ジャスティスマンに何が起こったか。
その回答編ですね。
どーも、たけGです。
囚われになった完璧超人始祖ジャスティスマン。
その理由は擦り替えられてしまったビギニングストーン、そこにおさめられた始祖たちのダンベルにあった!
始祖たちのダンベルは彼らの命そのもの。
それをマグネットパワーで固められてしまい、ジャスティスマンは動きを封じられてしまった。
このまさかの事態にネメシスはどう動く⁉︎
と、いうのが前回のお話しでした。
いやー、毎回毎回驚かされまくりですな、最近のキン肉マン。
今回は流石に、
またまた新たな衝撃の事実が!
なんて事はないですが、ドキドキワクワクは相変わらずです。
と、いうわけで大きなネタバレになるような事はないかな…と思いますが、人によっては読む前に知りたくなかったーなんて事もあるかもしれませんので…
今回もやっぱり未読の方はご注意を!
まず本編を読みましょう!
単行本待ちの方もご注意を!
【週に一度のお楽しみ】WEB『キン肉マン』第454話 は本日更新されました。無料ですので是非ご一読を!!https://t.co/RYGYQeghXV #週プレ #キン肉マン完璧超人始祖編7月月7日からアニメ放送開始 #キン肉マンミュージアムin沼津 #キン肉マン生誕45周年 #みんな大好きキン肉マン— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) June 3, 2024
動きを封じられたまま、カプセルに閉じ込められたジャスティスマンを見てネメシス。
ひとつ聞きたい。
こんな危険極まりない男、動きを封じたならなぜすぐ殺さなかった?
前回の、小宇宙完全燃焼猪突猛進っぷりが嘘のように冷静なネメシスさん。
ジャスティスマンの事を、危険極まりない男、と言っているように、自分がファナティックの立場なら、と冷静に置き換えての質問のようですね。
対してファナティックの回答は、
殺すなんて野蛮な事はしませんよ。
それよりもいい活用法がありますから。
ファナティックのいうジャスティスマン活用法。
それは、今後の新たな時間超人たちを生み出すためのジャスティスサンプル化計画!
ジャスティスマンの体を詳しく解剖し、更に素晴らしい時間超人を生み出す実験台となってもらう!
あの、強者の中の強者とでも言うべきジャスティスマンを、理科の授業のカエルのように解剖しようと言うのかーーー‼︎
あ、余談なんですが、最近の方には信じられないかもですけど、昭和の時代の小中学校の理科の授業では生きたカエルに麻酔をかけて解剖とかしてたんですよ。
僕の通っていた学校ではもうしてなかったのですが、同じ年代でも他の小中学校ではまだしてるとこあったようでした。
当時の児童誌にも普通に載ってたように覚えてるなあ。
自分でやることになってたら、トラウマになっていたこと間違いなしですが…
もしかして、今でもまだやってる学校、ある?
お話に全っっっっったく関係のないお話はこの辺にしておきまして…
ファナティックの回答を聞いてもいたって冷静そのものなネメシスさん。
さらなる時間超人の強化量産のために、ということか…
どうしたネメシス!
前回のあのアツさはどこにいった!
ここは、
誇り高き完璧超人を実験台だとーーー‼︎
とか言ってアツくなるとこじゃないの⁉︎
と、思いたくなりますが、ここはネメシス個人の感傷というより完璧超人という属性としてのポリシーが前面に出ているのかもですね。
負けてしまった完璧超人に価値などない。
敵の奸計に嵌ったとはいえ、負けてしまった以上何をされても文句はない。
といったところからの発言でしょうか。
一方のファナティックは、出会う前からジャスティスマンには目をつけていたかのような言い方です。
ジャスティスマンはきっとここに来る。
そう思ってひたすら待っていた。
予想通りにやってきたジャスティスマンと対話するも、話は決裂。
激昂したジャスティスマンが襲いかかろうとしてきたところで、ポチッとな(ボタンじゃないけど)
石板を置いてあるスペースにマグネットパワーを充填させるとあら不思議、ジャスティスマンの体は徐々に鈍くなっていき、ついには固まってしまった。
ここで気になるポイントは、ファナティックがジャスティスマンのことを以前より知っていて、サグラダファミリアへやってくることを予想して待ち構えていた、というところですね。
これはやはりファナティックとサイコマンの関係によるものでしょうか。
同一人物なのか別人なのか、遺伝子レベルでジャスティスマンのことを知っていたのか、ただ単にジャスティスマンという超人のことを調べ上げてのことなのか。
サイコマンの研究施設であったサグラダファミリアへ、ジャスティスマンがやってくると予想したその真意は?
更に気になるのは、このときのファナティックとジャスティスマンの会話の内容ですね。
あの、ジャスティスマンが拳を握りしめて激昂し、怒りのまま手を振り上げて相手に襲いかかる。
およそジャスティスマンらしからぬ行動。
ファナティックのものの言い方に流石のポーカーフェイスなジャスティスマンもプッツンきたのかもしれませんが…
なんだかしっくりこないと思いませんか?
