やり切りましたよモーション操作の「ゼルダの伝説」!その感想。
どーも、たけGです。
⚫︎「ゼルダの伝説スカイウォードソードHD」どのように遊んで、クリアしたのか。
クリアしました!
Switch「ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD」

購入してからのファーストインプレッションを投稿したのが、8月か…
そう考えるとクリアまで要したのは、およそ3ヶ月といったところ。
ここ数年の僕にしては早くクリアできたゲームになるかな。
「ブレス オブ ザ ワイルド」なんて2年ぐらいかかったもの。
1つは他のゲームにあまり浮気せずに集中して取り組んだこともありますねぇ。
と、言うのも今作は全行程においてテレビモードで遊んだことも、集中できた一因にあるかもしれません。
最初のうちにテーブルモードで一回遊んだのみで、後は全てテレビモードで遊びました。
携帯モードでは一切遊んでいません。
なぜにテレビモードにこだわって遊んだかと言えば、それはやはりこのゲームの特徴であるモーション操作にこそあり。
今作は元々はWiiで発売されたタイトルのHDリマスター版。
Wii専売で発売されていたために、Wiiリモコンを用いたモーション操作を前提に作られているゲームだったわけで、このHDリマスター版でもJOYコン2本を用いたモーション操作を楽しめるようになっています。
ただ、Switchというハードは、プレイスタイルによってその操作方法が様々に変化します。
JOYコンを装着して遊ぶ携帯モードでは、モーション操作はできないし、その携帯モードに特化したNintendo Switchライトというハードもあるわけで。
そんな様々なプレイスタイルに合わせて、今作にはWii版には存在しなかったボタンオンリーの操作法も用意されています。
携帯モードやライトで遊びやすいようにチューニングされたモードですが、実際に遊ぶのならこのボタンオンリー操作の方がやりやすいのでは…とも思いました。
JOYコンを2本持って身構えなければいけないモーション操作と違って、寝転がってのプレイもできるわけですからね。
ですが、前述のように元々はWii専用のモーション操作前提で開発されたこのゲーム。
このゲームの本質はやはりモーション操作で遊んでこそ見えてくるのではないか?
そう思ったのです。
Wiiは持っていなかったので知る由もないですが、モーション操作オンリーの大作アクションゲームを長く遊ぶと非常に疲れるという話も聞いたことがあります。
腕が痛くなるとか、肩が上がらなくなるとか。
今年50の大台に乗ったこのワタクシ。
毎年の健康診断で運動不足を毎回指摘されているこの老体で、どこまで遊べるかはわからないけども。
限界を感じたらボタン操作に切り替えればいいさ!プレイ途中で簡単に切り替えられるらしいし。
そんな思いでプレイをスタートしました。
⚫︎モーション操作に挑んだ日々
モーション操作となると画面に向かって剣を振り、盾を構え、様々な操作を行う。
一回だけ、Switch本体をテーブルの上に置いてのテーブルモードで遊んでみましたが、JOYコンを振り回す以上少し距離を置かないとテーブルに手が当たるし、下手したらSwitch本体に当たってしまう。
しかも距離を取ったらまぁ見にくいしやりづらいし。
なので常にテレビモードで遊ぶことになったわけです。
モーション操作で遊ぶ以上、大画面でのプレイは必須ですね。
当時はまだ元気だった奥さんが寝室に入って寝た後でいつも遊んでました。
1日1〜2時間のプレイが基本でしたね。
休日前はもう少し出来たかな?
ファーストインプレッションの記事でも書いていますが、どうしてもモーション操作で行き詰まるようなことや疲れが激しい時にはボタン操作に切り替えて遊ぼうとも思っていたのですが…
最後までモーション操作でやり切りましたよ!
これは自分で自分を褒めてあげたい。
ただやっぱり、モーション操作は時に思うようにならずにイライラすることも多かったです。
ちょくちょくYボタンでセンサーを中心に持っていかなければならなかったし、激しいアクション中にセンサー位置がズレてる!って気づいて慌てることも多かったし。
寝る前のプレイなのにシャワーを浴びなければならないほどの汗をかいていたこともあったし、翌日筋肉痛になることも多かったですしね。
雑魚モンスターの中にも縦斬りや横斬りや突きを使い分けなければならないヤツもいて、シリーズ中一番ザコ相手に苦戦するゲームかもしれません。
ですが一方で慣れると楽しさや爽快感が勝ることも多くなっていきました。
右手のJOYコンをサッと振れば剣を抜刀。
縦に降れば縦斬り、横に降れば横斬り。
前へ突き出せば同じように突きの動作。
左手のJOYコンを前に出せば盾で防御、相手の攻撃のタイミングに合わせて左手を突き出せば、その攻撃を盾で弾くこともできます。
リンクを操作することで、非常に一体感を得られるんですね。
戦闘においては非常に楽しかったと言えるモーション操作でした。
相手も防御の姿勢をとってくるもんだから、それに合わせた攻撃を選択しないと弾かれて手痛い反撃を食らいます。
なので適当にJOYコンを振り回すだけでは正直、ボコブリンにさえ勝てないのですよ。
相手の動作や姿勢を見極めながら攻撃する必要があるのですが、そのタイミングやテンポはそこまでシビアではなく、しっかり目視で確認してから攻撃できる余裕はあります。
これがめちゃめちゃシビアだったらおそらく挫けていたでしょうけども、この絶妙の間のおかげでバトルが非常に楽しくなっているんですよねぇ。
ただこのゲーム、バトルのみならずあらゆる場面でモーション操作を求められるのがちょっと。
まぁ元々がリモコン&ヌンチャク型のコントローラーが標準装備のWii専用で作られたゲームだから仕方ないのですけど。
その全てが楽しかったかと問われれば、流石にそれは否です。
挫けそうになったことは数知れず。
特に、ロフトバードに乗っての空中での飛行操作、そしてゲーム途中で可能になる、水に潜っての水中での操作はかなり厳しいものがありました。
いわゆる360度での操作になるのですが、これをJOYコンのモーション操作で行うのがとても難しい。
思うように進んでくれません。
ゲームを進めるとロフトバードのスピンアタック習得のイベントが起こるのですが、制限時間内に標的をスピンアタックで砕くと言うその内容が超難しくて。

