キン肉マン第471話「勝利必至の最強タッグ‼︎の巻」感想・最強タッグはむしろこちらな予感

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新参者ガストマンは、にくまれそうなニューフェイス

ニキニキもあるよ!

どーも、たけGです。

キン肉マンへ思いを訴える3人目のキン肉マングレート。

当初は懐疑的なキン肉マンだったが、グレートの魂のこもった言葉を聞き、目を見てその思いに嘘がないことを知る。

そしてグレートを信じ、受け入れた!

対する五大刻エクサベーターもキン肉マンの本質を目の当たりにし、タッグマッチの要求を受諾。

エクサベーター、そしてガストマンのコンビは、”インダストリアル・レボリューションズ”

キン肉マンとグレートのコンビは、”マッスル・ブラザーズⅢ”!

注目のタッグマッチがいよいよ始まるのか⁉︎

と、いうのが前回のお話でした。

ワクワクしかないタッグマッチの実現。

しかしここでまさかの(?)展開になっていきます。

その展開、まだ見てないよー!

という方にはネタバレになってしまうことをしこたま書いているかもしれません。

なので今回もやっぱり、未読の方はご注意を!

まず本編を読みましょう!

単行本待ちの方もご注意を!

インダストリアル・レボリューションズ、そしてマッスルブラザーズⅢ

それぞれのチーム名を披露した両チーム。


マッスルブラザーズとは過去の遺物

旧式のお前たちにふさわしい

歴史と由緒あるマッスルブラザーズの名前をいきなりディスりにかかるエクサベーター。

産業革命ズもかなり歴史的なところから持ってきてるので、そこまで最先端ではないと思いますけどね!


フッ…

なんでも過去を否定するのはお前たちのよくないところだ

車田正美先生の作品などでよく見る『フッ…』笑いをキン肉スグルがするとはなかなか貴重なのではないですか⁉︎

今まであったかなぁ、スグルの『フッ…』笑い。

ともあれ今回も良いこと言ってますよスグルさん!


最初の蹴りでわかったのはこの男の実力だけではない

先達であるカメハメやテリーの闘いぶりを十分に研究し、マスクの重みも承知してここに来ている

そんな三台目グレートがこの伝統のチーム名にどんな新しい風を吹き込んでくれるのか

過去から未来へのバージョンアップの期待を込めたⅢ(スリー)のナンバリング!

改めてがっちりと腕を組んでチーム結成の意思確認をするマッスルブラザーズⅢ

しかし時間超人たちは全く意に介さず。


そのバージョンアップとやらを種族として果たしたのが我ら時間超人。

お前たちとは進化の次元が違う!

その力を存分に見せてやろう

そして未来に絶望しろ!

格ゲーのラスボスが登場した時のような威圧的なセリフで迫る時間超人コンビ。

いよいよ謎のグレートを含めた注目のタッグマッチが始まりますね!

これは長い戦いになりそうだ。

オラ、ワクワクしてきたぞ!

と、ワクワクしてるところで次のコマがブラックアウト。

そしてページを送ったらおや?

場面が変わってこの場所は…

ロシアのバトムスキークレーター!

そしてその傍で聳える狼状の岩山、通称”狼の部屋”!

となるとそこにいるのは当然…

クロエに扮したウォーズマンと時間超人ぺシミマンが睨み合っているその姿!

クロエウォーズマンとぺシミマン。

2人が睨み合ったのは、あのネメシスとファナティックが試合する前だったので実に半年近く睨み合ってた計算になりますね。

こんなに長時間、こんな至近距離で見つめあってたらそのうちチューとかしてしまわないでしょうか。

大丈夫だったのでしょうか。

そこへまた懲りずに量産型クロエ、もとい、アンドロイド・サルダートが集団で現れリングを取り囲み銃口をリング上の2人へ向けます。

更にその頭上にはこの研究所の主、コワルスキー長官も登場!


これ以上抵抗するならお前たちを的に全方向から一斉射撃を行うぞ!