ジャスティスマンのこれまでの戦いにおいて、アシュラマン戦でも、テリーマン戦でも、キン肉マン史上におけるベストバウトの一画に挙げられそうなサタン様とのドツキ漫才のような戦いにおいても、こんな様子は見られませんでした。
黙れゴミ屑
の時も冷静そのもの。
今の所ファナティックと同一人物なのか不明なサイコマンとのやりとりの場面においても、こんなに昂ったジャスティスマンは見られていません。
なので個人的な考えで言えば、ジャスティスマンが、あえてファナティックに対して仕掛けてみたのでは?とも思います。
ファナティックがサイコマンであるならば、ジャスティスマンがこのような感情にまかせた行動をとるはずがない、ということに気づくはず、みたいな狙いがあるのかも。
その結果、自分の体が固められてしまうことは知っていたのか否か、というところですが、あえて囚われの身となって逆にファナティックを観察しているとか?
考えうるのはファナティック(もしくはサイコマン)とジャスティスマンの騙し合いというところでしょうかね。
まあ本当に捕まってしまっていて、研究されてマシン軍団よろしくジャスティス軍団みたいなものが量産されちゃうかもしれませんが。
この辺は例によって、当たらぬ可能性のある僕の個人的な予想というか妄想みたいなもんなのであまり記憶に留めない方がよろしいかと。
一方で、このジャスティスマンの活用法解説から改装での会話シーンにおけるファナティックの変化の面白いコト面白いコト。
カプセルを抱きしめて、うっとり
愛おしさから、すりすり
ジャスティスに襲い掛かられて、あらまあ
レバーに手を伸ばして、大変大変
固まったジャスティスへ投げキッス、チュッ
まさにヤマトナデシコならぬ、ヤマトニャガニャガ七変化
これだけ表情の変化だけで楽しませてくれる超人も、なかなかいないと思いませんか?
読んでいるこちらとしてはとても楽しいのですが、完璧超人としての冷静さを保っていたネメシスさん、ついに堪忍袋の緒が切れました。
これ以上ない侮辱の数々、もう許せん!
貴様がサイコマンであろうがなかろうが、もはや関係ない!
このオレがここで、成敗してくれる!
首をかき切るジェスチャーを示してからの
覚悟ーーーっ‼︎
猪突猛進飛びかかるネメシスさん。
これですよ!
このピュアに真っ直ぐなとここそネメシスさんですよ!
クールに状況分析してるだなんて似合いませんよサダハルおじちゃん。
フンガー!と両手をあげて襲いかかるネメシスに対し、手四つの姿勢で迎え打つファナティック。
ファナティックの正体がサイコマンなら、握力はかなりのもののはずですが果たして?
手四つで受けてたったファナティックですが、
ここには大事なものがたくさんあります。
闘うならもっといい場所があるんですよ。
と、手四つの姿勢のままネメシスを後ろにあるエレベーターの中へ押していきます。
ここで素直に押されながら、後ろを気にするネメシスの構図が、シュールすぎてとても好き。
手四つの体制のまま登っていくエレベーター。
サグラダファミリアの頂上まで登っていくとそこにはリングが!
このリングはまさに、サイコマンが悪魔騎士プラネットマンと戦ったリングではないですか!
サイコマンはこのリングを“処刑リング”と呼んでましたが、ネメシス、大丈夫でしょうか。
かくしてここに決戦のゴングがなる。
完璧超人ネメシスvs.時間超人ファナティック
その戦いの結果はいかに⁉︎
今回はキン肉マン第454話の感想でした。
いやぁ、ワクワクしますね。
ネメシスvs.ファナティックの一戦!
果たしてどちらが勝つのでしょうか。
見方によっては、ネメシスとグリムリパーという完璧超人無量大数軍の頃からの因縁の戦い。
またはネメシスとサイコマンという、完璧超人のエリートが、始祖に挑む戦いでもありますね。
勝敗予想ですが…
残念だけど正直、ネメシス、厳しいかも。
いや、例によって当たらぬことの多い僕の予想ですからね!
ネメシス派の方々、憤慨しないで!
ネメシスが敗北必至というよりも、
ここでファナティックが負けはしないでしょう
という視点からのネメシスの勝ちは厳しいかなという予想です。
と、いうのもここでネメシスが勝つとそのまま石板回収されてしまってジャスティス解放されちゃいますからね。
そこに至るには、もう少し時間や段階を必要とすると思うんですよ。
ただ、個人的にはネメシスがただ負けるのも見たくないというのが本音でして。
ファナティックは確かに強いけども(パピヨンマン同様、1億パワーあるでしょうし)、ネメシスは最強の完璧超人の一角。
完璧超人始祖編において主人公キン肉マンが最後に戦い、ギリギリ勝利することができた、いわば始祖編におけるもう一人のラスボスみたいなもんです。
マリポーサのように一方的な負け試合になることはないでしょうし、かなりいい勝負をすると思います。
(というか思いたい)
もしかするとファナティックを逆に追い込む可能性だってある。
しかし先に書いたようにここでファナティックが負けてしまうと、なんだか話が盛り上がらなくなる可能性もある。
グリムリパーの時と違って、初戦で負けてはいけない人ですよ。
なので、何らかのトラブルが起こる、もしくは横槍が入って試合が中断してしまう。
または、ネメシスの実力を肌で感じたファナティックが、ここで戦い続けるのは得策でないとネメシスを罠に嵌めて遠ざけてしまう、など。
と、いうわけで個人的な予想としては何らかのトラブルによる引き分け、もしくはファナティックの狡猾な罠にハマっての不本意な負け、というのを考えてしまいますが…
ま、僕の勝手な予想なので外れてネメシス大勝利!
だなんて結果もあるかもですからね!
とりあえず試合の続きを楽しみにしましょう。
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
楽しみにしましょう、と締めましたけども、キン肉マンにテリーマン、ネプチューンマンの状況も気になる次回へ続きます!
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