360度操作中にスピンアタックで的に当てる行為が難しくて難しくて。
何度も何度も、汗をかきながらやり直しましたよ。

このイベントをクリアしないと先へ進めないから。
また、水中操作でオトダマ集めのイベントがあったのですが、これがまたまた難しくてですね。

思ったように進まない水中操作に心が折れそうになりながらトライ&エラーを繰り返しました。

何度、ボタンオンリー操作に切り替えようと思ったことか。
他にもビートルと呼ばれるアイテムの操作も360度で行わなければならなかったのでキツかったですねぇ。

また、網を使った虫捕りもまた面倒臭くて。
もちろんこれもモーション操作。
いちいちアミを降らなければ捕まえきれないし、虫捕りぐらいボタン一発で捕まえさせてくれよ、とこれまた何度も思ったものです。
確かに剣戟についてはJOYコンでの体感プレイが楽しく感じられましたが、全ての場面においてモーション操作を求められるのはちょっと難点でしたねえ。
剣や盾、弓矢などのバトルでのモーション操作は○。
空中や水中、海上などでの移動操作についてはX。
虫取りなどのサブ的操作に関しては△
今作 Switch版はモーション操作と、ボタンオンリー操作の2種類から選択できる形になっていますが、それをカスタマイズして使い分けできるようになれば尚良かったかもですね。
プレイ中に切り替えることは出来ますが、その都度その都度でオプション変更するのは煩わしいと思いますから。
⚫︎謎解き、そして世界観。
謎解きに関してはシリーズ伝統の、アイテムを入手することで行ける範囲が広がっていくゼルダスタイルの真骨頂。
Wii版「スカイウォードソード」の次回作にあたる「ブレス オブ ザ ワイルド」で大きくスタイルが変わったので、今作が「時のオカリナ」から続く3Dゼルダの最終到達点にして完成形なのかもしれません。
魔法のツボや、ムチなどはモーション操作に合わせて考えられているアイテムで、使っていてなかなかに楽しかったです。
シリーズお馴染みのフックショットやパチンコの使い方も良かった。
一方で、先に書いたビートルという遠隔操作の新アイテム(いわゆるドローンのようなもの)は360度の操作を求められるので扱いづらくイライラさせられましたが。
虫取りのアミはただ面倒臭い。
水彩画調の世界は綺麗なのですが、冒険するフィールドが森、砂漠、火山と3つしかなく、それらをシナリオを進めるごとに行き来するだけなので世界の広がりを感じられないのはちょっと残念でした。
「ブレス オブ ザ ワイルド」で広大な世界を駆け巡ったあとなので尚更そう思うのかもしれませんけどね。
あと謎解きというわけではないですが、ゲームを進めていくと様々な試練をこなしていかなければならないのですが(先に書いたオトダマ集めもそのうちの1つ)、とにかく苦手だったのが“サイレン”と呼ばれる試練。