見た目は仲間のアンドロイド・サルダートにも関わらずまとめて射殺するぞ!と強気な姿勢の長官。


ニキニキ、仲間のお前ごとやるってよ

薄情なヤツらだな

そうだった、ぺシミマンってニキニキ笑いだった。

ニャガリャーンやザクザクですっかり忘れてたよ。

ニンニキニキニキニシが三蔵〜♪

とかネタにしてたのになあ。

それくらいもう随分昔のことのようにも思いますが、クロエウォーズマンに対してやけにフレンドリーに話しかけてくるぺシミマン。

やっぱりネメシスとファナティックが戦っていた間にチューでもしてたのでしょうか。


よく知っている…

昔からそういう場所だ、ここは…

クロエの仮面の中でウォーズマン、この施設で過ごした日々のこと、カマンダースのことなどを思い出しているのでしょうか。

全員ぶちのめしてから始めても構わんが?というぺシミマンを、オレに任せろと制するウォーズマン。

キリがない、というのも本音でしょうが、忌まわしき過去を過ごした施設であってもこれ以上の被害を出したくないという思いもあるのでしょうか。

ワレワレハ、ウチュウジンダ

とばかりにカタカナで、いやおそらくは機械口調で長官へ訴えるウォーズマン。

コレ以上私ノ同胞ヲ、コイツ二破壊サレルノハ見ル二耐エラレマセン

ココハ私二任セテクダサイ

ウォーズマンの訴えで強気の姿勢から一転、弱気になるコワルスキー長官。

頭を抱え、悩みます。

コワルスキーがヨワルスキーになりました。


予算の都合上、これ以上の被害は出したくない

この話の舞台背景にある時間軸だとおそらく連邦崩壊前夜の頃だと思われるかの国。

大きな国の支援は臨めない状況にもあるのでしょう。

施設やサルダートたちをこれ以上破壊されても、再建しようにも国から補填されないかも知れない。

頭を抱えるヨワルスキー長官。

私の計算ならこの無法者を抑え込める計算が高い

と訴えるクロエウォーズマンに一任することを決断。


代わりにお前の力を!我が国が誇る科学の力を!

その無法者に見せてやれーーーっ!

明らかに他のサルダートとは様子の違うこのクロエウォーズマンに対して全く疑いを持たない長官。

この後で正体がかつて脱走し、自分に一発かましたウォーズマンだと知って、また頭を抱える姿を見てみたいなあ。

あっさりとコワルスキー長官を引き下がらせてしまったウォーズマンに対してぺシミマン。


ニキニキ芸達者なヤツだ。気に入ったぞ。

やっぱりウォーズマンに対してどこかフレンドリーなぺシミマン。

この辺り、最初から相手を見下すだけの態度しかとらない他の五大刻と比べて、なかなか寛容性の高い性格であるなあと思えてしまいます。

なんだかこっちまで親近感まで湧いてきそうです。


お前との一対一の対決に相応しい場所がある

そこに案内しよう

ウォーズマンを連れて駆け出すぺシミマン。

転校してきたばかりで仲良くなった相手に、


オレだけが知ってる秘密基地へお前を連れてってやるぜ!

ついてこいよ!

と、コレまでクラスメイトの誰にも教えたことのない秘密の場所へ連れて行ってるようにも見えて微笑ましいですねえ。


出会いはふとした瞬間 クロエだらけの狼の部屋で

声をかけてくれたね「一緒に帰ろう」♪

ウォーズマンきっと、照れくさそうにクロエマスクで顔を隠しながら

本当はとてもとても嬉しかったのでしょう

二人の秘密の基地の中〜♪


なんの話だ。

ぺシミマン、フレンドリーな話しかけに加えて一対一の対決と断言したのもいいポイントですね。

生みたてホヤホヤのガストマンと戦わせた後で疲労困憊のキン肉マンを倒そうと画策してたエクサの旦那とは大違いだ。

ダダダと横並びに走る2人の絵もまた良いなあ。

これから戦う二人には見えない程にお似合いの二人に見えてきました。

ぺシミマンが案内したのは、大方の予想通りバトムスキー・クレーター。

マグネットパワーが噴き出している円形のクレーターを前にぺシミマン。


神聖なる戦いの場がなぜ”リング”と呼ばれているか、知っているか?

この問いに対してウォーズマン。


いや、語源までは知らん。

おお、ウォーズマンのファイティングコンピューターでも知らない知識!

ですがGoogle先生に質問してみたら即座に答えが返ってきましたよ!

ウォーズマン、早くAI搭載のコンピューターにバージョンアップしましょう!


