った人たちが暮らす島、デスクイーン島。

そこで赤子として転生したアテナを育て鍛えている一輝の存在を感知した神が送り込んだ神兵、グリゴリによってデスクイーン島の火山が噴火をはじめる。

自分の言う通りにしなければ。島の人間たちへ地獄を見せるというグリゴリに対して一輝は言う。

お前に真の地獄を見せてやろう!

荒ぶるフェニックスの小宇宙!

と、言うのが前回まての流れでした!

今回、というか毎回配慮して書こう書こうとは思っていますが、読み返すと全然配慮していませんね…

またネタバレのオンパレードになっているやもしれません。

なので今回も未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!


真の地獄?

人間風情が「神兵」である私に地獄を見せるとは…


笑止!

と言わんばかりに超振動波を放つグリゴリさん。


「神兵」に敗北は許されぬ。

敗北イコール神サマからの粛清、それ即ち「死」!

そのお顔はもはや、初登場時の余裕を一切持ち合わせておりません。

この時点で結果はもう決まってるなぁー。

グリゴリの超振動波で沸騰するマグマが一輝の身体を覆いつくす。

もはや黒炭の状態、屍と化している…はずなのに。

目の前の一輝は死なぬばかりか怪しき眼光を輝かせて立ち尽くしている。


この男、人間ではないのか⁉

グリゴリの目に映る異形の姿となった一輝が、業火のブレスを吐き出した!

炎に包まれるグリゴリさん。


ああ、コイツは人ではない…

神と対極にいる存在…

鬼なのだ…!

黒炭となり、粉々に砕け散りゆくグリゴリの身体。

業火の中に、もはや跡形もなく。


ま、鳳凰幻魔拳っすねぇーーー。

実際に横たわるは、傷など負ってはいないものの生気を失った、虚な表情のグリゴリさん

もはや何を話しても何も耳に届かないであろうグリゴリさんへ一輝が語り掛ける。


聖闘士がすべて死滅した世界で、なぜオレが生きているのか。


なぜ「星座」が1つ戻ってきたのか。


お前の問いに対する答えは、オレにも分からぬ。

あの日、業火で世界が燃やされ始めた時、意志が突如消えた。

気が付いた時に目の前に広がっていたのは「岩」

体が岩と一体化し、何一つ生きるものがいない滅亡した世界で、永遠に続く刻の中で、一人朽ちていく夢をみていた。

決して目覚めぬ夢を。


そこへ、エクスカリバー一閃!

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自分の在るべき地へ還るのだ、一輝。

一輝を神の地から救い出したのはシュラだった!

顔の傷を見る限り、万魔殿と化した聖域での戦いにおいて星矢に助力したシュラと同一人物のようですね。

時空を超え続けるシュラが神々の住まう地まで趣き、一輝をまず救出したというところでしょうか。


オレにも分からぬ言っておきながら、シュラに助けられたことわかってますよね兄さん!

その後、再び気付いた時には光に包まれたもとの世界に戻ってきていた。

そしてその場で神の小宇宙を放つ赤子と出会う。


その赤子こそ、転生した戦神アテナ!

オレはこの子のために戻されたのだ…

守り、育み、教え、

猛き女神、戦神アテナへと導くために。


アテナがいる限り、地上の希望は失われない。

そして、希望の光の元、オレたち聖闘士は必ず集い、奇跡を起こす!

オレたち、と言い切りましたね!

これは瞬や紫龍、氷河ら他の聖闘士たちも今後復活してくる伏線ではないでしょうか。

きっと、そうに違いないと思わずにいられない!

今回は「聖闘士星矢エピソードG レクイエム」第34話の感想でした。

予想はしてたけどグリゴリさん、鳳凰幻魔拳であっという間にやられちゃいましたなぁ。

まぁお顔が見えた時点で長生きししそうにないなぁと思っていましたけども、前回の話のどこかで幻魔拳、くらってたんでしょうねぇ。

かくして神の先兵であったグリゴリさん、ここで退場です。


お疲れ様でした!

さすがザコキラーのフェニックス一輝兄さん。

ジョーカーっぷりは相変わらずです。

そして、これまでのキュプロクス達の言われたように、聖闘士たちは強制的に神の大地の人柱になっていたようですね。

うーーーん、本当に聖闘士たちは人柱にされてんのか。

なんか釈然としないなぁ。

永遠とも言え長い刻の中、考えることもやめようとしていた一輝の前にシュラが駆けつけ、エクスカリバー一閃で一輝を救出することに成功。

これは他の方々もシュラが解放していくということでいいのかな。

1人解放するごとにその人の守護星座も復活するということなんですかねぇ。

まぁ一輝やサオリちゃんの戦いの行方も気になるし、今後の展開も楽しみではあるのですが…


本音を言えば、やっぱりシュラの戦いの方こそ、見ていきたいのです。

エピソードGなんだしねぇ。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

神兵が敗れたことによって神サマ方は次にいかなる手を打ってくるのか、次は一輝も聖衣を纏うような戦いを期待したい次回へ続きます!



コメント

  1. より:

    シュラについては原作でも好きですが、第1部でいずれ教皇の正体を知りながらも彼に従う3人についてそこまでたどり着く過程とか信念の違いを掘り下げてもらってから3人そろってもっと好きになりましたね。
    必殺技のアップデートだけでなくビジュアル的にも第2部最後の神剣を宿した「輝く腕」、黒い角が直接頭部に生える冥闘士姿のアレンジ版「バフォメット」、闇に落ちる過程の中間形態「黄金冥衣」と見せ場ありまくりなのが最高です。

  2. たけG より:

    >響さん
    シュラ、カッコいいですよねぇ。
    エピソードG、実は最初、車田先生との絵柄の違い、特に幼い頃とはいえアイオリアが原作のイメージと違いすぎていたことで、これは違うと思って読むのを一度やめちゃったんですよ。
    だけど、ある時アサシンを読む機会があって読んでみたらシュラがそれはもうカッコよくって。
    最初の頃は拒否反応さえ起こしていた岡田先生の絵柄にも抵抗無くなっていて、その後一気にエピソードGのコミックス買い集めました。
    なのでシュラのカッコよさが僕をエピソードGに引き戻してくれた感じです。

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