剣やアイテムを何も持たず、戦闘が出来ない状態で挑まなければいけない、まさに試練の名に相応しいクリア必須のイベント。
しずくと呼ばれるアイテムを15個、集めないといけないのですが、そのフィールド各所に配置されている守護者に見つかり、攻撃を受けるとアウトで最初からスタートし直しになるのです。
このサイレン中の雰囲気や音楽も相待って、気持ちをすごい焦らせられるんですよ。
しずくを13個か14個集めた後で失敗して、最初からやり直しになったこともありましたよ。
監視者が嫌な位置を巡回してるんですよね。
何度リトライしたことか。
3つのサイレン全てクリアした後で、これで全部終わっただろうとか思っていたら、最後の最後にまたまたサイレンに挑まなければいけないと知った時には心が折れそうになりましたねぇ。
このゲーム、本当に面白くてもう一度最初から遊びたい気持ちはあるのですが、サイレンをまたやらなければいけないと考えるとその気持ちが萎えてしまいます。
このサイレンについては戦闘なしのイベントで走り回るジャンプするといった基本操作のみ、モーション操作もボタン操作も関係ない。
だからボタン操作オンリーの携帯モードで遊び直そうみたいな気持ちに挫けさせるのが、このサイレンです。
サイレンだけはもう2度としたくない、それぐらいの苦手意識が出来ちゃいました。
⚫︎その物語について。
物語についても語っておきましょう。
今作の物語はとても良いです。
シリーズ中一番、物語を楽しめたといっても過言ではありません。
(その後に遊んだ「ティアーズ オブ ザ キングダム」が超えてきますが。
ファーストインプレッションの時にも書きましたが、学園生活というおよそゼルダの伝説らしからぬ幕開けでスタートする今作。
最初は違和感が勝っていましたが、そのうちにどっぷりとこの世界にハマっていきました。
1人1人のキャラクターが本当に魅力的で、敵も味方も愛らしい。
1つに表情がすごい豊かなんですね。


喜怒哀楽の表情が非常に丁寧に描かれていて。


中でも主人公のリンクが一番顕著です。


まぁ、常に見る顔なんだから他のキャラと比べて突出しているのは当たり前なんだけど。
シリーズ伝統の、黙して語らず、無口を通し続けるリンクさん。
しかし、その表情がとても豊かでリンクの心の内がプレイヤーによく伝わってきます。
ゼルダと話す時のほっこりとする楽しげなリンクさん。
ギラヒムと相対し、抑えきれぬ怒りを露わにするリンクさん。
他にも喜ぶ、焦る、落ち込む、悲しむ、様々な表情のリンクさんを見ることができます。

目は口ほどに物を言うと言いますか、本当に眼力だけでリンクの気持ちが伝わってくるかのようです。
他のキャラたちも愛すべき人たちばかり。
何度も戦うことになるライバル的な敵キャラのギラヒムも本当にいい味出してます。

ゼルダの伝説の敵キャラでユニークな奴は多かったけども、ここまで喜怒哀楽の変化を見せながら対峙した敵キャラはいなかったんじゃないだろうか。

戦闘になるとかなり苦戦させられますけどね。
モーション操作の斬り方をしっかりと使い分ける必要がある敵で、正直言ってギラヒムとのラストバトルの方がその後のラスボスとの戦いよりも苦労させられたように思います。
戦闘では憎たらしい、イベントでは愛らしい敵キャラでした。
味方側のバドというキャラも良かった。
最初はいわゆるジャイアンのようなガキ大将キャラで、リンクに対して嫌がらせをしてくるような嫌な奴だったんですが、物語を進めるごとに彼は化けていきます。
それがすっごいカッコいい奴になるんだ。
まさに劇場版でのジャイアンみたいで。