現在のリングは四角のものだが、古くは闘技場と言えば円形のものが主流だった

ローマのコロッセオにおける闘技場は円形、そしてグレコローマンスタイルのレスリングは今なお円形の試合場で競技が行われている

そういえばベーゴマの試合場(?)も円形だな!


そしてこの謎多きこのクレーターも円形…


まさか!

驚くウォーズマン。

一対一の対決の場に相応しい場所がある、と言われて案内されてきたんだからそんなに驚かんでも。


時間超人のオレたちは知っている!

ここは超古代の超人たちが、技術を競い合った闘技場の名残なのさ!

飛び上がって、噴き出すマグネットパワーを地中へ押し戻すぺシミマン。

超古代の超人たちというとカピラリア怪光線で死滅させられた、あるいは完璧超人始祖たちに粛正だー‼︎された超人さんたちでしょうか。

マグネットパワーを地中にニッキラ〜〜〜ッ‼︎と完全に押し込めた後で、更にニキーーーッ‼︎と別のパワーをその穴へ送り込むぺシミマン。

ニッキラ〜〜〜ッ‼︎は、ニャガリャ〜ン‼︎に匹敵するインパクトですな。

さあこのあとは皆様の予想通り、円形のリングが地中から姿を現しましたよ!

このリングを舞台に、ウォーズマンとぺシミマンの一戦のゴングが鳴るのでしょうか?

今回はキン肉マン第471話の感想でした。

てっきりマッスルブラザーズⅢとインダストリアルレボリューションズのタッグマッチが始まるかとばかり思ってましたが、場面が飛ぶことは予想しませんでしたね。

前回記事の終わりに、「ウォーズマン、臨戦体勢で睨み合ったまま耐用時間過ぎてないか気になってきます」とか書きましたが、ここでこの場面に飛んでくることは全然予想してませんでした。

とりあえず全カードの組み合わせお披露目したところで、順々に試合を進めていくことになるのかな。

ネメシスとファナティックの試合だけ先に行ったのには何か意味があるのかも気になりますね。

まずはタッグマッチのゴング前となった2組。

今回もまたキン肉マンのセリフがいいですね。

前回に続きキン肉マンの成長っぷりを感じさせる内容で、これならキン肉星の大王としての風格も貫禄も充分備わってます。

それでも、新たな強敵が現れたら、ヘタレっぷりも披露しちゃうんだろうなあ。

そこがやっぱりキン肉マンなんだなと思いますが。

そしてまさかの舞台が飛んでイスタンブールではなく、飛んでソ連(現ロシア)

睨み合ったままのウォーズマンとぺシミマンに戻りました。

半年近く睨み合っていたためか、なんだか意気投合しているようにも見られる2人ですが、これはぺシミマンの懐の深さを表しているようにも見えますね。

他の五大刻はファナティックを含めて、のっけから自分たち以外のいわゆる旧式超人たちを見下している風潮があります。

ファナティックが最終的にネメシスを認めたのも試合が終了したあとでしたし。

ところがぺシミマンはアンドロイド・サルダートに扮しているウォーズマンとほんの少しのやり取りをしただけで、やけにフレンドリーに話しかけてます。

本当にウォーズマンの言動を『気に入っている』のが伝わってきますね。

ウォーズマン好きとしてはここは嬉しいところです。

ぺシミマン、初登場時は寡黙で、そしてその少ない言動から五大刻の中では一番排他的な人物ではないかと想像したものですが、今では結構饒舌で、そして他者に対してはかなり寛容的な心の持ち主ではないかと思えるようになりました。

現時点では五大刻の中で1番好きになれそうな気さえしてきてます。

さて、そんないい雰囲気のまま試合が始まりそうな2人ですが気になるのはやっぱり、

ウォーズマンはクロエ、アンドロイド・サルダートの姿のまま戦うのかどうかというところですね。

Ⅱ世のクロエに繋がる姿のまま戦う姿も見てみたいですが、ウォーズマン好きとしてはやっぱり、ウォーズマンの姿で戦ってほしい気持ちも強いですが果たして。

今回はこの辺で。

いつかまたここで会いましょう。

さあ、ウォーズマンとぺシミマンの注目の一戦が開始!なタイミングでまたブラックアウトし、テリーマンが戦ってる場面に飛ぶんじゃないかとかもまた思ってしまう次回へ続きます!













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