今作のMVPを送るなら、間違いなくバドです。
ナビゲーター役のファイもまた良かった。
マスターソードの中に宿り、喋らぬリンクに変わって物語を紡いでくれる精霊ファイ。

様々な場面で剣の中から出てきてくれて、様々な助言をしてくれる、まさに相棒
リンクにとってなくてはならない存在で、その言葉にとても助けられました。
時々やらかしてもくれますが。
特にラネール砂海での造船所では殺意を覚えましたけどね。
まぁそんなところもご愛嬌。
最後のイベントは必見です。

後、メインのシナリオではなくサブイベントをクリアしていくことで“感謝の気持ち”を集めていく流れがあります。
様々な人たちの困りごとを解決していくことで集まっていく、感謝の気持ちというアイテム。
このアイテムを集めることで様々な特典を得ることができるのですが、感謝の気持ちをゲットする時には必ず、それぞれの人たちからアイテムではない感謝の気持ち、「ありがとう」を伝えられます。
この「ありがとう」という当たり前の言葉。
ですがそれぞれの「ありがとう」がどれだけ温かいことか。
この「ありがとう」はまさに今作の一つのテーマであるとも言えます。

そして最後にヒロイン、ゼルダちゃん。

今作のゼルダ姫は本当に良かったです。
今作におけるゼルダはお姫様ではなく、普通の女の子で主人公リンクの幼馴染。
ファーストインプレッションでも書きましたが、これが本当に可愛くって。
しかしそこはやっぱり「ゼルダの伝説」
王家ではない普通の家庭で生まれたゼルダちゃんでも重い運命を背負っており、リンクとはすぐに離れ離れに。
物語の根幹はいつもと同じ。
滅亡の危機が迫る世界の中で、世界の命運を握るゼルダを助ける勇者リンクの物語。
ですが、幼馴染という設定だからか、ゼルダの可愛さがそうさせるのか、早く助けたいという気持ちがシリーズ中一番強かったように思います。
後一歩というところで手が届かなかった時の悲しみも一番強かったかな。
今作「スカイウォードソード」はゼルダの伝説はじまりの物語。
リンクとゼルダの、時代を超えての運命や因縁がここから始まっていったと考えるとなかなか感慨深いものがあります。
シリーズ最新作「ティアーズ オブ ザ キングダム」では、空が舞台ということもあって、今作との繋がりがあるのではないかとも思いましたが…
ティアキンを遊んだ後での感想を言えば、直接的に明確な繋がりは見られませんでした。
でも、これはそうなんじゃないか?とも思えるようなシチュエーションもいくつか散見出来ました。
今にして思えば、「ブレス オブ ザ ワイルド」でのイベントにおいてゼルダ姫が語りかける、マスターソードの中の“貴女”とは、今作のファイのことだったのかも⁉︎と思っちゃいましたよ。
⚫︎今回のまとめ
今回は「ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD」をクリアしてからの感想でした。
原点であるWii版未プレイなもので、Wii版が元々目指していたモーション操作による「ゼルダの伝説」を堪能したく、モーション操作オンリーで進めてみたわけですが、操作面とシステム面につしいては一長一短というところでしょうか。
あの当時のWiiやDSのソフトでよく言われていた、そのハード独特の操作方法に全てを無理やりはめ込んだように見られるものもいくつかあり、今作のモーション操作についても同様に感じる難点がいくつかありました。
ただ、そのモーション操作のメインだと思われる剣を振ってのアクションは非常によく出来ているので、ボタン操作オンリーで遊んでいる方にも一度はその楽しさを味わってほしいところです。
一方で、物語は本当に良かったです。
基本はいつもの、お姫様を助けて世界を救う勇者の物語なのですが、キャラクターたちの描写がとてもよく、物語に没頭することができました。
最後の最後はとても清々しく終えることが出来ましたし、もう一度最初からこの物語を堪能したい、全てわかった上で色々な伏線を最初から読み解いていきたい。
そう思える素敵な物語だったと断言できます。
ただ…
サイレンがあるから、もう一度遊んでみようという気になれないんだなぁ。
一度クリアしたら、サイレンのみすっ飛ばせるモードをつけてもらえませんかね?
DLCという形で出されても買っちゃいますよ!
今回はこの辺で。
いつかまたここで会いましょう。
素敵な物語と登場人物たちに、とても楽しい時間を提供してくださったスタッフの皆様に心を込めて。
ありがとう。



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